Music TO GO!

2019年09月06日

finalの音響講座ふたたび

先日finalの「イヤフォン・ヘッドホンがもっと楽しくなる音響講座」の受講のレポートを書きましたが、好評につき本講座を再度開催するということです。記事については下記です。

final audio イヤフォン・ヘッドフォンを楽しむための音響講座
http://vaiopocket.seesaa.net/article/466841836.html

final音響講座の宿題と復習 (E500とE1000の比較レビュー)
http://vaiopocket.seesaa.net/article/466887556.html

とても科学的な音響セミナーですが、イヤフォン・ヘッドホンを楽しむということに特化されているので難しそうな内容でも興味を持って取り組むことができます。低音がヴォーカルを聞こえにくくするって実際にはどういうこと?というようなもやもやがすっきりとします。
有料ですがなにかお土産も付いているようです。開催概要は以下の通りですので興味のある方はぜひどうぞ。

■日時
2019年10月20日(日)
◎午前の部:10:45-13:15
◎午後の部:14:15-16:45

午前の部・午後の部どちらも今年6月に開催した講座と同じ内容

■会場
富士ソフトアキバプラザ 6F セミナールーム1
〒101-0022 東京都千代田区神田練塀町3 富士ソフト秋葉原ビル

■定員
各回先着100名様(合計200名様)※予約制

■参加費
1,500円(税込)

■参加特典あり
当日の資料とお土産

■講師
S’NEXT シニアサイエンティスト

■申込方法
final DIRECT SHOP「音響講座参加券」販売ページにて、「音響講座参加券」を購入
https://final-audio-design-directshop.com/fs/final/ws_190608
posted by ささき at 12:00| ○ オーディオショウ・試聴会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年07月22日

HeadfiのCanJamロンドンからの新製品プレビューなど

今週末にロンドンでHeadfiのヘッドフォンイベントであるCanJamが行われますが、そこからJude氏による新製品のプレビュービデオが公開されています。
https://www.head-fi.org/threads/canjam-london-2019-july-27-28-2019.905907/page-11#post-15075726

3:15 レコーディング機材のアインシュタインRupert Neveの開発した初のDAC製品。Rupert NeveはJudeの尊敬している人だそうです。
Fidelice RNDAC。ヘッドフォン端子は全部バランスで、TRS、XLR、Pentacon。最高の測定性能を持つDACのひとつということ。内部はバランス回路。JudeはカスタムIEMで使っても背景ノイズはなかったと言ってます。
Fedeliceヘッドフォンアンプ(旧製品のアップグレード)も出ています。

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Rupert NeveとDedelice DACとヘッドフォンアンプ (Headfi TVから)

11:47 FiiO AM3D(THXモジュール)をJudeが測定したグラフが出ていて、incredibleって言ってます。
19:44 測定結果グラフを見せてiBasso DX220がとてもローノイズだって言ってます。
21:46 HIFIMANのアナンダBTとTWS600。わたしもアナンダBT聴いたことあるのですがこれはとても素晴らしいです。
37:59 Rosson Audio Design RAD-0。Audezeの創立者の一人Alex Rossonが作った平面型。自然でニュートラルだけど音は豊かだとJudeは言ってます。

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Rosson Audio Design RAD-0 (Headfi TVから)

47:14 JudeはリボンのRAAL SR1aのほうがAKG K1000よりもいろんなめんでより優れていると言ってます。
56:29 HEDD HEDDphone ONEはAMT(Air Motion Transformer)ドライブのヘッドフォンです。AMTというと鎧のような奴を思い出す人も多いでしょう。

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HEDD HEDDphone ONE (Headfi TVから)

しかしオルソダイナミックや静電型に加えてリボンとかAMTとかいろんなドライバーがまた出てきましたね。また百花繚乱という感じです。

それとRupert Neveもそうですし、今回はワッツもいろいろとセミナーを持っているのですが、イギリスはやはりオーディオ系の歴史が豊かで人材が豊富だと思いますね。日本の場合にはハイエンドオーディオという趣味がアメリカから入ったということもあって、イギリスは多少縁遠いようにも思えてしまいますがやはり本場です。
最近私がよく話する人だけでもロバート・ワッツ、トルステン・レッシュそしてボブスチュワートと海外技術系の大御所はイギリスですからね。そして歴史があって人脈がいろいろと絡んでいます。
わたしとかは飛行機関連で戦時中のレーダー技術とかも興味あって、やはり電子技術では昔からイギリスがダントツなんですが、そうした歴史もまた深みを感じます。
posted by ささき at 21:40| ○ オーディオショウ・試聴会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年06月20日

HeadFiのCanJam Socal 2019プレビービデオからいろいろ新製品

今週末に行われるHeadFIのCanJam Socal2019のプレビュービデオが公開されています。
中から新製品などを紹介します。(ちなみにSocalはSouthern Californiaのこと)
下記リンクです。
https://www.head-fi.org/threads/canjam-socal-2019-june-22-23-2019.901166/page-34#post-15015390

まずまたHeadFiオリジナルヘッドフォンが登場します。Gradoとの共同によるHF-3です。まだ画像はありません。
Grad HF-1 1:30
HF-2 2:00
ちなみにうちのブログでのHF-1とHF-2の記事はこちらです。もうなつかしい、HF-1は14年も前、HF-2でさえ10年前になりますね。Gradoの音、アメリカンサウンドが聞きたいという人は要チェック。
http://vaiopocket.seesaa.net/category/558621-1.html
GRADOからはGW100 オープンのワイヤレス(BT)イヤフオンも出ます。 3:24
12:27 Focal Arche。Focalの据え置きDAC内蔵ヘッドフォンアンプ。Micromegaとの共同開発。AKMベースでアンプはバランス
Focalのヘッドフォンにはプリセットの特性調整可能。スタンド込みがすてき。
ARCHE.png
Focal Arche HeadFi TVから

14:09 Manley Absolute 真空管ヘッドフォンアンプ。いろいろ設定がいじれるよう。
19:12 ヘッドフォン祭でも出ていた話題だったRAAL requisite SR1a。
19:38 RAALのリボン振動板の解説あり。
Judeは音については低域は少し薄いけどイメージングがすばらしく、とにかくFastって強調していますね。
26:32 MEZEのEmpryanはいまやJudeのリファレンスになっているって言ってます。あとMEZEではRai Pentaも出るようです。JudeのコメントだとやはりEmpryanみたいな音楽的な美しさと性能の高さが調和したもののよう。
27:50 ZMFの新フラッグシップ。なんかクラシックに見える感じ。
31:29 インド初の静電型ヘッドフォン、低価格の静電型ヘッドフォンのKaldas Research RR1 Conquest。名前がバーフバリっぽい。$500から。赤いのは配線です。配線をデザインに取り入れてるのは面白い。
http://kaldasresearch.com/
RR1.png
RR! HeadFi TVから

34:19 Chord Hugo TT2の測定結果がいかにクリーンかということの説明。
36:42 Empire earsはゾニオンのEST攻勢か。Valkyrie(バルキリー)。ダイナミック+BA+ゾニオンEST(高域)。
Wraith 11ドライバーで7つBA、4つゾニオンEST(高域)。音は両方ともAirがあるって言ってますね。
39:57でもJomo Audio TrinityがESTドライバー使ってますので、ESTはかなり出てきましたね。JudeはJomoのEST実装がいいって言ってます。
41:51に64 Audioの新製品がモザイク懸けられてるのがおもしろい。このビデオシリーズでも初めて見た。
49:07 Akoustyx R-110。Judeがコストパフォーマンスが高いって言ってます。測定性能が高い(ターゲット曲線に近似している)ということ。
52:32 Periodic Auido 新製品Carbon。これも測定的なひずみがとても低いっていうことのようです。
55:13新しくはないですが、THX AAAに興味を持った方のためにBenchmark HPA4をご紹介します。THXAAA-888モジュールを採用しています。おそらく測定的に最高クラスの性能だと思う。
1:03:02 上海のメーカーMatrix Audioのストリーマー(ネットワークプレーヤー)とヘッドフォンアンプの合体版。MQA対応、ESS 9038pro採用。アナログとデジタルのまざって凝ったボリュームを採用しているよう。

ところでビデオ見てたら出てきましたが、いまAndyはMrSpeakersに居るんですね。
posted by ささき at 12:46| ○ オーディオショウ・試聴会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年06月09日

final音響講座の宿題と復習 (E500とE1000の比較レビュー)

昨日のfinal音響講座での宿題をやるとともに、E500とE1000の比較レビューをするために昨日の講座の復習がてら習ったことを使ってみましたのでレポート提出します。

宿題: 基準音圧を体感する

昨日配布された教材のfinal E500を用意します。
指定音源をダウンロード(ピンクノイズと音楽)。
AK70(またはWalkman)を用意。イコライザーをオフ。指定音源を格納する。
AK70のボリュームを99に設定。これが85dBC、これで一日3時間リスニング(WHO勧告)推奨とのこと。
ボリュームを89に設定。これが80dBC、これで一日8時間リスニング(WHO勧告)推奨とのこと。

感想を言いますと、個人的に80dBだと少し音量が物足りないかんじで、85dBだとちょっと大きいですね。ただ音楽によってはこのくらいで聴きたいかもしれないと思うかもしれません。


復習1: ボリュームマッチングをしてE500とE1000を聴き比べる


次にE500をE1000と比べて試聴をしてみるのですが、このときに昨日の講義の手順通りにやってみます。
ここからはAK70よりも素直な特性のAK380を使ってみました。

E500はコンパクトな箱に入っていますが、中身のイヤフォン本体はきちんとビニールカバーされて分けられているのが目を引きます。
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E500とE1000の違いとしては能率(感度)があります。このほかにカラーも違いますが、プラ筐体の場合にはE500のようにブラックのほうが見た目はよいようにも思いますね。

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黒いほうがE500

E500は能率が98dB/mW、E1000は能率が102dB/mWです。インピーダンスは同じ16Ωです。この場合はE500のほうが少し鳴らしにくいのでE500を聴くときのボリュームを調整する必要があります。

まずはじめにボーカルまたはナレーションだけの曲で比べる二機種のボリュームの目盛り差をたしかめてメモしておきます。声だけ使うのは低域や高域など音量レベルの差で変動する部分が少ないからです。
わたしの場合にはいつも使う試聴曲の一つ、LINNレコーズの24bitクリスマスのAlmost Like being in loveの冒頭でくだらないジュークをいってお客さんが笑うMCが30秒くらいまるまる入っているので、そこでE500とE1000のボリュームの差を調整して、差が分かったら続けて音楽部分を聴くという風にしてみました。
またそれを念頭に入れていつもの様々な楽器の入った試聴音源を聴いてみます。

E500のほうが能率低いせいもありますが、暗めで抑えめの表現で、E1000のほうが明るく華やかに聴こえます。ダブルベースソロパートなどを聴くとE500はずっしりと、E1000は低域は軽く感じられます。ドラムスソロパートを聴くとハイハットの高域はE500では音の大きさは似ているけれどきつさが抑えられています。
E1000は上位機と比べると筐体がプラスチック化されたこともあつて、音が荒いところがあるのですが、E500ではそうした点でより整った印象も受けます。またやや骨太のE500にくらべるとE1000の音はやや細身に思います。

たぶんボリュームマッチングさせて聞くというのはオーディオファイルなら知っている人は多いと思いますが、こうして科学的な手法でステップを踏んで実施するというのが大事なことではありますね。

E500ではゲームやバイノーラルに向いているということです。
次にバイノーラル音源を試してみました。これは前にHD TracksがHeadFiと共同で製作した音源の"Open Your Ears"から2曲使ってみました。
http://vaiopocket.seesaa.net/article/143291917.html

9-Percussion Imaging Test
これは音楽ではなくドラムのサウンドテストトラックです。広いスタジオにマイクから3、6、9、12、15、30、70フィートごとにドラムセットの距離を変えていきます。
11-Heartbeat
これも音楽というよりはテストトラックです。ここでは50、40、30、20Hzの低域再現性を聞きます。

E500とE1000では低域特性はほぼ同じように思いますが、ナレーションの「もっともっと低く..」というのがE500のほうがなまなましく感じられますね。これはPercussion Imaging Testでも同じで、E500のほうがドラムの音も「いま何フィートだよ」っていうナレーションもよりリアルに聴こえます。

そしてゲームでも試してみました。水上スキーゲームのRiptide GP2をiPad Pro12.9(ひとつまえ)にいれてE500とE1000でそれぞれ試してみます。

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これはかなり違いますね。E500でゲームをすると音のリアルさで没入感・迫力がすごいと感じられます。E1000でボリューム調整して同じようにゲームしてもそう感じられません(同じでかい画面でも)。イヤフォン一つでかなり違いますね。E500はゲームやナレーションなどに向いた音色のように思います。私はあまりゲームやらないんですが、E500では試聴を終わってからもう一回やってしまいました 笑

やはり音楽での違いもありますが、ゲームでの違いが一番大きいように感じました。
またE1000はけっこう使ったものですが、E500の方はエージングは一晩程度なので、使うともう少し差は出てくるかもしれません。

復習2:音色の3因子でレビューを書く

上の項ではいつものようにレビューコメントしたのですが、もうひとつの復習として「音色の3因子」を使って書き直してみようかと思います。
これは音楽を「金属因子」「美的因子」「迫力因子」で表現することで客観的にレビューを書こうという提言です。

「金属因子」はE500では適正くらい、E1000では少し鋭く感じます。
「美的因子」はむずかしいですね。E500のほうが音の粗さが少ないから整っているといったほうが良いかもしれませんが、整っているという言葉が教科書にはなかったのであえて使いません。ただE1000のほうが「金属因子」が強いために中高音主体の楽器ではきれいに聴こえるともいえますね。
昨日の例では澄んで明瞭感の高い音を美的因子で「きれい」、不明瞭な(SNの低いような)音を「汚い」ということだったと思いますが、イヤフォンの音色に当てはめると少し難しいように思います。ここは3因子の中ではちょっと判断がしにくい項目ですね。
「迫力因子」はE500のほうがより迫力のあるように感じられます。
「金属因子」は中高域再現、「迫力因子」は低域再現に近いように置き換えてしまいますが、これでよいのかもちょつと分かりません。

この3つに集約すると、違いの大きな機種を比べるには良いかもしれないけれども、そうでないと差の表現がしにくいようにも思いますね。また3つよりはもう少し細かいほうが、差の表現がしやすいようには思います。
個人的に言うと、この3因子に関してはつけるとしてもレビューと別に数値表現で(たとえば5MAX)、

金属因子 E500:3、E1000:4
美的因子 E500:4、E1000:4
迫力因子 E500:4、E1000:3

みたいにしたほうが、客観的評価という点では良いようにも思います。それと普通のレビューを組み合わせてみてもいいかもしれませんね。

これで単位はもらえるかな?
posted by ささき at 16:00| ○ オーディオショウ・試聴会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年06月08日

final audio イヤフォン・ヘッドフォンを楽しむための音響講座

今日はfinal audio主催のイヤフォン・ヘッドフォンを楽しむための音響講座を受講してきました。約120名の参加者でセミナールームもいっぱいでした。これはもともと社内教育用のセミナーをイヤフォン・ヘッドフォンを楽しむための知識ということに主眼を置いて外部セミナーとしたようです。

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挨拶する細尾社長

参加者には教材としてはfinalの未発表モデルのE500が配られました。このE500は官能評価を科学的に分析する新しい手法に基づいて開発されたもので一人の官能評価ではない点がポイントだそうです。VRやゲームに適した特性を持っているイヤフォンで、大手携帯会社との提携の副産物ということです(市販未定)。
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講座は2時間ほどで、下記のように12のトピックを設けてそれを説明して簡潔に締めくくるというわかりやすい構成で行われました。以下*部分は私的感想です

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講座の機材等

1.ヒトはどうやって音を聴いている? - 耳の仕組み、*有毛細胞の働きがデジタル(PDM?)的というのが面白かった
2.ヒトが聞こえる音の大きさの範囲は? - dBとは、実際に基準となる85dB(C)の音をGenelecのスピーカーで聴く実習
→配布されたE500と手持ちのiPhoneまたはDAPの指定位置で基準音を聴いてみる課題がだされる

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音圧を測る実習

3.ヒトが聞こえる音の高さの範囲は? - 音の高さとは、楽器の周波数 - 周波数スイープを聴いてみる
4. 周波数特性とは? - 周波数特性グラフとは
5. 音を比較する際は音の高さをそろえることが大事? - 等ラウドネス曲線とは *音量をそろえるにはボーカルのみがよい(音量で変化する高域と低域が含まれないから)というtipsがわかりやすい
6. イヤフォン・ヘッドフォンの理想的な周波数特性は? - スピーカーと同じか?フラットでよいか? イヤフォン・ヘッドフォンは耳に直で入れるため外形分の脳内変換を無視してしまう - それを補完する周波数特性が求められる 
7. 映像の比較と音の比較の違いは? - 音では一度に2つの音を比べられないので短期記憶が必須 - 2つの音を比べてみる実習
8. 音を比較する際に何に着目するか? - 官能評価のあいまいさ - 共通化の提言 *ここはレビュー書きとしては耳が痛いところ
9. 低域がボーカルを聴こえづらくするのはなぜ? 低音のマスキング効果 - 実際に低音がより高い音を打ち消す実習 *実習により納得性が高い
10.エージングとは? 聴覚的なエージング、finalの考える機械的エージング
11.イヤピース・イヤパッドの密閉度が低いと低域が減るのはなぜか? 低域が減ると低音だけでなく、マスキング効果で音の全帯域に影響する
12.イヤフォン・ヘッドフォンだからこそ実現できる楽しみ方 - 3D、VR - それに適するE500

内容は難しい点もありますが数式も使わずにわかりやすく基礎からしっかりとカバーし、イヤフォン・ヘッドフォンに特化したテーマのために飽きることなく聴きとおすことができました。またfinal audioは科学的手法を重視するメーカーだということも納得できます。
次回もあればお勧めです。

さて、課題はあしたやろっと。
posted by ささき at 22:26| ○ オーディオショウ・試聴会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年04月29日

平成最後のヘッドフォン祭2019春

恒例のヘッドフォン祭のレポートです。

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私は今回は1日目にトップウイングさんのSONOREの紹介と、ヘッドフォンブック・ヘッドフォンアワードの司会進行を務めました。二つイベントがあると準備やら何やらで忙しく、1日目はほとんど見られませんでしたが、2日目はけっこう見て回りました。今回は10連休のせいか、土曜日のお客さんが多かったように思いましたね。

Spirit trinoの開放型twin pulse。立体的な音場が特徴的ですが、躍動感もあるように思いますね。
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Spirit Trinoの密閉型。密閉型は周波数特性を取るのが難しいので初めからイコライザーありきで設計したのがポイントということ。試聴もまず据付のDAPを使った方がとても音が良かったです。イコライザーカーブはダイナミックレンジのヘッドルームも考慮したもので、製品につけて提供するということ。
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Dream XLSベータ版。OSLOケーブルが付属してます。Dreamのシャープさを持ったまま音楽的になった印象。ドライバーも再設計されてるとのこと。
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ファイナルの新Bシリーズ。Eシリーズは万能設計だったが、Bはもっと音をモデルごとに特化させたとのこと。たとえば音にはまれば手放せない感じになってほしいとのこと。モデル名は上下を意味せず開発順。B1は解像感優先、B2はダイナミックレンジ優先、B3はB1とB2の折衷とか。音もファイナルらしくすこぶる良かったですね。特にB1。
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Campfire Audioからは新製品IOとPolaris改。IOは2ドライバーで音響抵抗レス、コスパの高いエントリーモデルで、Polarisは改良点が多数で価格は前モデルと同じくらいとのこと。
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ミックスウエーブさんではマクベスカスタム。明瞭感も高く立体感が独特で良かったですね。
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今回は以前からちょっと知り合いのベトナムの会社(会社は中国かも)のSimphonioというブランドが参加していました。某有名メーカーのOEMをやってたりするところで技術力はたしかだと思います。とにかく音質第一をあげていて、いくらなんでもやりすぎかという普通の100円イヤフォンのようなイヤフォンが5万円という Dragon3がまずすごい。チタン振動板と優秀な線材のケーブルだそうです。Yuin PK1を思い出しますね。
また右のセラミックドライバーというモデルもかなり音が良かったですね。
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フォスター電機はDIYコンテスト。すぐユニット売り切れたとか。
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おなじみJabenのブースでは新製品tralucentのIEMがユニークなのがいっぱい出ていました。
これダイナミックが「一発で」ハイとローを受け持ち同軸BAがミッド。ダイナミックのミッドはクロスオーバーでカットしてるよう。
他にも好評ファンタジーアンプが4.4mm端子を搭載したよう。
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HIFIMAN の静電型システムJade II。ものすごく軽量で、ドライバーがキラキラ光るとか面白い。音も軽快感がありますが、アンプの駆動力が高いというか、能率が高いというか。
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エミライさんのところ、ラールレグジットのヘッドホン。これで完成形ですか?って開口一番に聞いてしまいましたが、これで完成形のフルオープンのリボン振動板だそうです。AKGのK1000みたいな感じでスピーカーアンプで駆動させます。
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WestoneはBシリーズがメインとなります。こちらについては私の書いたPhilewebの記事もどうぞ。
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LP6TI199もやはり音質の良さに関心高く、さっそく売れたそう。LP6はその低価格版。
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HugoIIの外殻の交換で5万円くらい。
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今井商事さんのところのWooオーディオの石のアンプ。バランスインのバランスアウト。20万弱くらいのよう。USB DAC付き。
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ファーウエイのHWAレシーバー。音は悪くないけどせっかくなのでMMCX対応とかにしてちょうだいってお願いしました。
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なんだこれは。
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根元さんの中国オーディオショウ報告会は、持ち帰った怪しい機器の試聴会になりました。意外とみんな音良かったのに驚き。ただ思ってたより価格も高いですね。長細いQLSのDAPが7-8万円、小さいDAPが5万円くらいというと音は悪くないけど、ちょっと高め。
ショウの開催はJabenのようなディーラーが中心でerj.netがスタッフ参加してるような感じのよう。ほかにもCanJamはHeadFiがやってるので群雄割拠みたいな感じでいろいろなショウが行われているのでしょう。イヤフォンよりもヘッドフォンが優勢で、イヤフォンは2000元(3万円)くらいがひとつの上限のよう。
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そして、、
平成のWシリーズか、何もかも、みな懐かしい。
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ということで令和のヘッドフォン祭も楽しみです。
posted by ささき at 14:02| ○ オーディオショウ・試聴会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年02月03日

ポタ研2019

2/1は恒例のポタ研でした。

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東神奈川でカスタム作ってるというメーカーさん。低価格がポイントのよう。
http://iem.kitagawa-net.com/

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finalさんのところではなにやら面白い耳掛け式の平面イヤフォンD6000を展示。

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L&Pからは70万という超ド級のDAPが登場。

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アユートさんのところではオープンApkの展開とVRとポータブルオーディオの融合みたいなことをやっていたのが面白かったですね。これはVRゴーグルで映像をみて、Hugo2やMojoで高音質でイヤフォンで聴くという提案。

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最近はBTレシーバーはiFI xDSDを使うことが多いんですが、xCANもいいですね。こっちはアンプメイン、xDSDはDACメインで悩むところ。

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しかし昨日は数年前のドカ雪を忘れさせてくれるくらいに天気が良かったですね。このページの写真はすべてiPhoneですが、iPhoneも画像処理次第では下記の15Fからの眺望と冒頭のサンプラザの画像のように高精細な画像を見せてくれます(この3枚はRAW現像したもの)。スマホのポテンシャルって本当はとても高いんですがそれをどう引き出すか、ですね。オーディオも写真も。

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2018年11月16日

MQAライブストリーミング in InterBee

幕張メッセで開催されたInterBEEの中で世界で5番目というMQAライブストリーミング配信のデモが行われました。
これは銀座の音響ハウススタジオで演奏するミュージシャンのライブを、スタジオのMQAリアルタイムエンコーダーを使ってハイレゾ配信し、幕張の会議場で再生するという試みです。
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会場にはボブスチュワート氏も登壇しました。
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音響ハウススタジオからは生演奏をMQAリアルタイムエンコーダーで192kHzで配信してそれをいったんクラウドにあげます。192/24での伝送速度は1.2MbpsということでTIDALなどのCD品質のロスレス配信よりも低いものです。幕張側ではfoobarを使用してクラウドのアドレスを打ち込んでストリーミング再生します。PCにはMeridian Ultra DACが接続されていてそれをMQAフルデコードします。アナログドメインのオーディオ再生機器はラクスマンのプリメインアンプとダイヤトーンのスピーカーでした。
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時間の13:45になるとスタジオからの声が聞こえてジャズの演奏が始まりました。再生の音質はグリッチなども全くなく、極めて滑らかで透明感の高いものでした。演奏者はピアノが清水絵理子さん、サックスが山口真文さんです。
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再生サイドではなにも特別な機器もソフトも必要なく、つまり一般家庭でもクラウドからストリーミングできるfoobarのようなソフトと、Tidalのロスレスストリーミングが可能なネット接続があれば、直接ライブハウスからハイレゾ配信がうけられるということを意味しています。
帰りがけにInterBEEを見ているとさらに4K/8Kで映像配信ができれば家庭に居ながらにしてライブハウスから演奏をそのまま届けられる時代もすぐそこでは、と感じてしまいました。まさにリスナーとアーティストの距離を縮める試みと言ってもよいでしょう。
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ちなみに下記はInterBEEでのおなじみFitEarのプロオーディオ向け展示。ヤマハのデジタルミキサーにFitEarのIEM向けのEQプリセットを提供しているという内容です。
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posted by ささき at 20:57| ○ オーディオショウ・試聴会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年10月29日

ヘッドフォン祭2018秋レポート

恒例のヘッドフォン祭秋のレポートをお届けします。

ウルトラゾーンのEdition 11。いままでのチタン振動板からバイオセルロース振動板に変わったのが特徴です。木製のハウジングもいつもながら良い仕上がりですが、装着感も軽いです。
音はSP1000CPで聴いてみましたが、S-logicも進化してるのか奥行き感のある深い音場が特徴的です。チタンっぽい硬さがなく、弦の鳴りもいいですね。
またケーブルが前はがっちりしたレモだったのが2ピンになっていたのが驚きでした。ただし改良されて極性と左右の誤装着対応のノッチもあったと思います。フェンダーの新しいPro IEMシリーズも同様な改良を経てMMCXから2ピンに戻ったのですが、この辺は興味深い動きですね。
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オーディオテクニカのL5000。わたしはL3000を持っていて、昔はリケーブルやらバランスやら何やらでかなり凝ってました。その思い入れあるL3000と似たスタイルから想像するL3000のあの重厚な音のイメージとはまったく異なって、明るく快活な音で密閉型っぽさも少ない感じでした。
担当の人もL3000は意識してないで、いまできることをやったと言ってましたね。W5000風と言うほうがより近いかもしれません。

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あ、ついでに当時(10年以上前)に作ったL3000の壁紙もついでにアップしておきます 笑
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面白かったのはフォスター電機のドライバーのパーツ売りの展示で、これはB2Bの出展となります。
参考展示のヘッドフォンはMT050Aという50mmユニットを使って須山さんがサンプルとして作ったもの。仮名称はAir3というようで、中身も名の通りにAir2/Titan同様タンデム駆動の凝ったもので音もかなーり良かったです。製品化が期待されますね。
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トップウイングさんのブースではXI Audioのディスクリート・マルチビットDACの発表も行われました。このDACについては後に詳しく書けると思います。また、謎のイタリア製タンデム駆動の新ヘッドフォンが出ていて、独特の音を聴かせてくれました。
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Kenさんと新製品Campfire AudioのSolaris。Kenさんいわく、これはベストでこれ以上のものはないよ!って言ってました。これは後で詳しく書けると思います。
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FaudioのMajor。3つのチャンバーが特徴的なダイナミックドライバーモデルです。これについては後で詳しく書けると思います。
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ゼンハイザーの(BTでは)初となる完全ワイヤレスが発表されていました。
ゼンハイザーが実は左右が完全に独立した「完全ワイヤレス」イヤフォンを世界で初めて開発したんですが、そのときはBluetoothではなくKleer方式でした。下記記事参照。
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http://vaiopocket.seesaa.net/article/111416395.html
こちらはBluetooth方式となって初の完全ワイヤレスです。音質は昔のHD650とかHD25を思わせるゼンハイザーっぽい音でかつ音質はかなり高いと思います。左右接続はNFMIで左(子機)を手で覆っても切れません。けっこう完全ワイヤレスではいいモデルだと思います。

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ファイナルさんのところではさらなるエントリーモデルのE1000が人気でしたが、E1000はあとでまた詳しく書けると思います。
下記画像は代理店がファイナルさんに移ったDitaの新製品Project 71。親会社の1971から47周年記念とのこと。従来に比べてダイナミックらしいパンチとエネルギー感が音楽的で心地よいですね。ケーブルもビンテージっぽい独特の線材を使ってるようです。

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ヘッドフォン祭で発表となったNobleのセミカスタム。ウイザードと写真を撮ってもらいました。
ユニバーサルイヤフォンのフェイスプレートと内部配線をカスタム化できるそうで、それによりサウンドのニュアンスを変えられるということ。

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Shureの新しいBTレシーバー、BT2。明瞭感や音の広がりはなかなか良いように思います。
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OriolusのBA300S。入出力とも4.4mmの真空管ポータブルアンプ。ソニーお持ちの方に。
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Hiby R3。11月にMQA対応するということで、Tidalも入ってるようです。中国系DAPのコントローラソフトをやっていたHibyだからプレーヤー部分は優れてるんでしょう。ディスプレイも綺麗です。iPhoneのHibyアプリもMQA対応してくれるといいんですが。
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アユートさんのところではウマ娘モデルのSR15とかセガサターンモデルのACTIVOなどの展開が面白いですね。またフェンダーのPro IEMシリーズの展示もされていました。フェンダーのPro IEMシリーズについては担当者にインタビューをしたので詳しくお伝えできると思います。
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今井商事さんが代理店となるWooのWA8。バッテリーで動作し、真空管2本と3本駆動が切り替えられます。イヤフォンだと2本駆動がよい感じでした。ちょっとお高めですがいかにも真空管らしい甘くて暖かい感触いい音です。
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エミライさんではHeadampのGSX miniが出るそうです。これは電源を内蔵して小型化したもの。
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わたしはGSXもずいぶん前に買いまして、おそらく日本で初めて「バランス駆動」なるものを紹介した記事はGSXで書きました。もう12年は前になりますね。
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http://vaiopocket.seesaa.net/article/22525911.html
まあdinaloとかdinahiとか謎の言葉が出てきたら上の記事を辿ってみてください。
posted by ささき at 10:47| ○ オーディオショウ・試聴会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年07月07日

ポタ研夏 2018レポート

今日は恒例のポタ研を見てきました。はじめよりも後になってからの方が混んで来たのは、みな慣れてゆっくり来ているからのようです。

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今日けっこう気になったのはこのiFI AudioのxDSD/micro用の新しいケーブルです。これはあのAudioQuestのDragonTail(左)と同等以上の音質あるのに驚きます。また取り回しはより柔らかいですね。iFI Audio持ってる人は要注目かと思います。

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アユートさんではSE100を中心に展開してました。これはヨーロッパでは有名なムシューシャというキャラとのSE100コラボとのこと。

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ミックスウエーブの展開するF・Audioのフラッグシップ。ここはフルレンジのBAでまず音を作って、ドライバーを増やすごとに弱いところにBAを足すという考え方とのこと。透明感が高く、ちょっと独特な空間の広がりがありますね。

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Colorflyの流れをくむLUXURY & PRECISIONのLP5の特別版。L6などL系統は完全ポータブルでLP系は据え置きも念頭に入れてるとのこと。
聴いてみると音に細かさだけではなく、深みがあって高級パーツを使ったアナログ回路の設計の良さを感じさせてくれます。

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Complyが輸入するInEarz(インイヤーズ)というカスタムイヤフォン(Nirvana)のデモユニット。ADELモジュールが付いてますね。
ADELモジュールついてるユニットらしく音の独特の開放感というか立体的な広がりが良い感じで、スケール感があります。

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A2PさんのSTAXポータブル真空管アンプの完成品。真空管らしく音色がきれいで、意外と低域もしっかり出てます。音が速くキレが良いという静電型の良さもちゃんと出てると思いますね。

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ファイナルで売り切れのLab4がシンガポールでストックが見つかったそうです。興味ある人はJabenジャパンへ。

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ファイナルのE4000(クロ)とE5000(シロ)。さすがの良い出来ですが、私にはE4000の方がE3000の上位バージョンで、E5000はE2000の上位バージョンに思えました。ケーブルのせいかもしれませんが、E5000はちょっと演出系気味かもしれません。
posted by ささき at 17:39| ○ オーディオショウ・試聴会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年05月04日

ヘッドフォン祭2018春レポート

恒例のヘッドフォン祭2018春のレポートです。

* ヘッドフォン関係

今回の話題はまずMEZEのEmpyreanでしょう。

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MEZE Empyreanと開発者

まずEmpryeanのキャッチフレーズである"Isodynamic Hybrid Array Headphone"とはなにかというと、簡単に言うとアイソダイナミックとはダイナミック型の平面駆動形式のことです。これはメーカーによっても呼び名が異なり、ヤマハではオルソダイナミックと呼んでいますが基本同じものです。対するのは静電型の平面駆動形式などです。
ハイブリッド・アレイの方は、二つの周波数帯と設置位置の異なるコイルパターンを組み合わせたのでハイブリットアレイと呼ぶようです。コイルパターンはアイソダイナミックでは肝となるところで各社の独自技術が詰まっています。
音はミッドレンジが豊かで厚く、帯域特性も広く、トランジェントが良いのも特徴です。Empyreanは開発者にインタビューもしたので細かく書く機会もあるかもしれません。

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MEZEのEmpyreanは発表会も行いました。EmpyreanはMEZEのほかに平面ドライバー開発を担当した開発者も発表しています。

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HD820

ゼンハイザーのHD800の密閉型版のHD820。たしかにHD800とは微妙に音が違いますね。クローズかっていうとそうでもないし、オープンかっていうとそうでもない、不思議な感じです。

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STAX 007Sと旧タイプ

STAX 007S。旧タイプとの比較試聴ができました。たしかに新型の方が音が締まってる感じはしますね。

* イヤフォン関係

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Campfire Audioが発表したAtlasとCometも話題でした。これはKenさんにインタビューしたので少し後に詳しく書けると思います。
音はAtlasではとても雄大な音で、Cometはシングルながらワイド連場がポイントです。Kenさんの好むシンプル・イズ・ベストを体現したような新製品です。

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JH Audio Billie Jean

JH Audioでは直前に末娘のBillie Jeanが発表されました。こちらは今月発売のヘッドフォンブックに1600字ほどMichelleとの比較も含めた記事を書きましたのでそちらをご覧ください。

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左:Billie Jean 右:Michelle ltd

黒のMichelleと比べるとBillie Jeanがより小さくて、ノズル部分の形状が異なることがわかります。ここがアコースティックチャンバーです。

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Ditaはツインズコンセプトに基づくFealty(シルバー)とFidelityを発表しました。音質は共通特徴はDreamゆずりの切れ味良いもので、Fealtyは強調感高く、Fidelityは自然な感じです。こちらについてもツインズ・コンセプトとはなにかということを含めて近いうちに書く予定です。

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AZLA Horizon(左)とAZLA 2

AZLA Horizonと祭りの日に公開されたAZLA 2。HorizonはAZLAから中高域BAを取ったことで中低域によりフォーカスした感じの音ですね。ポップロック系には向いていると思います。コンパクトなのもよい点です。

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ShureはKSE1500の第二弾としてKSE1200を出しました。アナログ回路だけになって安くコンパクトになったものです。
たしかにホワイトノイズっぽいのはほとんどないように思えます。デジタル回路を取ったからでしょうね。イヤフォン部分はKSE1500と同じものですが、1200のアンプ部のみの別売りは検討するとのこと。

*DAP/アンプ

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xDSD、xCanとトルステン博士

iFiの参考出品xCan。xDSDと違いアナログアンプです。ただしBTレシーバーとESS DAC(BTのみのため)を持ってます(オプションらしい)。

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PAW Gold touch

新製品PAW Gold touch。独自OSのままでアンドロイド風のUIを作ってるようで、動作が速いのが特徴。音の力強さは前モデル譲りですね。

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シャーロックアンプ

Jabenブースではファンタジーの人が作ったK1000を鳴らせるシャーロックアンプが注目です。(http://jaben.jp/)
これはなんと低価格のアンプを2個使ってブリッジにできるモードがあります。スイッチは背面。
わたしK1000の専用SACアンプも持っていて、K1000を鳴らすためにVinnieさんのRed wine Signature30まで買ったほどなんですが、このアンプでK1000で高域がキンキンせず、きちんと低音が出るのには脱帽です。
http://vaiopocket.seesaa.net/category/867406-1.html
そうするとこの独特の音場にはまってしまい、K1000って長時間聴くと締め付けでコメカミ痛くなるというところまで思い出すほど聞きほれてしまいました。

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こちらはいよいよ来ましたHeadAmpのBlue Hawaii。GSX-2なんてのもありました。
わたしは旧GSXも持っています。下に書いたGSXの記事はおそらく日本にはじめてバランス駆動なるものを詳しく紹介した記事だと思います。
http://vaiopocket.seesaa.net/category/1838452-1.html
かなり長いブランドですね。基本HeadAmpはギルモア博士のデザインに沿っていて、GSXもBlue Hawaiiもその点では同じはずです。GSXであればDynaloをバランス化したDynamidに電源強化したものです(BTLなので)。
納期はいろいろ言われていましたが、最近は改善したということ。いまは10年前とは違って静電型もダイナミックの平面型も普通の時代なので、見直されてもよいかもしれません。

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HiFimanの参考出品、R2R2000。R2RはマルチビットのことでPCM1704Kを使用しています。
たしかに滑らかで、コンパクトボディとは思えないような滑らかで厚い音が出てました。

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AKGのヘッドフォンアンプ。A級っぽいアナログ的な暖かい音が出てました。AKG K701の流れをくむヘッドフォンによく会うかも。
AKG N5005はレビュー記事をうちで書いています

また、今回も最後にはヘッドフォンアワードの司会を行いました。
印象的だったのはShureのマットがアワードが閉会した時に私の方に来て"Thank you!"って握手してきたことです。そういえば前にも外国メーカーの人が同様に握手してきたことがあったなあ、と思い出しました。日本人的には司会というとただのスタッフというか裏方的ですが、この辺の感覚の違いはちょっと興味深いと思います。
posted by ささき at 14:51| ○ オーディオショウ・試聴会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年04月07日

CanJam SoCal プレビュー

今週末開催されているHeadFiのCanJam SoCal(ロサンゼルス)のプレビュービデオが下記リンクで公開されています。
https://www.head-fi.org/threads/canjam-global-2018-event-thread-nyc-singapore-socal-london-rmaf-shanghai.860196/page-50#post-14149439

ブランド別のタイムテーブルは下記リンクに掲載されています。
https://www.head-fi.org/threads/canjam-global-2018-event-thread-nyc-singapore-socal-london-rmaf-shanghai.860196/page-53#post-14154113

ざくっと興味のあったところでは、
金属筐体のCampfire Audioの新IEM、Cometは新フラッグシップでVegaのようなダイアモンドコート振動板ですが、8.5mmから10mmに大型化されています。またPolarisのチャンバーシステムも採用されているようです。
Atlasは低価格のシングルBAでチューブレスですが、JudeはシングルBAとは思えないビッグサウンドって言ってますね。
AudezeではMobius(モウビウス)というアクティブアンプ、サラウンドプロセッサ、BT、ヘッドトラッキングの採用された平面型のゲーミングヘッドフォンが出ています。これはIndiegogoでクラウドファンディングで予約がされています。
またLCD-4Zという鳴らしやすい低インピーダンスタイプも出ています。Zはインピーダンスの意味ですが、Zタイプはたしか前はハイインピーダンスタイプだったような(真空管や電流駆動アンプ用の)。これはマグネシウムハウジングで従来機よりは軽いと言ってます。
面白いのではAAW x ShozyコラボのPolaで、静電型とダイナミックのハイブリッドのイヤフォン(世界初って言ってます。披露は三月のCanJamシンガポール)が出ています。静電型ドライバーはトランス使うエレクトレットタイプのようです。セミオープンで遮音性は悪くないともSingapore CanJamレポートでは書いてます。USD 600-800だそう。
BenchmarkからはDACのほかにヘッドフォンアンプが出ています。これはHPA4というもので、THX AAAモジュールの入ったウルトラローノイズのアンプです。
ポールバートンのPSBからもイヤフック形式の完全ワイヤレスが出てます。
EchoboxからはTi-22BT 全チタンのBTイヤフォンも出てます。
Moon Audioはブロンズドラゴンという動線主体であったかみのあるタイプの新製品が出ていますね。

ただ私が知っているのでまだ出ていないのもあるので、その辺はヘッドフォン祭に出るのかも。
posted by ささき at 13:35| ○ オーディオショウ・試聴会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年02月12日

CanJam NYのプレビュービデオ

HeadFi TVでJudeがCanJam NYのプレビューとして製品紹介をしています。
こちらのリンクです。

MrSpeakersからVOCE(ヴォーチェ)というのが出てますが、ETHER ESが名称変更されたように思えます。
もちろんCampfire Audio CASCADEも公開されています。
DEKONI(デコーニ)というヘッドフォンのイヤパッドのサードパーティーメーカーも面白そうです。ここはフォステクスとのコラボヘッドフォンも出しています。
シャオのイレブンオーディオもいろいろ出しているみたいです。HiFimanはシャングリラジュニアという真空管アンプが面白そうです。

各ブランドごとの時間割はこちらのポストに書かれていますので参照ください。
posted by ささき at 22:05| ○ オーディオショウ・試聴会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年02月10日

ポタ研2018春

今日は恒例のポタ妍に行ってみました。今日はとても混んでましたね。
写真はすべてiPhone Xです。
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参考出品のACRO L1000との相性が良さそうなスピーカーS1000。今はあんまり音大きくできないのでなんですが、前にフォステクスで聞いたのと合わせてもL1000って音の広がり感がいい気がします。
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ACRO S1000スピーカーの平面ポートはツイーターの背圧ではなくウーファーから引き回したバスレフポートのようです。振動板もチタンやケブラーとか、ロングストローク設計とか、もっと大きな音で鳴らせるところで聞いてみたいですね。
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KANNは新ファームでラインアウトが4段階でなく可変段階で出力できるようになったそうです。
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AKGはN5005で大盛況。なんとなくK3003の後継にも思えますが、K3003はあくまで併売するとのこと。手前はK3003。
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Nobleのダイナミック、EDC Velvet。ダイナミックらしく低域強めながら中高域も鮮明なのでレンジは広く感じます。価格にしてはいい感じ。
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A2Pさんのポータブル真空管アンプ。後段が真空管でSTAXの据え置き真空管アンプと同じですね。
音はポータブルとはいえ上から下まで過不足なく出てる感じ。STAXはやっぱり真空管と合わせるのが良いですね。
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CASCADEとJabenブースのPhatlabファンタジーアンプを組み合わせてみました。音に余裕のある据え置き感がいい感じ。
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FitEarも透明カラバリが。けっこうきれいですね。
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おまけに。
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Finalさんはイヤフォン作成教室風の自作イヤフォンをクラウドファンディングmakuakeで展開してます。
https://www.makuake.com/project/final/
マルチBAもあって自分の音も変えれるというもの。クロスオーバーはチップ抵抗を積むそうです。
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iFiのところにあったノイズ遮断シート。写真のようにプレーヤーとアンプに挟んでノイズを減らすもの。切ってサイズを合わせるそうです。
いやでもこれポタピタシートよりも気分的にいいかも。
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くみたてLabさんのポータブルアンプは聞けず。。
posted by ささき at 19:31| ○ オーディオショウ・試聴会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年11月19日

ヘッドフォン祭2017秋レポート

少し経ってしまいましたが、11月3日と4日に恒例のヘッドフォン祭が開催されました。
ここでは私的に興味を持ったものを取り上げてみます。

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ヘッドフォン

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Edition 15発表会

Edition5譲りの広大な音空間表現で、さらに解像力が足されて、自然な音という感じでしょうか。Edition 10+ Edition 5でEdition15かと思いました。

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ゴールドとチタンのハイブリッドドライバーで、GTC(Gold Titanium compaund) Gold(振動板)とチタニウム(ドーム)のハイブリッドです。
ゴールドはスムーズな低域だが高域がいまひとつ、チタンはエージングかかる(300時間は必要)ということで、組み合わせて周波数的によくエージングも適度になったとのこと。

交換可能なイヤパッドはマグネット着脱で、マイクロベロアが標準、周波数特性で低域がタイトだそうです。シープスキンレザーは6dBベースが多くなり、ロックポップに良いということ。
イヤカップの素材は音だけでなく高級なデザインも重要と考え、円形の部分はドライバーの場所を示し、S-Logicの効果を表すデザインです。
ここ2ー3年でオープンバックが流行していて、家でじっくりと聴くのが多いのではないかということ。ホビーとして原点回帰したのだろうとのことです。

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あのAbyssの小型版であるDiana。やは花乃さんがモデルさんだとヘッドフォン祭という感じがしますね。
1266と同じ一枚の磁石のみで平面型(他社は何本も必要)。オープンバックということ。Dianaは小さく見えるが1266とほぼ同じ作り込みで、CNCマシンを持っていて自社で削り出すそうです。精度の高さが高音質の秘密ということ。
振動板は1266と違って、1266はもっと薄いということです。これはDianaは外で使うのでより強さが必要ということもあるそうです。

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MrSpeakers Ether ES

上はMrSpeakersの新型Ether ES。低域出るのもそうだけど、わりとダイナミックっぽい鳴りの音で、ダンもそういう音を目指してるということです。最近はダイナミックっぽい鳴りの静電型が増えてる気もしますね。静電型はたしかに個性さがつけづらくてみなSTAXっぽくなっちゃう気もするので、静電型が増えたことで個性差をつけようとしてるっていうのもあるかもしれません。

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Jabenの平面型ヘッドホン

Jabenのところにあった謎の平面型ヘッドホン。ちょっと面白い音でした。

最近は静電型とかオルソダイナミックとか平面型が増えたっていうか逆に平面ばかりになったような気もしますね。

イヤフォン

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Dita Audio fealtyとfidelity

こちらはDita Audioの隠し玉で、fealtyとfidelityです。Dreamよりは下位です。プラグもちょっと違います。音はDreamを思わせる歯切れの良い音でした。チューニングはまだまだとのこと。
これは外観は区別がつかないのですが、それぞれ音楽性と再現性にふっているとのこと。これはDitaのダニー氏とも立ち話したんですが、かれはTwinsコンセプトということで、同じレベルの製品で個性が違うものを出してユーザーに選んでほしいとのことでした。

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FitEarのAirとAir2

FitEarでのAirとAir2の聴き比べ。右が2です。比べるとずいぶん違うって感じです。Airの方は古いスピーカーのような音が、Air2だと現代スピーカーの音みたいに洗練された感じになります。Titanも同じ傾向ですね。おそらくタンデムの2ドライバー(「インラインなんとか」方式?)の効果なんでしょう。

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CTMのハイエンドユニバーサルのプロトタイプを見せてくれました。シーザーCEOのインタビューやってたら聴かせてくれました。Vintageとは全く異なるオーディオファイル向けで9と10ドライバーのモデルがあり音の個性も違います。CTMらしくすんごくクリアで解像力高い。ケーブルも豪華です。

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KenさんとAndromeda CK

Campfire AudioのKenさんと日本限定のAndromeda CK。

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相変わらず美しい組み立てラボさん。思わず写真撮りたくなります。

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qdc Neptune

qdcのNeptune、1ドライバーだけどqdcっぽくクリアでいい感じ。3万程度でケースもついて筐体もきれい。

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Hifiman RE2000

Hifiman RE2000。これ音鳴りが高精細なのにとても自然。けっこうすごいことだと思う。

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フェンダー FXA11

フェンダーの新フラッグシップ、FXA11。ハイブリッドです。
Aurisonic譲りのパワフルパンチある気持ち良さと音場も独特で気持ち良いですね。

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EDC velvet

Nobleのダイナミック、EDC velvet。5.8mmダイナミック、アルミハウジング。
Nobleのラインはfun(K10とか)とreference(Katanaとか)があるけど、これは価格の手軽さもあってfun寄りに思います。歯切れも良くてパワフル、かなり良い音でした。

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BRAGI Dash

やっとBRAGI Dashを聞けました。元祖完全ワイヤレスにしてNFMIの先駆です。
思ったより操作しやすく、オーディオトランスパレンシー(周りの音をマイクで聞く)も効いてます。音もまずまず良い感じですね。ただ音に関してはApolloの方がいいかなあと思いました。
ファームウエアはOSになっていてアップグレードが可能です。スマートスピーカーのイヤフォン版に進化するかが楽しみです。

ヘッドフォンアンプ

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A&K ACRO L1000

A&Kの参考展示のACRO L1000。海外サイトで見てた時はカジュアルモデルかと思ったけど、4490x2とけっこうハイスペック。でもそれほど高くはなさそうです。

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Chord Polyファイル 2017-11-06 22 21 59.jpg

Polyの展示があり、いよいよ始動しそうです。

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X-DSD(aka. X-15)

今回はiFiのエッセンスを凝縮したようなiFiの隠し球、X-DSDが面白かったですね。又の名をX-15というそうで、SR-71に対抗してんのかと思いました。ちなみにSR-71はマッハ3で有人ジェットエンジンの速度記録をもっていますが、X-15はマッハ6で有人ロケットエンジン機の速度記録を持っています。これらはもう40年も前ですから、飛行機も進歩が速いもののたとえによくつかわれますが、実はそうでもないということですね。

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iFiのトルステン

と、それはともかく、今回からはデザイナー(トルステンと居た若い人)がはいってユニークな外観になりました。コンパクトなのにiFi機能ほぼ全部入りで、こんな小さいのにBluetoothやらCCK直付けもできます。

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Pro iDSD

Pro iDSDはDSDリマスタリング機能 DSD1024 (45/49 Mhz)を採用していて、これはFPGAによるアップサンプリングを使用しています。ネイティブ入力はDSD512です。これもMQA対応です。

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またPAW Goldやっていたシャオさんが独立してxiaudio(イレブンオーディオ)というメーカーを作りました。ボリュームマックスでも10時だからそれを超える11時つまり駆動力あるということだそうです。Abyss1266でも駆動できるというアンプを出していました。シングルエンドの方が音が良いというポリシーだそうです。なおポータブルアンプも作ってるそう。

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TR07のBluetoothバージョン

A2Pさんでは新作、TR07のBluetoothバージョンがありました。TR07はSITトランジスタを採用しているところがポイントですが、SITの効果もあるのか、とっても滑らかでスムーズな音です。デジタルでしかもBluetoothなんてって言う人にオススメですね。

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Brooklyn DACとMQA-CD

今井商事さんでBrooklyn DACの新型。アメリカではTidalがらみでMQA人気あるそうでBrooklynも人気あるとのこと。
上に乗ってるのは2LのMQA-CDとSACDのハイブリッドですがMQA-CDの方が音がいいんじゃないかとか。MQAはDXD(352k)マスターです。

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Jabenさんのところで公表のファンタジーのデスクトップ版、Phantom展示。予価$4000(国内価格未定)というハイエンド。
真空管がサスペンションに乗ってて押すとたわみます。

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DAC01

Value TradeさんのところのDAC01、ラズパイのHAT DAC。これアンプもオンボードで3.5mmとAK規格の2.5mmのイヤフォン端子がついて直接聴けます。DACは5122ですが音もけっこうよいです。1万5ー6千円で11月発売。

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ラズパイケース

こちらはValue tradeさんのところのラズパイのケースです。放熱ボード付き。
中のボードはラズパイでなくASUSのTinker boardだそうですが、Tinker boardってラズパイと違ってUSBとネットの経路が別でDACも入ってるそう(ラズパイはUSBとネットの経路が共通で音は簡易PWM再生です。この辺もちょっとやってみたくなります。
ただしDAC01はTinker board非対応(現状)だそうです。いろいろ微妙ですね


いつもそうではありますが、今回は隠し玉が多かったように思います。もちろんTwitterでもブログでも公開には許可を取っているのですが、いくつかは記事でも書けないのがありました。そのうちデモ機をいただいたものがあるので、近いうちにまた公開する予定です。
posted by ささき at 23:18| ○ オーディオショウ・試聴会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年07月09日

ポタ研2017夏

週末はポタ研2017夏に行ってきました。

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上はA2PさんのTur-08最終改良版です。真空管の前の入力レベル調整(左)と後のボリューム(右)の二つの調整で真空管のノイズを受けにくくしたそう。左ツマミでまずメーターの真ん中くらいに調整してから右ボリュームで聴きたい音量にするという操作がアナログ感覚で面白いところ。音も真空管らしい暖かみを感じるいい音でした。

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ラズパイゼロに操作ボタンを付ける点がユニーク。emerge+ショップのアクリルベース。

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上のNobleのユニバーサルはエミライさん取り扱いに代わります。標準ケーブルも前の黒からオプションだったより音の良い白のケーブルに変わるとのこと。パッケージもリニューアルということで、単に代理店の変更だけではないようです。

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上はいきなり出てきたULTRASONEのDAC内蔵ポータブルアンプのNAOS。画像はiPhone向けケーブルです。軽くて小さいのですが、音は結構良くてロックに良い感じでした。ちょっといいかも。

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アユートさんのところのSP1000は盛況で、SSとカッパーの人気投票なんかやってました。このときはカッパーが優勢でしたね。

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投票と言えばFitEarのAya新色投票第二段というのもやっていました。
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2017年05月05日

ヘッドフォンアワード2016-2017表彰式

私が司会しました、ヘッドフォン祭で開催されたヘッドフォンブック2017のヘッドフォンアワード2016-2017の各受賞者の写真が届きましたので掲載いたします。

まず総評は野村ケンジ先生(右にわたし)
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イヤフォン部門
プレゼンターは小原由夫先生
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エントリークラス デノン AH-C620R
株式会社ディーアンドエムホールディングス 国内営業本部 営業企画室 宮原利温様
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ミドルクラス ダイナミックモーション DM200H
サエクコマース株式会社 代表取締役 北澤慶太様
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アッパークラス AKG N40
ハーマンインターナショナル株式会社 マーケティング部 石原嘉範様
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ハイエンドクラス ウェストン W80
ウェストン アジア太平洋地域セールスマネージャー Hank Netherton(ハンク・ネザートン)様
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大賞 JHオーディオ/アステル&ケルン Michelle
アイリバー Global Business Unit ソニア様 
JH Audio ジェリー・ハービー様
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ヘッドフォン部門
プレゼンターは岩井喬先生
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エントリークラス オーディオテクニカ ATH-AR3
株式会社オーディオテクニカ マーケティング本部 広報宣伝課 マネージャー 松永貴之様
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ミドルクラス フォステクス T40RP mk3n
フォスター電機株式会社 フォステクスカンパニー PA技術 兼 KOTORI OFFICE ブランドマネージャー 山口創司様
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アッパークラス プリマ PRYMA 01
株式会社ア−ク・ジョイア 営業部、営業部長 牧野文保様
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ハイエンドクラス クロスゾーン CZ-1
CROSSZONE LIMITED 開発設計本部 マネージャー 唐澤孝行様
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ハイエンドクラス デノン AH-D7200
株式会社ディーアンドエムホールディングス 国内営業本部 営業企画室 宮原利温様
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大賞 ソニー MDR-Z1R
ソニービデオ&サウンド株式会社 V&Sプラットフォーム開発部門 角田直隆様 
ソニービデオ&サウンドプロダクツ株式会社 V&S商品設計部門 尾崎雄三様
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周辺機器部門賞とヘッドフォンの殿堂、及び特別賞のプレゼンターは大塚康一先生
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周辺機器部門 アステル&ケルン AK70
アイリバー Global Business Unit ソニア様
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ヘッドフォンの殿堂 シュア SRH1840
シュア・ジャパン株式会社 アシスタント セールス マネージャー 磯部正様
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特別賞 ファイナル イヤホン組み立てイベント
S'NEXT株式会社 代表取締役 細尾満様
S'NEXT株式会社 営業部 工藤岳様
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ヘッドフォンブック編集長 小松さんよりひと言
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最後は受賞者全員で。来年もよろしくお願いします。
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2017年05月01日

2017 春のヘッドフォン祭

今回の春のヘッドフォン祭ではHIFimanの発表会サポート、15Fポータブルサロンのジェリーハービーのインタビュー、そしてヘッドフォンブックの2016-2017アワードの司会進行などを担当しました。
(以下写真はすべてiPhone7 plus)

ジェリーハービーのインタビューの内容の概要を少し抜粋して書きます。

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開発のプライオリティについては、すべてが大事だけれども、音質が一番で、次に装着感、仕上がり、そしてアフターサービスが大事ということ。
自社ブランドで一番気に入っている製品は、LaylaとLolaのどちらかだけれども、いまは中域の音質が気に入っているからLolaがよいと思うとのこと。
好きな音楽ジャンルは、ニューへビーメタル、クラシックロック、カントリーだが、製品はすべての音楽に再生できなければならないので、開発中にはすべてのジャンルを聴くということ。特定のリファレンスはないそうです。

写真 2017-04-30 10 22 33[1].jpg
JH Audio Lolaカスタム

Lolaで、なぜ中域のみダイナミックかということについては、まず完璧なマルチドライバーイヤフォンを開発したいというところからはじまった。いままでの試行錯誤から、ダイアフラムスピーカー(ダイナミック)のスイートスポットが高域でも低域でもなく、200hz - 3000hzの中域にあるということがわかった。
なぜ一基ではなく二基かというと、まずインピーダンスを下げて感度を上げたかった。向かい合わせにしてその間の空気を調整することで求めるハイミッドの周波数特性が得られる。二基の4.9mmドライバーで9.8mm相当のドライバーにすることができるからということ。これによりひずみが起きる前に求める出力をえることができるからということ。
クロスオーバーは、ガンズのギターを正確に再現できるように変えていった。中域重視の設定になっているとのこと。

例の(エイプリルフールネタの)64ドライバーIEM Berthaについては実際に64個のドライバーを入れたが、位相の悪夢になるので配線はしなかったということです。

また、むかしハイブリッドの5EBをつくったときは、性能というよりもダイナミックドライバーがBAよりも安いから使った、などの話がありました。

集まった人からの質問では、日本では10pro がいまだに愛されているが自分ではどう思っているか、ということについては、triple.fi 10(テンプロは日本のいい方)は自分も気にいっているし、みなに愛されているのも知っている。とても高かったのでUEの投資家はゆるさなかったが、口論や物理的なけんかになるほどだった。いまは作られていないが、昨年1000個作成した(TriFi)が2日で売り切れた、など。

いままでのJHで一番低域が出るモデルはという質問には、ロクサーヌがもっとも出力のキャパシティが大きいが、一番低音好きというならJH13V2やJH16V2(オリジナルのJH13やJH16ではなく)がお勧めということ。ただ正確なベースというならLolaが一番だということです。

12ドライバーより多いドライバーを作るかということについては、この4クアッドによる利点は高域で、4つにすることによって20kHzを達成できたが、これ以上の必要はないと考えているなどでした。

ちょっと印象に残ったのはこのインタビューの後で、自分でカスタムIEMを作っているという女性が自分の作品をジェリーに見せてお話して、いっしょに写真を撮ってもらい感極まって涙を流していたことです。人に良いものを与えられるというのは尊いことですね。

製品では以下のものを少し見てきました。

下はJH Audio Lola。たしかにキングという感じの素晴らしい音です。ジェリーのオススメの低音調整位置は2時だそうです。

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Dita Dream。以前のバージョンでは少し中域に低音のかぶりがあったのでDitaのダニーはそれを取りたいって言ってたんですが、このバージョンではうまくチューニングできたようで、スッキリと透明感あるヴォーカルが楽しめます。4.4mmのプラグもあります。

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WestoneではいよいよW80のカスタム版であるES80が出て発表会をしていました。高域重視はW80と同じだけれども、カスタムということで設計はおのずと異なるということ。まW80よりもステージ向きでヘッドルームに余裕があり、低域を上げたそうです(従来のWestoneと同じ考え方です)。
またEASはAMとは違ってフィルターを外せるので、音の入ってくる量を変えられるということ。完全なクローズにすることもできるよう。

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FitEar Customは005番(オヤイデの白)ケーブルが標準。ミドルレッグシェルがポイントで、価格も手ごろ、コンシューマ向けで音楽鑑賞に特化したということ。音は広がりがとても良くて、いつもながらの良くバランス取れてる感じです。音が耳に適度に近いのもライブに良さそう。

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エニュームではVSTのありなしの切り替えができるデモ機を用意していました(VSTは入ってるけど配線を切ってるそう)。
レビューでも書きましたが、VSTツイーターがなくても音楽は高域から低域まで普通に聴けます(ダイナミックでフルレンジカバーしているから)。ただVSTがないと音がザラザラ低質な感じで、VSTありだと音の高級感が上がります。これがスーパーツィーターの効果でしょうね。

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Chordではジョンフランクスがきて二台のPolyを使ってレンダラーを切り替えて、その柔軟さをデモしていました。音もよくMojoの良さを引き出していました。期待感大です。

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ファイナルの新作E3000。ファイナル久々のダイナミックで、低価格なのに高級DAPでも聴けるくらい音が良いのに感心します。E2000も良いけど高域と低域が少しきつめで、より一般ライクな味付けのように思います。5000円ちょっとのE3000はオススメですね。

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Abyssの新型AB1266φファイ。微妙に感度が上がって、いい感じで鳴るようになりました。やはり平面型ではトップクラスの音だと思いますね。鳴らせるPhatlabのポータブルアンプもすごいけど。

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いよいよソニーロゴの入ったJustear。リアルに買い替え考えてる人がすでに何人もいるようです。

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Re:leafのE3。ハイブリッドヘッドフォンアンプだけど真空管とトランジスタのハイブリッドではなく、電流駆動と電圧駆動のハイブリッド。両方長短あるので同時ではなく、ヘッドフォンに合わせて切り替えて使うということ。HD800で聞いたけど電流駆動の方がリッチで好ましい感じがしました。ハイインピーダンスには電流駆動がやはりよいかもしれませんね。

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HiFiManのシャングリラ。ナノテクノロジーを活用し、アンプのデザインは空母をイメージしたそうです。音は細やかでスケール感があるという感じ。

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Sonomaの静電型。たしかに静電型らしい細やかさ、プロ機っぽい整った音バランスという感じ。

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人気のSTAX新ドライバーSRM-T8000。以前は真空管を後段に使ってたがこれは真空管が前でトランジスタが後段です。過去の伝説のT2はトロイダルトランスではなかったので、トロイダルトランスでは過去最大だそう。従来のドライバーよりもスケール感が良いように思います。

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こちらMQAのブース。注目度はかなり高いようです。

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ブルーハワイが日本でも。エミライさんの参考出品です。

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音茶楽のco-donguriのリケーブルタイプ。どことは言えないけど、オリジナルよりこっちの方が好きな音の感じです。

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その名もメーターミュージック。アンプが入ってるわけではないが、入力に応じてVUメーターが動きます。

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いつもながら仕事が早いバンナイズのKANNとHugo2のケース。

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フジヤさんの今回の新色コレクション。カスタムケースはこういう風にしてカスタムに傷がつかないようにするもの。特にTitanにオススメ。

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iFI iESL。iCanがアンプでアナログでiESLに繋いでバイアス電圧を足してKing soundに出してる状態です。つまり普通のヘッドフォンアンプを使って静電型のヘッドフォンが使えるというわけです。

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静電型がわりと増えてるけれども、海外では以前から一定の割合で人気があるので、静電型の海外製品が出ていても驚くことではないと思う(Staxもいまは海外資本なので)。日本で根付くかはまだわからないのでこれから注目ですね。
ダイナミックの平面型が静電型にとってかわったように見えるのは、バランス駆動でもわかるようにアンプの発展によるところが大きいと思いますが、静電型もまずプラグとバイアス電圧の統一化が必要で、それで静電ドライバーが切磋琢磨できれば状況も異なるでしょう。iESLのような機材を中間に挟んで規格の吸収をするのもいいかもしれません。
ダイナミックの平面型よりも静電型のほうがやはりダイアフラムを薄く軽く作れるので、静電型の強みはまだこれから出てくることでしょう。
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2017年02月19日

ポタ研 2017冬

今年もポタ研が行われました。ヘッドフォン祭に比べると小規模ですがマニアック系にふったイベントです。今回はnutubeとのコラボイベントなどが行われたようです。人もかなり出ていました。
私は今回都合で一時間ほどしかいられませんでしたが、いくつか紹介します。

Analog Squared Paper(A2P)の新アンプTUR - 08、Abyssもならせるというハイパワーが売りでメーターがかっこいい。真空管ハイブリッドだと思いましたが、TU05に似たフル真空管みたいな滑らかな音でした。
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Jabebでは人気ブランドPHATの小さいほうの新バージョンが出てました。このカラーはハイパワー版ということ。こちらもAbyss使ってましたが、シャープ系の音ですね。
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Finalの新平面型ヘッドフォン。大人気で試聴できませんでしたが、話を聞くと平面型ならではのコイルパターンに工夫があって能率と低域の深みを改善したそうです。ちょっと注目ですね。
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新ブランド、エニュームのイヤフォン。5万と高いんですがハイブリッドで中高域の音質、低域の質感はなかなか良いです。できればケーブルはMMCXにして欲しかったところ。
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須山さんところでのAYA Snowのシェルカラー投票。お昼くらいで青系優勢でしたが結果もこんな感じだったようです。AK70とかに合わせたいと思う人が多かったんでしょうか。
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タイムロードのCHROD TTのケース。ポータブルかというと、、
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2017年02月04日

CanJam 2017 NY始まる

HeadFiのCanJam NYがこの週末に開催されます。
そのプレビュービデオがJudeによって公開されていますのでご覧ください。



http://www.head-fi.org/t/820039/canjam-nyc-2017-february-4-5-2017/780#post_13218426
上の記事の中にブランドごとのインデックスがありますので利用ください。
私が特に注目したのは下記で直リンクを入れています。(ざくっとしか見てませんが)

MeSpaekersからコンパクトな平面型AEON(エーオン)799$が登場します。すごく快適だと言ってますね。ETHERの技術を継いで音質もよいようです。Judeも一押しって感じで語ってますね。
https://youtu.be/vT5tuMJ-DRs?t=115

CHORDではHugo2とPolyが出るようなので音質コメントも出てくると思いますよ。
https://youtu.be/vT5tuMJ-DRs?t=479
ちなみにBlu Mk2には昨日USB入力の付加がアナウンスされています(海外発表)。

MytekからはポータブルアンプのClef(クレフ)のプロトタイプが出ます。これはMQAとAPTX-HDをサポートする注目機です。
https://youtu.be/vT5tuMJ-DRs?t=2538

あとABYSSからダイアナという謎の平面型ヘッドフォンもありますね。
https://youtu.be/vT5tuMJ-DRs?t=2802

フォーラム上でコメントが出てくるのが楽しみです。
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