Music TO GO!

2012年08月27日

フジヤエービック主催のDAコンバーター試聴会レポート

週末はフジヤエービック主催のDAC試聴会に行ってきました。
以下興味を引いたものを書いて行きます。

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上はM2techの新作DACのVaughan (ボーン、、サラボーン?)です。Young(ニールヤング?)をふたまわり大きくしたような大きなDACですね。上にあるのは17インチMBPです。
バッテリー内蔵でツインモノラル構成ということ。音はとても雑味のないピュアでかつシャープという感じです。

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上はリリックの新作ヘッドフォンアンプのXHA10でバランス専用モデルです。
バランス端子はHiFiManというか中国一般的な4ピン端子もオプションでつけられますが、なんとゲインlowでさえあのHE6を十分鳴らせます(12時くらい)。リリックの1bitらしいシャープでニュートラルな音でした。

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完実さんであのEAR HP4を扱うことになったそうです。792900円とお高いですが音はやはり魅力的ですね。女性ヴォーカルの声のかすれ、震えなど細かな表現はなかなか秀逸です。パラビッチーニ先生らしい音色の良さも良い感じです。

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ヘッドフォンアンプはこちらも超ド級のAgaraの100万円のヘッドフォンアンプです。
電源から完全LR独立で電源ケーブルも二本別に必要という徹底ぶり、ボリュームも左右別にあって個別に調整します。音はやはり電源が強力な感じで、押しが強く鳴らしにくいLCD2を力強く鳴らしてました。

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上はMytekのDSD5.6M再生のデモです。通常のDSDは2.6M(64DSD)ですからその倍のレート(ダブルレート再生)です。今井さんは毎回Mytekの新しい使い方を見せてくれるので興味深いですね。これはHQ Playerで44k PCM音源をDSD5.6Mにリアルタイム変換してASIOドライバーでMytek Stereo 192に出力しているところです。5.6MでロックするとhDSDと表示されます。右はHQ Player画面です。
同じ音源で2.6Mと5.6Mで比較しましたが、あきらかに5.6Mの方がより細かく濃く再現してました。DSDの次のステップとして5.6M(128DSD)のダブルレート再生は注目ですね。

ところでMytek Stereo 192はUSBはスペック上は192kまでですが、DoPで128DSDを受けてDSDネイティブ再生するときだけ352kをUSBで受けられるように作ってるってCAのMytekスレッドに下記ポストでMytekの人が書いてます。(PCMは192kまでが上限です)
ですからDoPでやってみてもできるのかもしれません。(DoP1.1の仕様で5.6M DSDを搬送するには352kが必要)

> Mytek USB will be able to do 352.8k for the purpose of allowing 128xDSD. Mytek DAC converts PCM up to 192k only.
http://www.computeraudiophile.com/f6-dac-digital-analog-conversion/mytek-stereo-192-a-5555/index63.html#post160930

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上は国内初お披露目のQBD76のDSDネイティブ再生対応バージョンであるQBD76 HDSDです。ネイティブ再生の方式はDoPです。ネイティブ再生をしているときは176Kと表示されます。通常の176k PCMの時は176ですからそのあとにKがつくとDSDネイティブ再生ということです。
DSDネイティブ再生の音を聴いてみるとQBD76の高品質の音がより自然で滑らかになり、先鋭すぎて疲れない感じですね。

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上はTechDASのD-7/DSDで好評の従来品D-7をDSDネイティブ再生に対応させたものです。ネイティブ再生の方式はDoPです。
従来品のXMOSのプログラミングを変えてDoPでDSDネイティブ再生を実現したとのこと。こちらは176kと44kの表示が同時に出ることでDSDネイティブでロックしたことを示すということ。QBD76同様に従来の改良品でDSD対応というといろいろな苦労・工夫もあるようですね。
例えばD-7/DSDではDSDだと従来より6dB低いということや、曲を変える時にノイズが出てしまうと言ういろいろな考慮点があったとのこと。ただノイズは聞いてみると軽いクリック音程度なので、あまり大きな問題ではないと思います。
これもやはり精細ながらとても聴きやすい音という印象でした。




今回はメインの他に小部屋が二つあって、ステレオサウンド(DigiFi)とフェーズテックが使用していました。

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DigiFiの部屋では上の今号の付録となるDAC付きアンプが展示され、これでデモを行ったようです。これはUSB DAC内蔵でスピーカーをバスパワーだけで動作すると言う面白いもの。アンプはデジタルですが、DACとアンプ間はいったんアナログを介するということ。

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もう一つ興味深い展示は上のOlasonicさんのUSBオーディオプロセッサーというもの。アナログとデジタル(USB/同軸/光)の入力とUSBの出力を持っています。
これは何かというのは使用例を説明すると分かりやすいのですが、例えばCDプレーヤーの同軸デジタル出力を受けてUSB DACに接続することができます。つまりCDプレーヤーやトランスポートにUSBのみ入力のQB9のようなDACをつなげます。またアナログ入力ソースをAD変換出来るのでレコードプレーヤーにもUSB DACが接続できます。
そのために出力側のUSB端子ホスト側を示すA端子になっています。さて、そうすると今度はUSB DACから見たときにこの「USBプロセッサ」がどう見えるかということですが、質問してみたところパソコンの標準ドライバーとして認識するということです。つまりこのUSBプロセッサに接続できるUSB DACは標準ドライバー(クラスドライバー)対応のもの、つまりパソコンに接続したときにドライバーのインストールが不要のものだけです。別途ドライバーのインストールが必要なタイプのUSB DACは接続できません。
USBで入力してUSBで出力するとどうなるかと聞いたところ、特にジッター低減のようなことはしていないのであまり意味はないようです。
USB->SPDIFのUSB DDCはいっぱいありますが、逆というのは面白いですね。

もう一つの部屋はフェーズテックさんのアナログ部屋です。フェーズテックの井上さんのレコードコレクションはちょっとすごくてあちこちに紹介されて雑誌に記事を書いたりしています。特にホームページのタイトル通りジェネシスを中心として盤の違いや音質差など秀逸な記事がいっぱいです。こちらがホームページです。
Riding The Scree
http://www.green.dti.ne.jp/ridingthescree/index.html

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上はハイエンドのフェーズテック機材とフォーカルを使ってアイランド盤タルカスを音だし確認の演奏中。
これはパワフルでかっこよく一日いたくなったですね。お金とっても良いくらい。この他にもイエスの危機の幻のカッティングというのも聴かせてもらいました。

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これは初回版で上のようにエンボスのジャケットです。音も鮮度感が高いものでした。
午後には角田さんのセミナーも行われてなかなか盛況満席でした。




今回は終わってから急ぎまた清里に行かねばならなかったのであまりゆっくりいられなかったんですが、事前での情報よりふたを開けてみると思ったよりいろいろ出てたという感じです。
やはりDSD対応が増えましたね。DoP方式もスタンダードとしての流れが見えてきました。DSD専用と言うより既製品の改良が多かったのでかえってオリジナル版と比べられることでDSDのメリットがわかりやすかったと思います。総評すると音は精細感がありますがPCMのように尖ったところがなく、解像力を保ったままで自然で聴きやすくなったという感じでしょうか。
一方でフォステクスさんはまだA8のPCからのDSDネイティブ再生のファームをリリースしてませんが、いろいろと問題もあるようでこの辺のなかなか難しい側面も垣間見えます。

10月にはまたヘッドフォン祭がありますので、それまでに各社またいろいろと新製品が増えていくのが楽しみなところです。
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2012年08月02日

次回のヘッドフォン祭は二日開催

次回のヘッドフォン祭はいよいよ待望の二日開催が決定しました!
http://www.fujiya-avic.jp/blog/?p=6297
10/27(土)、10/28(日)の開催です。今までも日曜でないと来れないとか、一日では見きれないという声が大きかったのでこれはうれしいことです。

また8/25(土)には昨年もやったDAコンバーター試聴会もまた開催されます。
http://avic.livedoor.biz/lite/archives/51680526.html

なおフジヤさんのブログのアドレスが8/1から下記に変わってますのでご注意ください。
http://www.fujiya-avic.jp/blog/
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2012年07月07日

ポータブル研究会2012夏

ヘッドフォン祭も大きくなったので分科会的に今回はポータブル分野に絞ったイベントが開催されました。
https://www.fujiya-avic.jp/event/potaken2012_summer/
今回はまた久々に中野サンプラザでの開催ですが、中野駅に降り立つと中野が駅前開発で大きく変わったのに驚きます。

今回は2部屋のみを使用しています。こちらまだセットアップ時ですが会場風景です。
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以下興味を引いたものをあげていきます。

Fit Ear to go 111
to go 334に続く須山さんユニバーサルモデルの第二弾で、やはりチタン製のサウンドチューブを使ったシングルドライバーモデルです。
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音質もなかなかレベルが高く、クリアでかっちりした音で、中高域よりながらバランスは良いと思いますし、ベースも十分にはあるように思いました。そしてこれもto go 334のように立体的な空間表現が特徴的だと感じました。製品としてはこのポータブル研究会での反響を見て展開を考えるということです。
また、須山さんのところではALOからいよいよ米国進出のニュースも届いています。Kenさんとのコラボが楽しみですね。
http://aloaudio.com/fitear-togo-334.html

STAXポータブル(参考出品)
私もSR001 mkIIを持っていたんですが、それにつづく久々の静電型ポータブルの登場となります。SR001とイヤフォン、おっとイヤースピーカーの部分は似ていますが、ドライバーもイヤースピーカーも新設計であるということです。

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実際に試聴ができたのですが、細やかさはあるけど、BAのように細かさが粒だつと言うよりはもっと自然な感じでした。ただ耳にいれる部分は前と同じですけど、あまりフィット感が良くないのでなんとかして欲しいところ。前はイヤフォンのように分離できたんですけど、今回はヘッドバンドは一体型に見えます。
価格は3-4万(イヤースピーカーとセット)くらいとお手ごろ感はあります。SR001 mkIIのときはいまみたいなヘッドフォンもポータブルオーディオもないので、iPodとアンプをUシェイプで接続するというお約束もなかったころで側面に入力があったりしましたが、今回のはなんとかiPodとははまりそうです。

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スケルトンモデルもあります。単三が二個使われていますね。ここも充電池を使ってほしかったところではあります。

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ムジカアコースティックのブースではユニークなデジタル入力ポータブルアンプのMyst 1866(プロトタイプ)がありました。様々なデジタル入力に加えてなんとBluetooth入力が可能です。(apt-x対応かは不明)

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これケーブル不要なのでスマートフォンに便利ですね。聴いてみると音も良かったです。ただ価格がちょっと高そうですが、ロシアの科学者が凝って作ったそう。
iPhoneみたいなスマートフォン用には合体型よりこういうやつが欲しいですね。手でスマートフォンを使いながら、アンプはカバンかポケットに入れておけます。AirPlayとかWiFiでこう言うのを作って欲しいですね。

こちらAnalogSquredPaperさんのポータブルのフル真空管アンプtu05bです。(ハイブリッドではなく前も後も真空管)こちらがホームページです。
http://www.ab.auone-net.jp/~s-and-e/PHA03s/PHA.html

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初段は1U4(もしくは1T4)で標準構成はシルバニア、後段は3S4で神戸工業(富士通テン)製だそうです。少し重いんですが、電池駆動でポータブルとなります。
製作者によるとカメラのように趣味性高く楽しめるようにということで、仕上がりも良いですね。音色がきれいで澄んでいるという感じでした。

トップウイングからはM田さんの最新お勧め品、JL Acoustic labsというところのBAB1-MC(完成品はJE)が面白いものでした。

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Digital ampと書いてるけどD級ではないそうで、ディスクリートでもオペアンプでもないMCUアンプというそう(棒読み)。これADA/DDAと書いてあるんですが、なにやらAD->なんかわかんないけどデジタル処理->DAするということです。これは前段で後段はPWMにも思いますが仕組みはちょっとわかりません。まあNuforceのジェイソンに聞いてもNuforceはD級じゃないと言うでしょうからね。
ただ仕組みは謎でも音はなかなか良くて、力強く透明感も高いですね。3時間充電で40時間もつというのもなかなか。

また同じくJL Acoustic labsの純銀ハウジングイヤフォンで4万くらいだそうです。

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左がVintageでメッキなし、音は意外と普通によいですね。高い方はよく伸びて硬い感じです。右はRhodiumでロジウムメッキされてます。こっちの方が落ち着いてバランスが良いと思います。

下左はGoDAP XでiPodデジタル対応ですが、クリアでキレがよい音でした。これはUSB DACもつくそうです。
下右はGoDAP4.0でiPhoneと一体型になるタイプです。

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この他ではミックスウエーブでユニークメロディのカスタムイヤフォンの取り扱いを行うようで、試聴は一番人気だったようです。
人はけっこう入ってましたね。ただヘッドフォン祭と比べるとマニア系の方が多いように思います。
ヘッドフォン祭からあまり経ってないにしては面白い製品がいろいろ出てましたが、この分野の人気の高さが伺えますね。

ちなみにLytroライトフィールドカメラでで展示会撮ってみるとどうなるかというこどで、ちょっと使ってみました。クリックすると任意の位置にピントが合います。
ホケ効果を得るためには近づいた方がよいのですが、最短もあるようです。もう少し修業が必要そう。



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2012年06月11日

ポータブルオーディオ研究会2012夏、開催

ヘッドフォン祭の熱気も冷めやらないうちに、フジヤさんから次のイベントのアナウンスがありました。
ポータブルオーディオに特化したイベントで7/7に開催されます。
https://www.fujiya-avic.jp/event/potaken2012_summer/

場所は青山ではなく、中野なのでお間違えなく。以前ヘッドフォン祭をやっていたサンプラザです。2ルームしか使わないと言っても、当時のヘッドフォン祭もそんなものでしたね。

なにせヘッドフォン祭の当日は聴くものが多くて、なかなか手が回らなかったという方、後でニュースで見てあれ聴けば良かった、という人の再挑戦にもよさそうです。今回の目玉はSTAXのポータブルイヤースピーカーの開発途上版を持ってきてくれるということです。そのほかにもいろいろとありそうです。私も楽しみにして行こうと思ってます。
posted by ささき at 23:14 | TrackBack(0) | ○ オーディオショウ・試聴会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年05月13日

ヘッドフォン祭2012春終了

今回も恒例のヘッドフォン祭が開催されました。各メディアにも取り上げられることが多くなり、ますます注目が集まってきていますね。今回はいつもよりたっぷりと試聴に費やしました。

今回は発表会が多かったのですが、いまや100周年を超えたDENONは「2012ヘッドフォンコンセプト」と題した発表会を行いました。ヘッドフォンはいまや日本最大のオーディオマーケットになったということで、様々なライフスタイルに対応するため、多彩なラインナップを充実させていくとのこと。ただし高音質は曲げられないということをアピールしていました。今回の発表はその中でもAudio Maniacsと呼ぶマニア層に向けて二点発表しました。ヘッドフォンのAH-DXX(仮称)とイヤフォンのAH-CXX(仮称)です。
こちらモデルはおなじみ福島花乃さんです。

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ヘッドフォンのAH-DXXは自社開発のフリーエッジ・ドライバーを採用したことによりひずみなく大振幅を取りやすいということです。またケーブルの取り外しも可能です。
試聴してみましたが、いまどきのトレンドとしてかなり軽くて、音の印象は密閉型にしては抜けが良く広がりも良い感じですね。装着感も良好です。低域がちょっと強めだと思いますが、もう少し低いほうへの深みがあると良いと思いましたが、密閉性はまだ調整中ということでまだ詰めが出来てないそうです(だいたいにおいて8割くらいといっていました)。これはもう少しよくなるかもしれませんね。

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イヤフォンのAH-CXX(仮称)はデュアル・バランスドアーマチュアです。コンプライのイヤピースを採用していて、タッチノイズ低減のためにイヤフォンのコネクタ部が意図的に頬にタッチするようになっているなど、細かいところを良く研究しているという感じです。また米国スターキー社(補聴器)による耳型のデータを使って形状を研究したとのこと。
試聴しましたが、音は硬めですけどこの手のインイヤーにしては広がりがあり、ワイドレンジで細かい音も良く解像します。帯域バランスも整ってるように思えました。ヘッドフォンの方が試聴では人気があったんですが、どちらかというとイヤフォンに注目ではないかと思いました。価格は3−5万ということでイヤフォンとしてはハイクラス領域ですが、ちょっと楽しみですね。

そしていよいよ登場したゼンハイザーのHD700です。こちらも最近のヘッドフォンらしく軽く作られています。ケーブルは着脱式ですが、HD800とは異なりかなり細いプラグを使用しています。

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聴いてみましたが音質も素晴らしく、音の傾向はHD650よりもやはりHD800を思わせますが、HD800のモニターらしさよりもコンシューマー的な味付けがありますね。また音に広がりがあり、楽器音もかなり細かく解像します。かなりワイドレンジで、ベースの量感もたっぷり深くあるけど出過ぎない感じです。ベースの量感はSRH1840より多いくらいだと思います。

HD700に隠れてもう一つ注目はRS220です。これは昨年発表時点ではKleerだったと思いましたが、非圧縮で送るkleerではない方式だそうです。

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RS220の音は素晴らしく、透明感ある音はワイヤレスのイメージを変えるものですね。またケーブルのない気持ちよさに改めて気が付かされます。これは使ってみないとワイヤレスの良さは分かりません。

ワイヤレスというと面白いのは、こちらのPartot Zikです。これはBluetoothを使用しています。

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面白いのはセンサーを多用した機能性で、頭から外すとポーズになり、ハウジング側面をこするとスキップ、マイクは骨伝導とハイテク満載です。音は有線で聴きましたが、ちょっと音場が狭めだけどまずまずというところでしょうか。

ベイヤーの新製品T90も音が聴けました。右の写真では上がT90で下がT70です。

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これはT70の開放版ともいえるもので、T70と比較すると(上がT90)音の傾向は似てますが、やはり音のこもりが少なく抜けがよいですね。T70に比べると価格も少し上だけど、音も少し上に感じました。

こちらは須山さんのMH335DWです。大型ウーファーのCI2発ということで、かなりぎっちり中が詰まっています。相変わらずシェルはきれいで透明度は高いですね。

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後でまた書きますが、CIx2の他は334と同じで高域を多少チューニングしているとのこと。
音はちょっと聴いただけですが、低域のレスポンスが盛り上がってるというよりも、全体により濃くなり重厚になったと言う感じです。コンシューマー的に聴くにはダブルウーファー(DW)の335が良い選択肢に思います。最近Fitear to go 334ばかりでしたけど、やはりカスタムは良いですね。特に須山さんとこのは吸い付くようにフィットしますので余計そう思います。他のメーカーのカスタムでも耳型はすべて須山さんのところで取ってますので、差はやはりわかりますね。

これは須山Fitear 334 Titunium(試作品)です。

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ネタの割には音はけっこう普通に良い音です。でもさすがにひんやりとしますね。

*DSDネタはタグ分けするため、こちらに記事を分割しました

こちらはCEntranceブースで、左はAudioPhile desktop、右はDACport LXです。

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Audiophile Desktopはケース付きで、スピーカー、DAC miniとケーブルが一体になったシステムです。
スピーカーはオリジナルで、同軸スピーカーですがウーファーとツィーターが同一平面にあって位相問題が少ないということ。
DACport LXはDACportに比べるとボリュームがなく、付属の特製ケーブルでDACになるというものです。価格は$300。

これはHiFiMAN HM901で、いよいよ登場したHM801の上位機種になります。まだプロトタイプでヘッドフォン祭では右のようにDACとしてEF6から音源を再生していました。

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HM901はHM801よりさらに小さく、より使いやすくなっています。DAC仕様など多くは語れませんが、表面的なスイッチ類から読み取れるもの以外にも、私もあまり聞いたことがないユニークな機能もあるようです。あと2-3か月くらいでリリースされるようで、注目機種ですね。

こちらおなじみJabenとRudistorのブースです。

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良かったのはJaben初のMP3プレーヤー(中)です。これはかなり安くなりそうで、かなり音も良いですね。AMP3とかあの辺より良い感じ。これは注目だと思いますよ。ただし今はディスプレイがなく、順送りのみの再生が残念なところです。いまはまだプロトタイプなので機能向上に期待です。
RudiのDAC X3はヘッドフォンアンプの音も良く$1500ということです。

ヘッドフォン祭ではスピーカーによる試聴会も行われます。

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左は人気の角田さんのPCオーディオセミナーでジェフロウランドのDACを紹介しているところです。右はフォステクス・タイムロード・完実の合同でシステムを持ち寄って、スピーカーのシステムも披露するというコンセプトのようです。

ちなみに今回使用したカメラはCanon Powershot s95です。
今回も見どころたくさんのヘッドフォン祭でした。ますますメディアの注目も集まって拡大していくヘッドフォン祭の次回が楽しみです。


ところで今回はHeadFiの部屋もあって、日本のHeadFiメンバーが機材を持ち寄ってHeadFi meetをしました。

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機材は山本DACとかマニアックなのからApril DP1でSR009なんか鳴らしてました。ヘッドフォン祭をみたり持ち寄った機材で聴いたりとヘッドフォン祭とHeadFiの関係もまた向上して行くのを祈ってます。
今回もたくさん外国からもやって来ましたが、ヘッドフォン祭も日本も気に入ってくれてありがたいことです。
ところで、外国から来た人と雑談して、東京の印象はどう?とお決まりで聴くと必ず言う言葉があります。それは"clean"です。東京が清潔・きれいっておそらく日本人は言わないでしょうが、やはりみな東京はcleanだと言いますね。これは日本人が自分で気がつかない美点の一つだと思いますが、大切にして行きたいものです。
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2012年05月10日

ヘッドフォン祭2012春 開催!

今週の土曜日に恒例のヘッドフォン祭が開催されます。ヘッドフォン祭もいまや規模も大きくなり来訪して楽しむのも大変になって来たかもしれません。
そこで、ヘッドフォン祭のイメージガールで今は各紙に連載をもって執筆活動に幅を広げている福島花乃さんがとても分かりやすくヘッドフォン祭の見どころやポイントを解説した記事を書いてくれてます。とても分かりやすく見どころもよくカバーされてるので、こちらを参考にされることをお勧めします。

「ヘッドフォン祭を10倍楽しむ方法」
http://s.ameblo.jp/kanower/entry-11247119236.html

私もいろいろやってはいますが、今回はまずヘッドフォン祭を楽しもうと思います!
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2012年04月28日

Fujiya-TVに出演します

今回もヘッドフォン祭の直前スペシャルとしてFujiya-TVでUStreamを行います。はじめ5/5と予告していましたが、都合で5/1の19:00開始となります。
案内はフジヤさんのブログかTwitterでよろしくお願いします。
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2012年04月25日

レイサミュエルズさん来日キャンセルになりました

残念なお知らせですが、ヘッドフォン祭に参加予定だったレイ・サミュエルズさんは都合により今回はこられなくなりました。次回はぜひ来て日本のファンの皆さんにご挨拶したいということです。
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2012年04月14日

ヘッドフォン祭2012春開催

フジヤさんのサイトでヘッドフォン祭の情報が公開されてます。今回もDENONの新モデル?やHD700をはじめとしてたくさんの注目製品がラインナップされています。
https://www.fujiya-avic.jp/event/1205_headphone_fes/

私はまた自分のブースはもちませんが、私が関係しているところでは、海外から参加者がやって来ます。
今回はなんとあのレイ・サミュエルズさんが来日します!とうとう念願かなった感じですね。展示物としてはいまのところ、A10(静電型アンプ)とApache(バランス)がメインです。ポータブルはまだ分かりません。ソースは私のLINN Ikemiを使う予定です。
またHiFiMANのFangもまいります。展示物はHE400、HE6とEF-6になる予定です。それて久しぶりにRudistorのRudiも来ます。新型のハイエンドDACとかヘッドフォンアンプを持ってくると聞いています。
そしていつも来ているJabenのWilsonももちろんきます。この辺はヘッドフォンアンプブースの真ん中の島になりますのでぜひご来場ください。
CEntranceのマイケルも来ますが、今回は自分ブースではなく、ミックスウェーブさんのところでデモするよう。

アメリカ、イタリア、中国、シンガポールと、各国のトップブランドも集結し、これはもはやインターナショナル・ヘッドフォンショウと言っても過言ではないでしょう。
また海外からの注目度も上がって、日本のメーカーにとっても海外にアピールする良い機会になると思います。
ヘッドフォン祭2012春、楽しみです!
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2012年04月07日

HeadFiでJudeさん作成の素晴らしいヘッドフォン祭紹介ビデオ公開!

Head-Fiで最近のトピックスを紹介するHead-Fi TVでJudeさんが春のヘッドフォン祭を前に、ヘッドフォン祭2011秋の振り返りビデオを制作して公開しています!
http://www.head-fi.org/t/604384/2011-tokyo-headphone-festival-head-fi-tv

なんと34分の大作、わたしもちらっと出ています :) 前日の東京歩きからはじまっていてフジヤさんも紹介されています。ヘッドフォンマニアにとってフジヤさんを初めて外のショーケースを見ただけでBreath-Taking(ため息もの)だけど、これはほんのイントロで、中がもっとすごくて我々の話してるようなものがなんでもある、アンプから何から安いのからハイエンドまである、FitEarのデモ機なんかも紹介されてます。スタッフのhospitality(手厚いもてなし)に感謝しているとのことでした。
GEMも紹介され美人社長によって運営されているギャラリーのようなショップだと紹介されています。ナインウェーブのIEM、豪華なiPhoneケース、整ったリスニングルームなどが紹介されています。秋葉原の散策とオーディオ店の紹介もされています。アキヨドなんかはひとつのストアとしては想像を超えた大きさだと言ってますね。

ヘッドフォン祭の紹介ではデンバー(RMAF)からの流れでフォステクスの紹介からはじまって、須山さんも登場してヘッドフォン祭で作成したFitEar MH334の紹介をたっぷりとしています。特にミッドレンジの解像力がいままで聴いたカスタムIEMでは最高("second to none")で大きな強みだと言ってますね。またシェルの造形は素晴らしく気泡もまったく無く"God Maybe the best"(最高だ)と言ってますね。(神のみがこれを超えるという言い方で、Sky is the limit(限界なし)みたいな英語表現ですね) 私がHeadFiにポストしたFitear To Go334のことにも触れています。
このほかにはV-Moda、ソニー、STAX、ALO、TakeT、オーディオテクニカにも触れられています。またGEMのオーナーがタイムロードを主催していることにも触れて専用のリスニングブースのあるタイムロードブースもふれています。こういう箱庭的な展示の仕方も向こうの人が見ると面白いようですね。

とても魅力的なビデオで見た人はヘッドフォン祭に来たくなるでしょう。また日本人にとってもあらためて日本のオーディオ事情の豊かさを再認識できるビデオだと思います。小規模店から大店舗まで実に品ぞろえ豊富で、デパート(ヨド)にDAC専用のコーナーがあるなんてと驚いています。
東京自体もすばらしいところだったと語っています。寿司紹介もあるよ!
Thank you Jude!
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2012年02月15日

春のヘッドフォン祭2012は5/12開催!

さて、梅の花もまだ咲きそろわない今年の冬ですが、一足先に春の訪れ感じられる知らせです。
あのヘッドフォン祭がまたやってきます。春のヘッドフォン祭は5月12日に開催するということです。こちらフジヤさんのブログです。
http://avic.livedoor.biz/archives/51647709.html

今回はフジヤさんのブログを見るとなにやら思わせぶりなことが書いてありますのでなにか面白い発表がありそうですね!
5月頃になればまたいろいろと出てくることでしょう。

私もそろそろ少しずつ動き始めています。前回は私にとっても素晴らしいイベントになりましたが、今回もまたいろいろな出会いがあればなあと思います。前回の秋のヘッドフォン祭の記事はこちらです。
http://vaiopocket.seesaa.net/article/233007405.html

さて、またいまから楽しみなことですね!
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2012年01月29日

ヘッドフォンアンプ試聴会レポート

今日は青山でフジヤエービック主催のヘッドフォンアンプ試聴会に参加してきました。
朝から人がかなり入って盛況でした。これは会場全景をolloclipとiPhoneで撮ったものですが、閉館間際の4:30でもまだ人がたくさんいますね。かなりみな熱心に聴いていたようです。

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以下の写真はPowerShot s95で撮ったものを使用しています。画像処理はただ縮小しただけですがこのくらいの高感度性能があるとこれだけでも十分使えますので、早くレポートを上げたいときなど時間も節約できます。被写界深度が広いのでピントが浅くなることも気にしなくてすみます。なかなかイベント撮りには向いています。


こちらフジヤさんブログの告知リンクです。
http://www.fujiya-avic.jp/user_data/1201_hpamp_fes.php
昨年の夏に他の条件を揃えるDAC試聴会を開催してレポートを下記に書きました。
http://vaiopocket.seesaa.net/article/222703490.html
今回のイベントはそのヘッドフォンアンプ版です。既定のシステムを設けて、それらはいずれもDACはラックスマンのDA200を使用することでヘッドフォンアンプだけの音がわかります。厳密にはパソコンの条件は変わりますが、適当に途中のDA200のヘッドフォンアウトと比較することで上流の差を吸収できます。

ヘッドフォンアンプはDACと一体型のものが多いのですが、これによってヘッドフォンアンプだけの性能がわかるという面白い発見もありました。
例えばAprilのDP-1の音の良さはDAC性能が高いのかと思ってましたが、アナログ入力してみるとヘッドフォンアンプの性能も良いということに気が付きました。DP-1では一つ独立した部屋にはタイムロードさんがスピーカーのデモ部屋として使っていました。

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DP-1のプリ機能を使ってCMS40パワードに接続して小さなシステムとは思えない堂々とした音を出してました。CMS40もいいスピーカーですが、DP-1はDAC、アナログ部ともトータルに性能いいようですね。

m902に代表されるようにヘッドフォンアンプというのはスタジオ用のモニターから発展した経緯もありますが、今回のなかにはDAC一体型ヘッドフォンアンプからDACを取り除いたという例もありました。
以前バーソンのHA-160Dを試聴してなかなか良いと思ったんですが、今回はそのヘッドフォンアンプ版(と言うかこちらがオリジナルのようで後からDACがついたようですが)のHA160もやはり良い音で聴けました。

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Burson HA-160

それとリリックの1bit デジタルのX-DP1も今回はDACなしでバランス化したXHA1が出てましたが、これも良かったですね。

DACとヘッドフォンアンプの関係というのも少し考えさせられます。DAC一体型ヘッドフォンアンプのDACとアンプはどっちかが主でどっちかが従なのか、両方メインか、などですね。
DAC一体型の方がケーブルなしで鮮度が高くコンパクトですが、DACとアンプが別の方がシステムとしては専門化できて柔軟に組めます。今回のでも比較用にDA200のヘッドフォンアウトでも聴きましたが、DA200直の方が鮮度感って言う点では良いかなと思える場合もありましたが、音の広がりや立体感、明瞭感などその他の音性能では専用アンプを付けた方がやはり良かったですね。

DAC、プリ、ヘッドフォンアンプのトータル性能という点ではBloosamの新型BLO-3090が以前のヘッドフォンアンプよりプリ性能も重視してグレードアップしていました。入出力機器に応じた適正な設定ができるという新機構もなかなか利いているようです。

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Blossom BLO-3090

なおいままでBlossomの販売はセカンドスタッフと言ってましたが、今後は輸入代理店はセカンドスタッフ、Blossomのようなオーディオ製品製作販売はオプティマソリトンという社名になるとのこと。2/1日からなので二月以降出る雑誌メディアもオプティマソリトンにして欲しいということでした。

また今回はヘッドフォンイベントには初参加というトライオードさんが来ていたのも印象的でした。オーディオイベントでは説明の必要もないというくらい有名な老舗ですが、いつものオーディオイベントではなくこの若い人の多いヘッドフォンイベントにくると、また真空管がかえって新しいデバイスとして認知されていくんではないかと思います。

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トライオード TRX-HD82

規定システムの他に各メーカーごとに自由システムも使っていて出し物を工夫していたところもありました。
例えばフェーズメーションではなにげに32bit対応した新ファームのHD-7A 192を持ってきてました。MacのAudioMidiで見るときちんと32bitと表示されています。Mac-DAC間は32bitでやりとりが行われています。いま現在は32bit int音源がないので32bitデータは意味がないのかと言えばそうではなく、この32bit化で(いろいろあって)従来のデータでも高音質化できたそう。

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HD-7A 192 32bitファーム

オーディオデザインでは謎のデバイスを展示してました。このアダプターは高域特性を減らして聴きやすくするという周波数フィルターのようなもので、音がきつめの時は和らげる効果があるようです。実験的に出して製品化を考えていくとのこと。

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オーディオデザインの周波数フィルター

DSDネイティブ再生もやはり出展されています。Mytekもやはり注目度が高いようでHQ Playerでデモしていました。PCMソースからDSDソースの切り替えなどはスムーズになっているようです。表示にDSDと表示されていますね。

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Mytek Stereo192 DSD

フォステクスも今回はSDカードでDSD音源のデモをしていました。SDカード再生ではリモコンで曲選択切り替えなどを行うようです。パソコンからのDSDネイティブ再生もかなり活発に開発を進めているようで、よい話がそろそろ聞けそうです。こうした手が届きやすい機種がDSDネイティブ再生できるようになればまたこの世界も広がっていくでしょうね。

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FOSTEX A8

それとアンプ試聴会ではありますが、LCD-3など話題のヘッドフォンも試せます。しかし2に比べると能率が一層低くなった感じですね。同じアンプで2を聞くと軽く動く気がします。

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Audeze LCD-3

面白かったのは初披露というLynx Hiloです。タッチ式の液晶パネルが使いやすく、多機能さをうまく整理出来るように思いました。液晶表示のアナログメーターもなかなかきれいでした。

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Lynx Hilo


しかしアンプは製作者の個性が出やすく差があってこうした比較試聴は面白いですね。
音の傾向としてはいわゆる先に書いたスタジオ用モニター由来というのかヘッドフォン向けのような明瞭さ・細かさが主の音の傾向と、もう一つはスピーカーアンプ由来というのかオーディオの古いファンも好みそうな滑らかな音楽性という二つの傾向があるようにも思います。McAUDI M-81なんかは後者の典型です。
また真空管は真空管らしいし、デジタルアンプはデジタルらしいです。当たり前だろとは言ってもこれだけ一カ所で一気に聞くことはないので改めて気付かされます。
メーカーの人と自由に技術的なことも話してたりと交流の場のなってるのもこうしたイベントのよい点ですね。会場を歩いてるとレベルの高い技術的な会話が飛び交ってたりしました。

なお今回は一日かけて19機種全部のブースを聴いて疲れてしまいましたが、今回のヘッドフォン試聴会の特集記事は来月発売の音楽出版社さんのヘッドフォンブック2012に載る予定で、私も書きます。今回聴いた機種ごとのコメントはそちらに(いまから)書く予定ですので、そちらもご覧ください。
http://www.headphone-mag.com/2012/01/2012228.html?m=1


ちなみに。。私がこの記事を書きながらいま聴いているヘッドフォンアンプはHead DirectがCESで発表したHifiMan EF-6です。
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下記リンクのヘッドフォンアンプですがプリアンプ、スピーカーアンプとしても使えて、普通のラックに置くアンプくらいの大きさと重さがあります。いま手元にあるのはそのプロトバージョンです。
http://www.head-direct.com/Products/?act=detail&id=116
EF-6に平面型HE6を4ピンバランスで組み合わせてますが、なんとあの異常低能率の化け物HE6を明るく軽々と駆動し、ありえないような音世界を作ってます。これ今回持っていく予定もあったんですが所都合で取りやめました。すいません。
まあヘッドフォンアンプの世界もこれからますます面白くなりますよ!
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2012年01月14日

CES2012閉幕

今年のCESも閉幕しました。今年のCESは表面的にはTVが主役だったように見えますが、その実は出展してないアップルが主役だったということが言えるかもしれません。

昨年のCESはタブレットが主役でしたが、これは言わずもがなiPadの影響でした。それが一年たってどうだったかと言うと、結局iPadに追従できたのはやっと年末あたりのAmazonのKindle Fireくらいで、これも汎用タブレットと言うよりはAmazonストアの端末的な色彩が濃いものです。

昨年の決算としては下に面白いグラフがあります。
CNN Moneyの記事
これはもしiPadをコンピュータと数えた場合のメーカーのシェアを示しています。右端の跳ね上がったところでアップルは他のメーカーを圧倒しています。この記事にも昨年はAndroidタブレットの年と言われたけど、そうはならなかったと書かれてます。

今年はそれがTVになりました。
スマートTVとかGoogle TV、はてはUbuntu TVと言うのは発表されてもいないApple TVの先手を打とうという動きですね。
ひとつには下記の記事にあるようにTVを情報センターにしようと言うことがあります。
日経の記事
例えばスマートTVみたいな流れは昨年のCESでもあったんですが、今年は一点違うところがあります。上記記事で触れられてるUIの問題を解決するものとしてAppleが音声認識のSiri技術を機器コントロールに広げようという動きが見えるからです。それゆえ今年はその見えない流れに翻弄されてるというわけです。

下記記事ではこのApple TVを"Elephant in the room"(イディオムで存在するのに見えないというか見ないようにしている驚異)と表現しています。
Apple Insiderの記事

4Kというキーワードも今年の4月頃に予想されてるMac Air(あるいはpro)のIvyBridge対応などが無視できなくなります。IvyBridgeではチップで標準的に4K解像度がサポートされ、Igzo液晶と共にパソコンも一気に高解像度対応が図られます。ここはもうひとつのAppleの影響でもあるMac AirフォロワーのUltrabookも追従してくることでしょう。

上でも言及されている3D TVの失速もそうですが、CESで発表された製品群が今年のトレンドになるかとは必ずしも言えないという点には注意が必要のように思えます。
トレンドと言う点では世界最大企業となったアップルの影響と言うのがそうなのかもしれません。
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2011年12月28日

ヘッドフォンアンプ試聴会開催

昨年の夏にDAC試聴会を行いましたが、あのような小規模なヘッドフォン関連のイベントとして今度はヘッドフォンアンプに焦点を合わせて行います。
やはり前回のようにアンプの他の機器はなるべくそろえて行うようにするそうです。そしてこの規定システムと、やはり前回のように自由システムを展示するということです。
詳細はこちらのフジヤさんページをご覧ください。
http://www.fujiya-avic.jp/user_data/1201_hpamp_fes.php

1/29に場所は同じ青山で行います。こちらもまたいらしてください。
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2011年11月06日

東京インターナショナルオーディオショウ2011

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ばたばたと過ぎていくオーディオの秋ももうこれで締めのインターナショナルオーディオショウに行ってきました。
インターナショナルオーディオショウというと代理店さんごとに別れた部屋でシステムを鳴らすわけですが、今回はその部屋の雰囲気を伝えようとPENTAX Qの魚眼レンズで撮ってみました。ほかはQの標準ズームです。

今井商事
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前の記事にも書きましたが、今井商事さんではMytekでDSDネイティブ再生(PCMにいったん変換しないダイレクト再生)のデモをメインに行っていました。プレーヤーソフトはHQ PlayerでdCS方式を使っています。dCS方式のDSDのネイティブ再生は国内初になります。(本家dCSの太陽インターナショナルでは聞いたところDSD対応未定と言っていました)
透明感のある伸びやかな音でした。

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MytekのディスプレイでもDSDとロックされてますね。HQ Player上では2.8Mが表示されてますが、実はPCM設定で176kをいったん設定しなければならないようです。この辺がちょっとトリッキーですね。プレーヤーのDSD設定では0xAAという項を選びます(AAはdCS方式のマーカーのことで0xは数値が16進表現という意味です)。

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ここでは他にバーソンの製品もラインナップされています。DAC/ヘッドフォンアンプのHA-160DはPCオーディオファンにもレビューを書きましたがなかなかお勧めです。またAB160というバッファも面白いと思いました。これはDACと後段のアンプの間にはさんで使うもので、普通のDACのバッファより強力な出力が取り出せるという利点があるようです。


タイムロード
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こちらは角田さんの講演です。角田さん監修のパニアグワのディスクがSACDで発売されるとのことで、サンプル音源を聴かせてもらいましたがすごい鮮烈な音質でした。これは良録音の古典的なもので戸外の鳥の声が聞こえるのでも有名ですね。良録音の古典がいまに復活というところでしょうか。

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新製品はヘッドフォン祭にも出てましたがAprilのDP-1 で細かな音の抽出と正確な楽器の音が印象的です。デジタルもアナログも強力なようですね。スピーカーではライドーのX monitorも新製品です。インターナショナルショウでは初ですが先日私がDigiFiの講演で使わせてもらいました(写真右の奥の方がX Monitor)。ニアフィールドモニターということもありC1よりスケール感は小ぶりですが再現性はC1譲りですね。


ナスペック
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ナスペックではエントリーDACとしてDAC Magic、ミドルクラスDACとしてEssensioと人気製品を抱えていますが、今回は両方ともヘッドフォンアンプがついた新型が出ていました。写真左のDAC magic plusはヘッドフォンアンプとUSBの192対応が新機能で価格は同じです。背面の右端になにやら謎のUSB A端子がついてますが。。(Aはホスト側を意味します)。ケンブリッジはiPodデジタルドック出してますし、もしや。。
もう一つは写真右のEssensio plusでヘッドフォンアンプがついてます。こちらはより厚みがまし価格はやや高くなるようです。

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またここではワイヤーワールドのDavid Salz社長に話を聞く機会がありました。たっぷり濃いケーブルの話をしてもらいましたが、情熱が伝わって来ました。ケーブルはケーブルなしの直結と音を近くしたいということでこういう短い直結をリファレンスにして持ち歩いてるとのこと。個人的にはこのPicoとiPad使ったシステムに食いついてしまいました笑。


フォステクス
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新しいマグネシウムコーンスピーカーのデモをしていました。スピーカーの解説で思いっきり技術的なデータを用いたり、アルミとマグネシウムを落として音の響きを実験的に聴いたりと真面目な説明をしてたのが技術屋さんフォステクスらしいですね。
G1300MGスピーカーは説明のように着色のないニュートラルな音が特徴的でした。

マッキントッシュ
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マッキントッシュブースではオクタビアさんの192kHz 32bitの音源をUSBメモリに入れて限定販売(35000円)するということで、その「32bit再生」のデモを行っていました。デモではMacに音源を入れてMcIntosh C50プリアンプにつなげてC50内蔵の32bit DAC(ESS Sabre)でDA変換するというものです。これで96/24と192/32の音源の聴き比べをやっていました。

ただこれって本当に32bit再生できてるか疑問です。Macのプレーヤーソフトはなんですかと聞いたところ、AudioGateのMac版を使ってると言うことでした。でも以前にもうちで書いたんですが、Macで32bit再生をする際にはインテジャーモードが必要なはずです。AudioGateはインテジャーモード対応してないと思います。
インテジャーモードが必要な理由は下記リンクに書いてますが、CoreAudioでは32bit浮動小数点を経由するので24bit整数までは無問題ですが32bit整数を通すと指数分の8bitが欠けてしまいます。
http://vaiopocket.seesaa.net/article/167849910.html
それをバイパスするためにはインテジャーモードで32bit整数としてDACにわたす必要があります。
32bit音源がプレーヤーソフトで再生出来てDACが32bitでも、途中にボトルネックがあるとデータが欠落してしまいます。

ただ32bit再生自体は面白いテーマだと思います。24bitでも人間の可聴範囲を超えるのに32bitは意味あるかという問題もありますが、それは20kHz超えた音が意味あるかというのにも似ていてこうしたのは実際やってみると差があったりするので、32bit再生をやること自体はアリだとおもいます。DSD音源みたいに32bit音源がいろいろ出てくると32bit再生も考えていっても良いかもしれません。ただし上のように経路に対しての考慮が必要だと思います。


Dynaudio
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私はDynaudioのスピーカー使ってるので毎年チェックしてます。私は25周年スピーカーなんで、そのクラス上となるConfidenceシリーズが今年は刷新されていてちょっと興味ありました。C1は聴いてますけど9月に出たC2の新型は始めて聴きます。新C2は定位に曖昧さがなく、フルレンジのスタジオモニターのように空間表現が決まるのが印象的でした。


LINN
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おなじみDSシステムでデモをしてました。
私はスピーカーのシステムはLINNのikemi,kairn,kloutと90年代黒い箱を使ってるんですが、LINNの音って筋が通っていてシステム組むと崩せなくなってしまいます。今の音は90年代の陰影感とも異なるんですが、LINNブースに来ると落ち着く心地よさって通じてるように思います。


エレクトリ
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システムはこのときMAGICO Q3、パスラボ XP-30/Xs300というそうそうたるシステムでした。さすが重量級アンプで迫力なんかはすごいもんでしたが、むしろ気を引いたのはパスラボアンプよりむしろ参考展示されていたネルソンパス先生の趣味の世界FirstwattのSITトランジスタを使用した。SIT-1です。モノとステレオがありますがモノのアナログメーターがいい感じです。
MAGICOの繊細なニュアンスはパワー足りないと言わずにFirstwattでも試して聴いて見たいものです。


Axiss
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AXISSで注目はBMCという新ブランドです。Balanced Music 、Fair trade priceを合言葉にハイエンドの音を割りと手が届く50-60万くらいの価格で提供するというのがコンセプトのようです。

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まずこの写真左のユニークなベルトドライブのCDP BDCD1.1が目を引きますが、BMC創設者がカルロスカンダイアス氏ということで納得。氏はCECでベルトドライブCDPを開発してましたね。
ユニークなのはこのCDPだけではなく、この写真左の下側のDAC IというDACはBDCD1からSuper Linkという独自デジタル伝送でデジタル信号を入力し、アウトプットは電流出力ができるというものです(プリアンプのありなしのモデルがあります)。
写真中はCDP/DACそれぞれの背面でSuper LinkはI2Sの4本のラインでデータ、クロック分離で送るようです。写真右はユニークなデザインのS1というパワーアンプでDAC Iから電流入力で受けることができるようです。ちょっと注目ですね。

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それとAyreのQA-9が出てました(参考出品でCESで正式発表となるようです)。これはQB-9のAD版です。スタジオ向けではなくオーディオ向けのADCということです。ゴードンさんもRMAFでADC出してましたが、アメリカではLPリッピングがプチ流行のようですね。手持ちだけではなく新作もけっこう出てるからでしょう。上右はQA-9の背面です。USBは出力のようです。LP->DSDというパスができると画期的ですが、さてそこはCESを待ちたいところ。

ユキム
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下のオレンジの可愛らしいアンプはCarrot Oneという小さな真空管のプリメインアンプです。
これヘッドフォン祭のDigiFiブースでもあったんですが、講演が終わって一人の女性が来てこれの音を聞きたいと言うので編集の方がセットアップしてデモしたのを覚えています。カラーもいいんですが、古めかしい真空管アンプがカワイイと女性に受けるのが面白いなと思いました。カメラでは最近フジフィルムがX100という昔のライカのクラシックカメラみたいなデジカメを出したんですが、これ中高年のおじさん向けかとおもいきや、むしろカメラ女子にとても受けが良くて4割くらいは女性購買だそうです。女子向け=カラバリっていう図式だけでなく、裾野を広げるにはいろんなアプローチがあるんではないかと思わせられますね。

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会場では角田さんもナスペックにおいてPlaybackでDSD再生のデモを行ったそうなので、今井商事のMytekと合わせてDSDが芽を出した感じです。さて、来年はまたどういう年になるのでしょうか。
posted by ささき at 01:28 | TrackBack(0) | ○ オーディオショウ・試聴会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年11月01日

ヘッドフォン祭2011秋

今回のヘッドフォン祭は私はブースを持たなかったんですが、前日から動いていてHeadFiの一行(Head-Fi創設者・管理者のJude、Moon AudioのDrew、V-ModaのヴァルそのほかHead-Fierのみなさん)が今回参加されると言うことで前日はフジヤさん、GEMなどを案内していました。午後はDigiFiイベントの準備を少しして、夜はまた別に海外来訪と会ったりとなかなか前日からたっぷり詰まってました。
左は前日のGEMでの様子、なかなか気に入ってもらえたようです。右は当日のミックスウェーブ前にて、ALOのKen、Jude、Moon AudioのDrewさんなんかが並んでいるとアメリカのHeadFi Meetかと思ってしまいますね。右端はJudeさんがCanJam用意の忙しいところを縫って作ってくれたヘッドフォン祭スペシャルTシャツです。今回の来場者プレゼントのアイテムにも何点かいただきました。

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当日もブースがないのでもっといろいろ見られるかと思ったんですが、思いのほか見回ることができなくてばたばたとしていました。いくつか見てきたものはこんな感じです。

Ultrasone Signature ProとApril DP1はApril MusicのStello U3の性能をそのままUSB転送に活用した優れたDAC/ヘッドフォンアンプです。
Signature ProはEdition的な迫力やアグレッシブさを持ちつつもProというようにモニター的なところもあって、DP1で聴くとそれがいっそう引き立つと思います。Audeze LCD3は今回はJudeにアメリカから持ってきてもらったんですがなぜかミックスウェーブのところにも2つあって、幻の新型がなんと3つもあるということになってました。

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JH-3Aは独特のクロスオーバーを使用したカスタムイヤフォン用のポータブルアンプです。JH-3Aは一回書いたんですがそれから紆余曲折素があって開発周辺がばたばたしていたのでもうちょっと調べて見たいですね。音はとてもよかったと思います。RXIIIはSR71Bのバランスケーブルでためしてみましたが、さすが空間表現は素晴らしいですね。ゼンハイザーのIE8後継のIE80もなかなかよかったですね。これも売れることでしょう。

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今回は何と言ってもフォステクスのTH900とA8ですね。A8もかなり安く設定されているのには驚きました。HD800でA8も聴いてみましたが、A7にはない空気感的な表現も再現できるようになっているように思いました。
Phasemationさんは毎回面白いネタを持ってきていて、今回は一見普通のCDTとHD-7Aの展示ですが、これ傅さんのtwitterでもありましたが、ちょっと面白い工夫をしています。それはSPDIFですが転送方式でUSB的なアプローチをしたもので、従来のSPDIFがUSBでいうアダプティブならば、この方式はUSBでいうアシンクロナスとも言うべきものでクロックの性能を引き出せると言うものです。ただしUSBとは異なってSPDIFですから信号転送を調整するためのフィードバックができないのですがそこは工夫があるそうです。

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今回のヘッドフォン祭ではDigiFiの紙面連動イベントを一時間勤めさせていただきました。
内容的には二部構成で、はじめの30分は先の記事で書きましたがDigiFi Vol4の私が選んだシステムの紹介です。ポータブル(K3003+HP-P1)とヘッドフォン(HE6+LYR)はこうした場では試聴ができないので、主に3番目のPCオーディオシステム(HD-7A 192+April AI500+ライドーX Monitor)で試聴は行いました。2番目はMacとWin7を使ってDigiFi Vol3で書いたPCオーディオの解説記事をおもにソフトウエアと言う観点で解説したものです。うちのブログとかVol3で書いたiPadのハイレゾ出力もやる予定もあったんですが、なかなか時間が足りませんでした。そうでなくてもちょっとつめすぎな感もあったかもしれません。
開演時ですでに席が埋まって立ち見の方もいらしたほどで、ここはありがたいことです。至らないところも多々あったと思いますが、来ていただいた方には本当にありがとうございました。
こちらのステレオサウンドさんのレポートで私の講演している写真が見られます。
http://www.stereosound.co.jp/hivi/detail/newsheadline_1320049664_image5_1.html
オーディオの講演でPC入力のプロジェクターをもってくる人はあまりいないかもしれませんが、実際にサンプルレートが異なったときのAudioMidi画面の動きなどをパソコン画面を表示させながら行ってみました。ただ部屋の関係で照明が微調整できませんのでなかなか見づらかった点もあったかもしれません。やはり実際にやってみるといろいろとありますね。
ちなみに試聴曲は以下の通りでした。

Fantasy - いまはアメリカでK&NEOとして活躍しているFakie
ガブリエルのメッセージ - 透き通る女声アカペラグループのAura
Tidal - 映像作家でもある高木正勝氏のトータルアルバムから
You'd be so nice - シホさんのハスキーな声が素敵なFried Pried


興味ある方はこちらからチェックしてみてください。

  
これが終わってからはMytek DSD DACの設定をアンダーテーブルでいろいろとやって音だしもしたんですが、時間の関係でDSDネイティブ再生までいけませんでした。PCMで普通に聴く音はMytekなかなか良かったですね。DSDネイティブ可能と言うことを考えなくてもDACとしてなかなか良いと思います。Mytek DSD DACは国内発売される予定です。

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夜は夜でHeadFi東京飲み会として池袋のブタ焼きの店だったんですが、モツなべのときに「これなに」と言われてうっかり真面目に説明してしまったんですが、アメリカの人は基本的に赤身肉しか食べないで白ものはだめということに気がついてちょっと冷や汗モノでした。ちなみにアメリカでは韓国焼肉と日本の焼肉は別の焼肉店として存在してます。こちらに飲み会写真も含めてインプレが上がってきています。
http://www.head-fi.org/t/577893/tokyo-japan-meet-at-the-fujiyaavic-2011-autumn-headphone-impressions

なんか自分にとってはいままでとは違うヘッドフォン祭でしたが、また違った面を感じられました。今回は海外からもお客様が来たし、お客様も3400人ほど入ったと言うことで名実とも世界クラスのイベントに成長したと思います。個人的にはいままで念願だったHeadFiの世界との融合ができたことが一番うれしかったことです。ひとつ夢がかなったという感じです。
あとはこの世界的なつながりを大事にしていきたいですね。
posted by ささき at 00:14 | TrackBack(0) | ○ オーディオショウ・試聴会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年10月25日

DigiFiのイベントで講演します

10/29のヘッドフォン祭で今回私はブースを持ちませんが、代わりにイベントの方に出演いたします。
DigiFi主催の紙面連動イベントで、14:15-15:15の予定です。場所は9Fの905です。

内容的には1時間を2部構成にして行おうと思います。

ひとつ目は ヘッドフォン祭にあわせて発売される次号のDigiFiで、評論家の和田さん、福島花乃さん、そして私の3人がお勧めのシステムを提案すると言う特集があります。そこで私が書いたお勧めシステム(私の場合はポータブル、ヘッドフォン、PCオーディオの3システム)をイベントで紹介すると言うものです。ヘッドフォン系はイベントで試聴できないので、ヘッドフォンシステム・ポータブルヘッドフォンアンプなどについて説明をして、試聴は主にPCオーディオシステムでスピーカーを使う予定です。
こちらは会場でDigiFi Vol4を販売する予定ですので、こちらをお買い求めいただくと他の2人のセミナーともども楽しめると思います。

二つ目はDigiFiの前号で私が書いたPCオーディオ基礎編の記事の評判がよかったと言うことで、これを実際に私がセミナー的に解説したいと思います。これもPCオーディオシステムをそのまま使用して試聴を交えて行きたいと思います。主にPCオーディオのソフトウエア的な側面をお話ししたいと思います。
こちらはDigiFiのVol3をお持ちいただくとより楽しめると思います。(自分の書いた本を講義用に買わせる大学の教授みたいですが)

参加無料ですので、ショウの合間にでもお越しください。
posted by ささき at 22:15 | TrackBack(0) | ○ オーディオショウ・試聴会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年10月21日

FujiyaTV出演します

明日22日の8時からまたフジヤさんでやってるUstreamのFujiyaTVに出演します。
今回は90分拡大版の予定で来週にせまったヘッドフォン祭の見どころを一通りカバーしようかと思います。今回はたっぷりありますね、ぜひご覧ください。

http://www.fujiya-avic.jp/user_data/fujiyatv.php
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2011年10月14日

CanJam 2011のハイライト

この週末デンバーでRMAF(ロッキーマウンテンオーディオフェスタ)が開催され、その中でHeadFiの一大イベントCanJamが開催されます(以前は全国大会と言ってたものです)。
そこでJudeさんがハイライトをHeadfiTVで解説してます。
http://www.head-fi.org/t/575050/head-fi-tv-episode-013-product-sneak-peaks-canjam-rocky-mountain-audio-fest-rmaf
たくさんあるんで注目点をピックアップします。
ALO : 名前しか伝えられないStudio 6というプロダクトが発表されるとのこと。なんでしょう?(追伸:ヘッドフォンアンプのようです)それとRX3のプロトタイプが展示されるだろうとのこと。
Fostex : HP-P1 を展示しますが、TH900とA8も持ってくるかもということ。
Audeze : ハイエンドスピーカーとLCD新型を展示するとのこと。これはビデオでは言ってませんが 下記のReality-1スピーカーとLCD-3(2改ではなく)と思われます。LCD-3は再設計された振動板とEd10みたいにゼブラーノのハウジングだそうです。
http://www.shootonline.com/go/index.php?name=Release&op=view&id=rs-web3-5508152-1318526366-2
HRT : Streamerシリーズのheadstreamerというコンパクトなヘッドフォンアンプを持ってくるようです。これiStreamer改だとよかったんですがiPodデジタルはないようですね。
http://www.head-fi.org/t/572751/hrt-headstreamer-usb-dac-amp
JHA: JH-3Aの製品版を持ってくるとのこと。カスタムについてはどうなんでしょうね。
センハイザー: Judeがビデオの中でかけてるワイヤレスのRS220など新型を持ってくるようです。
http://www.sennheiser.com/sennheiser/home_en.nsf/root/private_headphones_hifi_wireless-headphones_502029
HeadDirect: HE-300(HE-500の廉価版)やHifimanバランスモジュールを持ってきます。すいません、これ両方とも私いま持ってるんですが、書けてません(汗)

あとはSTAX新型向けのエディカレントの静電型、Wooの新型ヘッドフォンアンプ、RSA Darkstar、TTVJのミレットアンプの新型などです。
また久しく動きのなかったPhonakがPFE232イヤフォンを持ってくるようです。
この他ではパネルディスカッションなどあるようです。
これらのいくつかヘッドフォン祭でもみたいものですね。
posted by ささき at 10:29 | TrackBack(0) | ○ オーディオショウ・試聴会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年10月09日

ハイエンドショウ2011秋

ハイエンドショウを見てきました。面白いと思ったのはEARがヨシノトレーディングを代理店として新たに日本市場に出てきたと言うところです。パラビッチーニ氏も来てましたね。これにより価格は以前より安くなるということです。HP4も聞かせてもらいました。前はすごく良かったと思いましたが、今回はそれほどという感じではありません。やはりヘッドフォンアンプ市場に良いものがいまはたくさんあるかもしれません。

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ヘッドフォンアンプではセカンドスタッフがブロッサム・バランスアンプの新製品を出していました。今度はHE6などの4ピンXLRバランスにも対応しているようです。
ShiitのLYRも出ていました。こちらは直販のみということのようです(48300円)。

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今回面白かったのは台湾のKingrexが代理店なしで直接参加していたことです。「代理店募集中」なんて張り紙をしてました。
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ここのUSB DACとDDCは低価格(3万円台)で384kHz対応というなかなか面白いものです。
なかの仕組みがよくわからなかったので、Win7のサウンドプロパティとMac(10.6.8でした)のAudioMidi画面を開けてもらいました(DACとDDCで異なっていたかもしれません)。どちらも標準ドライバーでMacは384kHzまでWin7は192kHzまでとZodiac Goldに似た感じですね。やはりHighSpeed対応の独自コントローラでしょうか。
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スピーカーデモは台湾メーカーらしくJohnBlueを使ってました。代理店さんはこのJohnBlueもチェックしたほうが良いと思います。こちらに前に書きました。
http://vaiopocket.seesaa.net/article/113731264.html
前のヘッドフォン祭の時も書いたんですが、台湾って言うのも注目ですね。下記の記事の下の方に書いてます。
http://vaiopocket.seesaa.net/article/199951950.html
ちなみに台湾のKingrexの人は英語のプレゼンの中でcomputer audioではなくpc audioって言ってました。

今回のハイエンドショウは個人的には47研究所がいないのがちょっとさみしかったですね。
posted by ささき at 22:12 | TrackBack(0) | ○ オーディオショウ・試聴会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする