Music TO GO!

2016年10月11日

AK70のUSBオーディオ出力機能とDAC内蔵アンプいろいろ

AK70のUSBオーディオ出力機能を使っていろいろなDAC内蔵ポータブルアンプ(?)と組み合わせてみました。

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Chord Mojo (USB Micro)
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一番スタンダードというか、推奨的な組み合わせ。両方ともコンパクトで持ち出しやすいし、音質的にも期待できます。少し熱くなりやすいですが、大きな接続問題は起きないように思います。
前はあやしいUSB OTGケーブルを使ってましたが、フルテック(ADL)のOTGに変えたところ、ハイグレードな音を楽しめるようになりました。特に良音源のときにさすがパルスアレイDACというAK70単体よりも高度な音質再生を楽しめます。


Chord Hugo (USB Micro)
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USBにはSD(44まで)とHD(ハイレゾ)の二つの端子がありますが、HDのときにはクラス違いの「別物」と思わせるようなハイグレード再生を聴かせてくれます。AK70(および300シリーズの)最新ファームを適用することで正常に鳴らすことができます。音の微細なテクスチャがよくわかるという感じです。

ALO Continental Dual Mono (USB micro)
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CDMの音はやはり別物感があると同時に真空管っぽくて個性的です。鮮烈でかつ分厚く、躍動的でかつ滑らかという感じ。ちょっと熱くなるのがなんではありますが。
AK70/300シリーズのUSB out機能を使うにはCDMはミックスウェーブさんのカスタマイズサービスを適用する必要があります。

iQube V5 (USB Mini)
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これは個人的にかなりはまった組み合わせ。V5ではDACもアンプも再設計されて刷新されたおかげで、これも「別物」的な音世界を聴かせてくれます。やや大きいのですが、まあ許容範囲かと。個人的にはお勧め。

iFI Micro iDSD (USB Aソケット)
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これも別もの。IEmatchも効いて音に深みが出る。Xbassとか機能もあって好みの味付けができるのも良いけど、すべてオフの状態でDACが良質と思う。歪みの少なさ純粋さワイドレンジ感などDAC IC外の回路の出来が良いという気がする。ここはさすがトルステンで手は抜いてません。ただ縦に長いのがちょっとバッグに収まりにくいです。

Aurender Flow (USB Micro)
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Flow側でOTGと認識して動作します。Flowは操作ボタンもあるのですが、このFlow側の操作ボタンも生きているというか、連動してAK70の操作ができると言うことが分かりました。つまりAK70ではオーディオ信号だけでなく、HIDクラス(操作コマンド)信号も理解しているということです。さすがに据え置きアンプ品質で、特に音の広がり感がすごいですね。
ちょっと重いですが、AK70側で内蔵ハードディスクも認識してくれれば意外と使える組み合わせとなるかもしれません。

AD1866 (USB Mini)
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当時は珍しかったデジタル入力専用のポータブルアンプで、Bluetoothが使えるのが斬新でした。音もなかなか優れていて、マルチビットDACのAD1866を使った滑らかな音再現を楽しめます。
アンプ部分もなかなか良いのですが、USB入力では少しノイズが乗ります(アンプ側のなにかのシールド問題だと思います)。

Companion one (特殊USB Micro)
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これは世界初のDLNA(uPnP)対応ポータブルアンプですが、USBも対応します。実はこれだてに大きいだけでなく音もなかなか優れたアンプです。
ただこれは普通のUSBマイクロに見えますが、実は特殊で添付の専用OTGケーブルでないと使えません。普通のマイクロが付けられないように彫り込みされています。フルテックなどの高品質ケーブルが使えないのでそこが難ですね。

Govibe mini (USB Mini)
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ちょっとクラシックの領域に入りますが、きちんと使えます。元気のあるパワフルなGoVibeサウンドを楽しませてくれます。
古いけれども、音的な面白さはいまでも通用しそうです。

Astell & Kern AK380 (USB Micro)
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ネタと言われるとネタなのですが、けっこう良い音します。AK380はネイティブ再生できる範囲も広いのでUSB DACとしてもきちんと活用できるということですね。

しかし以前はDAC内蔵アンプとDAPをつなぐには光しかなかったのですが、USBでつなげられるということが意外な組み合わせも可能なように思います。
iBass D100とかHeadroom MiniとかPorta Tubeとかもそのうち試してみたいですね。
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2016年10月07日

JH AudioとAstell & Kernの新コラボIEM、Michelle登場

JH AudioとAstell & Kernの新コラボIEMであるユニバーサルIEMにMichelleが登場しました。

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低域、中域、高域にドライバーが一つずつで3Way構成です。日本での発売日、価格は未定ですが、参考価格としてはUS$499ということですのでかなりお手軽な価格です。この価格で2.5mmバランスケーブルも付属しています。ケーブルはMoon Audio製ですが、他のSirenシリーズモデルのような4ピンの低域調整機構はなくて、2ピン端子です。

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3Dプリンタでのシェルデザインで、優れた装着感を実現し、JH AudioならではのFreq Pahseも採用されています。名称はガンズの"My Michelle"です。

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実はおととい記事に書いたHeadFiのCanJamのビデオにも15:20に登場していますので動画で見たい方は下記のリンクをクリックしてください。(15:20から始まります)
https://youtu.be/6i87LEnC1O8?t=917
なおJH AudioではJH16v2も発表されています。
posted by ささき at 11:02 | TrackBack(0) | __→ JH13, JH16 カスタムIEM | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年10月05日

HeadfiのCanJam RMAF開催

今週末にデンバーでRMAFと一緒にHeadFiのCanJamが開催されます。そこでいつものJudeのプレビュービデオが公開されています。
http://www.head-fi.org/t/820223/2016-canjam-rmaf-october-7-9-2016-the-exhibitor-list/120#post_12909572
今回は親切な人がタイムラインを書いてますので#124記事を参照してみてください。
今回はMoon AudioのDrewさんを始めとしてゲストも登場しています。個人的には36:04の製品版のLiquid Spark(Cavalliのポータブル)がかっこよくなったのに驚きました。

ちょっと思うのはまだトレンドになりきってないかもしれませんが、欧米ではマルチビットDACの復活の動きが少し見えることです。R2Rのディスクリートというパターンも増えてきたように思います。
DSDネイティブ方式は少し当たり前になってきましたが、マルチビットDACはいわば「PCMネイティブ方式」と言い直すこともできます(DSDネイティブ方式がDSDをPCM変換しないのと同じように、マルチビットDACではPCMを1bit化しないから)。するとこれもまたふるきを訪ねてなんとやら、と言えるのかもしれませんね。
posted by ささき at 21:22 | TrackBack(0) | ○ オーディオショウ・試聴会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年10月03日

東京インターナショナル・オーディオショウ2016に思うこと

週末は東京インターナショナル・オーディオショウを見てきました。
今回はRoon関連がどう展開されているかということを見てきました。海外のショウだとRoonReadyが合言葉のようになっていますが、さて日本では、というわけです。

まずネットワークボード対応でRoonReadyを表明しているMytekのManhattan2 DACですが、こちらはまだボードがないようで、MQA関連のデモをしていました。こちらはまたそのうちですね。
写真 2016-10-01 14 56 46[1].jpg

またdCSからはRoonReadyでもある"Network Bridge"という名の文字通りブリッジ製品が展示されていました。ただ参考展示という感じではあります。たいていブリッジ製品は中身はコンピュータですが、これもいかにもLinuxパソコンに金属筐体をかぶせた感じの箱型筐体です。ちなみにこれはdCS初のアルミ削り出し一体成型の採用だそうです。
写真 2016-10-01 12 27 33[1].jpg  写真 2016-10-01 12 28 06[1].jpg

最後はゼファンブースで見付けたオーディオアルケミーのDMP1ミュージックプレーヤー(左)です。右はシステムの電源ユニットです。
これはRoonReadyでもありPCから見るとI2SとUSBアウトプットが見えてます。これも未知数ではありますが、いろいろと面白そうなポイントがあります。
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こう見てみるとRoonReady製品はあるんですけど、海外みたいにどーんと主張しないで、そっと置いてあるという感じです。
国内サポートとか日本語という問題はありますが、まだまだ日本では浸透度は低いし、要求=知名度もまだまだですね。Roonはこれまで記事には書いたように単なる音楽再生ソフトではなく、システムのインフラとなりえるものなので、そのインパクトは周知していくと良いなと思います。場合によってはMQAよりも販促的な効果も高いかなと思えます。

次に今回興味があったのはLINNのKatalystです。こちらはLINN Katalystの新基盤。
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新旧比較のデモを聴いてみるとたしかにKatalystの方が明瞭感が高いので効果はあると思います。ただKatalystがNumerik->CD12->DSと言った大きな変化の第4世代にふさわしいアーキテクチャの大きな変化か、という疑問はあって(Exaktが第4世代というなら分かりやすいのですが)、そこはLINNの人にいちおう話も聴いたんですがあまり納得はできませんでした。
Numerikというと私も持ってますが、初めてクロックのマスタースレイブ方式を取り入れたDACですし、CD12は当時最強のCDプレーヤー、そしてDSはすべてのネットワークオーディオの母、というような大きなジャンプが、Katalystのようにちょっとしたボードのアップグレードで変えられるようなものか、というところです。
ただ話を聴いてると、今回DACチップがLINN伝統のバーブラウンからAKMになったことでできることが増えて(あるいはそのためにAKMに変えて)、それがKatalystのキーになってるという気はします。

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しかしこの件で再びLINN Numerikの当時書いた記事を読み返してみると、「クロックのマスタースレイブ方式の利点はより精度の高いDACのクロックを利用できると説明されることもありますが、実はもっと本質的な問題があります。それは精度というよりもむしろ、DACとトランスポートで同一のクロック(タイミング)を保証できるということです。」と書いてますが、これはいまになるとネットワークに拡張されてRAATなんかでRoonにも通じるところです。歳月が過ぎてもつまるところオーディオの基本は同じところという感じでしょうか。基本(送り手と受け手で同じタイミングを確保する)は同じでも、オーディオの情報を運ぶものが時代によって変わる(SPDIF->ネットワーク)ということですね。
記事では「この辺は古きをたずねて新しきを知る、というのにも通じるかもしれません。」と書きましたが、まさにその通り。昔の記事をたまに読み返すとおもしろい。
posted by ささき at 23:44 | TrackBack(0) | ○ オーディオショウ・試聴会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年10月02日

Roonのマニュアル公開

Roonの欠点としてドキュメンテーションが少ないということが当初から指摘されていました。私もほとんどの情報はフォーラムに書かれたRoonの中の人の書き込みを見ながらこのブログの記事を書いてきたのですが、今年の初めころにはRoonの構成(Control,Core,Outputs)などもきちんと書かれるようになってきました。
そしてRoonのマニュアル(ユーザーガイド)も公開されました。下記リンクです。
https://kb.roonlabs.com/Roon_User_Guide

前からあった情報を再構成しているという感もありますが、ユーザーガイドとしてまとめられたというのはわかりやすくてよいと思います。
posted by ささき at 20:29 | TrackBack(0) | __→ PCオーディオ・ソフト編 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年10月01日

USBオーディオデバイスクラス3.0発表

USBオーディオデバイスクラス3.0が発表されました。下記PDFリンクがUSB.orgのプレスリリースです。
http://www.usb.org/press/USB-IF_Press_Releases/USB_Audio_Specification_USB-IF_September_2016_FINAL.pdf
こちら日本語記事です。
http://www.businesswire.jp/news/jp/20160930005473/ja

USB Audio over USB Type-Cを基本的な接続方式と定めています。
下記にUSB Audio over USB Type-Cについての記事があります。
http://www.anandtech.com/show/10719/usbif-publishes-audio-over-usb-typec-specifications
これは前に下記記事で書いたポスト3.5mmヘッドフォン規格のことでこれが正式なものになったようです。
http://vaiopocket.seesaa.net/article/437810699.html
これでUSB C普及に加速がかかることでしょうね。
posted by ささき at 16:41 | TrackBack(0) | ○ オーディオショウ・試聴会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年09月22日

Radical Action To Unseat The Hold Of Monkey Mind - King Crimson

すいません、またDVD付きCD3枚組ボックスセットとかいうトラップに引っかかってしまいました。
というわけで言い訳を書くんですが、これまずロックのライブものにしては音がいいんです。それとライブにつきものの観客の騒音を消していて、あたかもスタジオアルバムっぽく聴くことができるのが面白いところです。またあまりフリップ先生がやりたがらなかったRED以外の初期ナンバーも宮殿含めて多数入っているのもポイントです。
そういう意味でいうと、今風にちょいアレンジされたクリムゾン・リサージェンス的な新録音アルバムっぽくも聴けます。ただアネクドテンみたいにビンテージメロトロンまで使うようなサービスはさすがになくてシンセで代用してます。70年代ナンバーやるための21 Century Schizoid bandがちょっと気が抜けた感じでもあったのでやはりまあ正統派という感じで楽しめます。
クリムゾンというと最近ライブで40年ぶりに(フリップ先生に封印されたと思われていた)サーカスとかリザードをライブで演ったというのでニュースにまでなりました。デビットボウイのカバーもやっているようで、最近のロックレジェンドの急逝に触れてやはりいろいろと心境の変化というやつでしょうか。

演奏自体はトリプルドラムが印象的な通りにヘビーなもので、ここでは単にうるさいロックではなく、緊張感があってかっこいいというオールドロックの真髄を聴かせてくれます。太陽と旋律からの盛り上がりのパターンも相変わらずいいですね。CD3クラシックだけではなく、CD1もCD2もなかなかよいのでけっこう通して聴けます。買ったのはほとんど発売直後ですが、いまではポータブルアンプのロックリファレンスアルバムみたいになってます。
ただ観客の「ノイズ」がないのは賛否あって、ライブならではというところで盛り上がりの拍手とか声がないとかえって気抜けしたライブみたいな違和感があることもありますね。

radicalaction-roon.png

ちなみにRoonだときちんと3CDとして分類表示がなされていました。さすがにアルバムコメントはないですね。アーティストコメントに関してもこの前のDhafer Jossefみたいなアーティストはともかく、こういうメジャーアーティストだと「俺の方が知ってるよ」と言いたい人も多いと思いますので、まああってもなくてもという気もします。

あとCD3枚のほかにDVDもしくはブルーレイの映像ディスクも入っています。(DVDは初期のみ)
映像でもけっこう音が良いと思います。ただDVDで48/24収録するなら、DVD-ROMでハイレゾも入れてよと言いたいところですが、まあオールドロックは44/16でいいかという気もありますね。

posted by ささき at 09:32 | TrackBack(0) | ○ 音楽 : アルバム随想録 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年09月16日

RoonのOSバージョンであるRoon OSが登場?

Roonフォーラムに面白い話題が載ってます。いまはアプリケーションソフトのRoonにOSバージョンが登場するということです。これはRoonの人もいつとは言えないけど大体はできてる、と書き込んでるので出るのは確実だと思います。

https://community.roonlabs.com/t/roon-os-operating-system/14175/12

NUC(インテルの小型PC規格)に対応して、たぶん形式はLinuxのディストリビューションになるのではないかと思います。例えばこれはVolumioがMPDを中心にしたLinuxのディストリビューションであるのと似たものではないかと思います。

NUCは下記のようなものです。
http://gigazine.net/news/20160526-skull-canyon-nuc/

Core i3かi5のNUC5またはNUC6を使い、4GB 最小の推奨8GBメモリで、M.2接続の64GBか128GB SSDをシステム領域にして、音源はUSBかSMB接続の外部ストレージを想定しているそうです。
内蔵の音源ストレージを想定してないのはリカバリー関係の問題だそうで、後から対応するかもしれないということ。
ただRoon Labsでハードを売ることは考えてないようです。

今まではRoonでオーディオPC作るなら、PC買って入ってるWindowsかLinuxにRoonサーバーをインストールすることになるわけですが、これでもっとRoonでのオーディオ専用PCが手軽になるでしょう。
posted by ささき at 09:23 | TrackBack(0) | __→ PCオーディオ・ソフト編 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

ラズベリーパイ用の新しいDACボード、msBerryDAC

msBerry DACはtwitterではポタ研のレポートで書いたんですが、新しいラズベリーパイ用のDACボードです。
委託販売ですが、Bispaでの販売ページはこちらで製作者の情報なども載っています。
https://bispa.co.jp/1698

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使用法はHiFiberry DAC+と同じでHAT(拡張ボード) DACなのでRaspberry PI2または3のGPIOに差し込んで使います。ハンダは不要です。ただ一点、後でも書きますが、プロセッサにヒートシンクを付けているとコンデンサーと干渉しますのでヒートシンクは外す必要があります。

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msBerryDACの基盤にはヘッドフォンアンプが実装できるようになっていて、あとでなんらかの方法で提供されるようです。出力端子はアンプ出力とラインアウト出力の二個出せますが、標準ではラインアウトのみです。どちらも3.5mm端子というところがポータブルでも扱いやすいところです。ただラインアウトは横出しなのでポタアンと組み合わせるときにはL字ケーブルが必要になります。できればラインアウトの時にポータブルアンプと合わせられるように縦方向にラインアウト端子を付けてほしかったところです。

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いずれも左側がmsBerryDAC、右がHiFiBerry DAC+

写真でくらべてみるとHiFiberryよりもだいぶ回路の密度感が高いですが、音もHiFiberryよりも良いと思います。


簡単におさらいすると、ラズベリーパイをこうしてポータブルで使うために必要なものは、Raspberry PI2または3、このHAT DAC、音源のUSBメモリなど、WiFiドングル(3では不要)、電池、そしてこれはDACなのでポータブルアンプが他に必要です。ここではPortaphileのMicro Muses01バージョンを使いました。Muses01を用いた高性能アナログアンプです。

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ドライバーはI2SでHiFiberry DAC+と互換なので広いOSで使うことができます。
まず慣れてるpiCorePlayerを使用しました。ここではRaspberry Pi2にいままでもHiFiberry DAC+を乗せてたのでそのまま使うことができます。piCorePlayerは操作性の高さと機能が豊富でSqueezbox資産を活かすことができます。ちなみにRoonはSqueezeboxをゾーンとしてサポートしているので、Roonからも再生指示ができます。

またMoodeAudioなどもお勧めです。ここではRaspberry PI3に乗せ換えてSoXの最高品質でPCM5122の限界である384/32アップサンプリングしてテストしてみました。RPI3なら楽々対応可能です。
ただしこの場合はRPI3のプロセッサにヒートシンクを付けていると、コンデンサーが干渉してしまいますのでヒートシンクは外す必要があります。またRPI3を安定動作させるには2アンペア電池が必要なので、大きなバッテリーに付け変えました。電力消費も大きいですしね。
熱的にどうかと思いましたが、1-2時間は持つようなので通勤程度には使えるかと思います。音質はなかなか大したものです。解像度も高く上質な感じがします。
ただやはり電池消費とか熱とか無理やり感が強いので、ポータブル用途に使うならRPI2が良いと思います。RPI2だと小さい電池で動作可能です。

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アンプ内蔵で出てくると単体+バッテリーだけでもDAP的に使用ができるでしょうね。
こういう風に自分なりに工夫できるところがラズパイベースのよいところで、こういうのがもっと出てきてほしいところです。

posted by ささき at 07:58 | TrackBack(0) | ○ ポータブルオーディオ全般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年09月15日

iPhone7のイヤフォン端子廃止とレイテンシー問題

iPhone 7でイヤフォン端子がなくなったんで代わりにBluetoothで聞いてください、と言ってもそう簡単に行かないのは一つにはレイテンシーの問題です。

オーディオは良いんですが、動画は映像と音声がずれてしまいます。ただこれについてはiOSやAndroidの最近のOSではBT通信時の映像再生は少し遅延させるそうで、これでわりと助かるはずです。
ただ問題なのはゲームなどランダムに音と映像の同期が必要なものです。これについては測った人がいて下記の記事にまとめられてます。
http://stephencoyle.net/latency/
これによると有線と比較するとほぼ3倍近いレイテンシーが発生してます。これは問題になる値ということ。

それでもっと面白いのはDaring Fireballのジョングルーバーがこの記事を引用して、AirPodsではかなり向上してると書いてるところです。
まだ感じるほどあるけれども、この人の今使ってるBeatsのBTイヤフォン PowerBeats2よりも良いということ。

http://daringfireball.net/linked/2016/09/14/airpods-latency

W1チップの効果というのもあるかもしれませんが、ちょっと興味あるところです。
posted by ささき at 23:20 | TrackBack(0) | ○ ポータブルオーディオ全般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする