Music TO GO!

2008年01月19日

Dynaudio サファイア試聴会

今日はレフィーネ&アネーロで行われたDynaudioの30周年記念モデル、サファイアの試聴会に行ってきました。
システムはCHORDの例のレッドリファレンスをはじめとしたフルシステムとアナログプレーヤーです。またDATもレベルを見るためとテープ音源のために用意されています。

sapphire1.jpg

試聴会は小林貢氏を招いて氏の進行で行われました。内容はとてもおもしろく、録音におけるダイナミックレンジの使い方をよい例や悪い例を交えて実際に聴いていきます。
オーディオの試聴ではジャズやクラシックが多いわけですが、ポップなどの録音では想定される再生機材の品質があまりよくないのでローカットフィルターなどを使ってわざと超低域を削って歪んだりしないように押さえ、さらに少し上の領域を増やして低域があるように見せてしまうものも多いとのこと。またダイナミックレンジの圧縮も行い、パワーのない機器でも十分に音が出ているように見せます。
こうしたトリックを使わない良録音は、一聴してややレベルが低くさえないように聴こえますが、高性能のHiFi機器を使えばより再現性が高く領域の広い再生ができるというわけです。

他にも「重低音」は本当に重いのか?録音方式による音の違いは?など、氏の秘蔵盤を交えて盛りだくさんの聴き比べをしながらの濃い2時間でした。良録音というのが単にクリアに細かく聴こえるというだけではなく、良い機器の性能をより良く発揮できるのが良録音だということですね。
サファイアの試聴会というよりは小林貢氏のオーディオ講座でしたが、とても勉強になりました。
まあサファイアもそうしたHiFi機器のための良録音を十分に再生できる性能がある、という紹介のしかたなわけです(^^

氏の録音したこれらの録音はこちらのジャズ系のCDです。試聴用に機材の性能を引き出すにはいいかもしれません。

http://www.nakamichi.co.jp/audio/wccd.htm

これ、どこかでみたと思ったら先日のハイエンドヘッドホンショウに記念品としてもらったものですね。ユキムさんつながりのようです。

それでサファイアに戻りますが、30周年モデルと言ってもわたしの25周年モデルとは大きさも価格も随分違いますし、また音の傾向も違うようです。25周年モデルは音的にDyaudioの特徴を持ちつつもややDyaudioの標準から外れているようにも思いますが、これはシリーズでない一品ものなのでちょっと実験的に製作したんではないかと思ってました。25周年モデルはDynaudio的な音像の明確さもありますが、それより完結されたスケール感と音色の良さを兼ね備えているところが特徴的ですが、この30周年モデルはもっとリファレンス的に固有の色が少なく性能を高く設定したように思います。そのせいかCHORDの音の個性の方がはっきりと感じられたように思えました。

会場では黒川さんにもお会いしました。なかなか活発に足を運ばれていますね!
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