Music TO GO!

2017年02月03日

Roon 1.3インプレ(2)

もう少し補足します。
サンプルレートコンバーターですが、PCM/DSD変換も可能です。方法はサンプル変換レートのメニューでDSDを選びDSD64またはDSD128に設定します。このときに"5th order(5次)"と"7th order(7次)"がありますが、7次のほうがよりサンプル当たりの計算が複雑でより正確かつノイズフロアが低いということです。ただし7次のほうがよりプロセッサパワーを使います。

スクリーンショット 2017-02-03 20.30.57.png

クロスフィードを加えてシグナルパスを見ると下記のようにいったんPCMでMaxまで上げた後にクロスフィード計算して、シグマデルタ変換してDoPにするという感じですね。

スクリーンショット 2017-02-03 20.31.22.png

またアルバムにダイナミックレンジの表示があります。これはやはりR128基準で計算されるものです。これは下記のRoonナレッジベースに書いてありますが、単に瞬間的最大ピークと最小ではなくある程度の持続があるような最低と最高の差を取っているようです。
使い方としては同じアルバムで違うバージョン、たとえばCDとハイレゾを比べるというものです。ただ手持ちのSHANTIのCDとハイレゾで比べてみると同じようです。

shanti2.png  shanti1.png

見てみるとだいたいヘビメタだと4とかで、クラシックだと15くらい、ロックで音が良いものだと10前後というところのようです。再生を行うとダイナミックレンジが計算されます。バックグランドでの解析もやっていると思います。

elv1.png  sil1.png

すべて見てませんが、いまのところ自分のライブラリで最大のダイナミックレンジはこのクレーメルのピアノトリオの26が最大です。これは現代曲なのでそういうものかもしれません。これは前に記事を書いています。
http://vaiopocket.seesaa.net/article/210231863.html
またベルトのような録音にこだわる作曲家のスターバト・マーテルの22というのもなかなかのものです。

piano1.png  part1.png 

もちろんこれは目安の一つであって、良録音のすべてではありませんので念のため。くわしくはこちら。
https://kb.roonlabs.com/Dynamic_Range
posted by ささき at 21:11 | TrackBack(0) | __→ PCオーディオ・ソフト編 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年02月02日

Roon 1.3のインプレッション

本日予告通りにRoon 1.3へのアップデートが行われました。思っていたよりもインストールとライブラリ更新に時間がかかるわけではありません。
ちなみにライブラリに大きく手が入ったため、1.2リモートとはライブラリの互換性がないので、本体だけではなくアプリもすべて1.3に更新する必要があります。

スクリーンショット 2017-02-02 20.02.53.png

1.3に関してはもともとは小規模な改良でメタデータの改良に特化したものにする予定だったが、フォーラムのユーザーのリクエスト状況をみて大幅な機能強化に切り替えたと言います。Roonははじめからそうなのですが、フォーラムの影響力が大きいと言えるボトムアップのユーザー主体の開発がなされています。私もRoonの情報にはフォーラムに頼るところが大きいですね。

特に今回の目玉はユーザーの音源ファイルの使い勝手の向上にフォーカスがあったようです。メタデータ管理は大きく変わり、データのインポートとエクスポートも改良されました。つまり音楽をどう管理するかというRoonの原点に立ち返ったとも言えます。

新機能はざっと書くと以下の通りです。
Tagの大幅な機能向上、Playlistの機能追加、Track Browser、DSP機能、マルチチャンネルのサポート、SONOSデバイスのサポート、SNS連携機能の追加、ComposerとCompositionの改良(WorksはCompositionに変更された)、自動バックアップ機能が付いた、性能向上、RAATに改良がなされた、Volume leveling、曲のダイナミックレンジ測定機能、インポート、エクスポート機能の強化、ライブラリ管理の強化、Roon APIの開示(ベータ版)などがあります。ROCK(RoonOS)はまだのようです。

実際にいくつかの機能を使ってみます。
まず再生画面ですが、下の左の画像で曲のところにStarlessなら3と6という数字が書かれています。これはStarlessという曲が自分のライブラリに3曲、TIDALを含めた全体では6曲あることを示しています。つまりこれでStarlessのカバーが何曲あるのかを知ることができるわけです。これはComposerとCompositionの改良によるものです。
これはかなり便利でオリジナルのStarlessを聞いて、AsiaのLive in MoscowのStarlessを聴き、さらには知らなかった他のアーティストによるカバーもわかります。下の右画像はライブラリ内のStarlessを含むアルバムの一覧です。

スクリーンショット 2017-02-02 20.47.28.png  スクリーンショット 2017-02-02 20.20.54.png

さらにこのときに曲をお気に入りに入れるとTIDAL側でも反映されるので、このカバーを見つけた曲を今度は明日の電車でAK380でも聴くことができます。つまりTIDAL体験も向上するわけですね。このシームレス感はちょっとすごいというか、音楽プレーヤーソフト始まって以来の発明かも。これで一晩遊べる自信ある。
それで見つけた知らないアーティストでこれいいなあとアルバムを通してきいちゃうという、これこそ音楽体験の向上。音楽世界が広がります。また、こういう体験をしてしまうとストリーミングのよさがよくわかります。やはりストリーミングなんですよ、ダウンロードでは不足でましてCDではない、こうしたところを知ってほしいと思いますね。


次にサンプルレートコンバーターですが、下の画像の設定の上のほうがどこまでサンプルレート変換するのかの設定で、下はフィルターです。ここではさっそくMPフィルターを使ってみます。ここで気が付くのはシグナルパスの表示にロスレスの上でenhancedという白い光が加わったことです。

スクリーンショット 2017-02-02 20.22.42.png

たとえば下の画像のようにCDリッピング音源をシグナルパスの表示をするとまず16bitデータを64bit float化してサンプルレートを352kHzにアップコンバート、そしてGeekが32bit int受けできるので64bit floatから32bitに落としていることがわかります。

スクリーンショット 2017-02-02 20.22.53.png

下はクロスフィードの画面ですが、このプリセットの項をご覧ください。Chu Moyの設定とか、Jan Meier(あのMEIER-AUDIOのマイヤーさんでしょうね)などがあります。私もMEIER-AUDIOのクロスフィードが一番優れていると思うのでこれは使いたくなります。この辺はマニア泣かせですね。なおクロスフィードなどは完全に内部の書き換えが行われています。

スクリーンショット 2017-02-02 20.51.52.png

このほかにもVolume leveling(リプレイゲイン)においてEBU R128の音量感基準を適用した(テレビ業界とかの標準)ことなどの改良点もあります。曲情報を開くと下の画像の右側のようにダイナミックレンジの表示がR128基準でなされます。

スクリーンショット 2017-02-02 21.02.35.png

下の画像はSNS連係機能のテスト(#Now Playingみたいなもの)。ここでは下左で画面を設定し、下中でどのSNSにポストするかを決めます。下右はTwitterで受けた側(iPhoneのechofonアプリ)でどう見えるかを示しました。

スクリーンショット 2017-02-02 21.06.49.png  スクリーンショット 2017-02-02 21.07.01.png  写真 2017-02-02 21 12 36.png

音質も多少良くなったような気がします。このほかについては少しずつ使っていこうと思います。
posted by ささき at 21:18 | TrackBack(0) | __→ PCオーディオ・ソフト編 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

ユーザーの要望に応えたRoonの機能強化版、Roon1.3登場

待望のRoonの新バージョン、Roon1.3が本日更新開始されます。
多くのユーザーの要望に応えたということですが、RAATでの統一処理など内部の刷新がはかられた1.2に比べると機能強化が多いように思います。更新内容を案内から抜粋します。

1. 新しいデバイスのサポート
RoonReady対応デバイスが拡大します。

2. 新しいDSP機能
いよいよアップサンプリングが単体でできるようになります。(前はHQ Player経由でした)
ほかにもヘッドフォン用のクロスフィードやダイナミックレンジ解析、スピーカー用のルームアコースティックの補正機能など入るようです。

3.バックアップ機能
なにげに不自由だったバックアップ機能が搭載され、ローカルとDropboxにバックアップが可能になります。

4. SNS連携
RoonからのSNS連係機能が搭載されるようです。

5. パフォーマンスの強化
速度面での改善がはかられるようです。

ここに書いたものは一部だと思います。
期待されるが遅れてるとされるRoon Core Kit(RoonOS)とか、1.3ではまだちょっとと言ってたMQAのソフトデコードについても興味あるところです。ただし1.4からは更新サイクルを短くするとも言ってるので(1.3は9ヶ月かかった)、次に回されるかもしれません。
posted by ささき at 06:59 | TrackBack(0) | __→ PCオーディオ・ソフト編 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年01月06日

MQAがソフトウエアデコード対応(Audirvana, Roon)とTidalストリーミング開始

MQAがCESのプレスリリースでTidalでのストリーミングの開始とともにAudirvanaでのサポートを表明してます。
http://www.mqa.co.uk/press

TidalのMQAストリーミングはすでに開始され、HiFiユーザーは新しいHiFi/Masterプランに無料で変更できるということです。

今までMQAはDACのファームなど「ハード」実装しか許してなかったのですが、音楽再生ソフトでもソフトウエアデコードで対応できるようになりそうです。
今までMQA非対応製品の場合にはCD品質の再生しかサポートされてませんでしたが、このAudirvanaのMQAソフトウエアデコード対応によってMQA対応製品でなくてもMQAハイレゾ再生の恩恵が得られるようになるはずです。

下記はMQAのパートナーページのAudirvanaです。

今年の早いうちにリリースされるAudirvana Plus 3.0から対応のようです。

来るならMeridianつながりでRoonかと思ってましたがまずはAudirvanaでした。しかし下記記事によるとRoonもソフトウエアデコード対応されるようです。Roonは複雑なんでちょっと待っててねとあります。次の1.3で来るかどうかは分かりません。

ちなみにMQA対応のUSB DACなどをつなげばいまでもRoonでMQAを扱えます。
またCAのフォーラム読むとわかりますが、Roonのシグナルパスを確認すると、Tidal経由でMQAストリーミングしてる時はハイレゾでデコードされているようです。

ちなみにMQAデコードしたくない時の設定はこちらのようです。

posted by ささき at 08:37 | TrackBack(0) | __→ PCオーディオ・ソフト編 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年12月07日

Roon OSはRoon Core Kitに名称変更

先日の記事で紹介したRoonのOS版ですが、RoonフォーラムにRoonのDanny氏がまとめを書いていました。そこにRoon OSは一般的なOSとは違うので(混乱を避けるために)Roon Core Kitと改名することにしたとあります。
https://community.roonlabs.com/t/roon-core-kit-previously-reported-as-roon-os/14175/67

これはおそらくRoon 1.3で提供されると思いますが、基本無料(もちろんRoonライセンス別)で提供されるようです。これはNUCという標準PCにOSとしてインストールするもので、基本的に専用機となってRoonServerのみを実行します。実行のためのUIはRoonのコントロールポイントとしてタブレットが使えると思いますが、初期設定のためにWeb UI(おそらくVolumioのような)が提供されます。
難しい知識なしにインストールできるようにするために、Linuxをインストールしてからスクリプトを使うようなものではなく、あらかじめ設定が反映されたイメージを使ってPCに書きこむようになると思います。アップデートも従来Roonのように簡単になるでしょう。おそらくはイメージを焼いてブートするとWeb UIでネットワークなどの初期設定をして、以降の再生時はRoon コントロールポイントを使い、電源のオンオフ、リブートにはWeb Uを使うというような使い方になると思います。

必要とされるハードはNUC5またはNUC6のCore I3またはI5マシンで、システム用のSSD(最低64GB)と4GBのRAMが必要になります。ちなみにRoon 1.3ではRoonデータベース(音源ではなくシステム)のバックアップ機能が入るので、それに合わせてバックアップも取れるでしょう。
音源は内蔵のHDDかNASなのはRoon本体と同じです。また内蔵/外付けのUSB記録媒体をSMBで公開できるようになるようです。おそらくメンテのためでしょう。

上の件が書き込まれたので、私がそれってVolumioみたいなLinuxディストリビューションのことですよね? Roon OS(Roon Core Kit)のRoonServerが、VolumioのMPDに相当してると考えてます。他に違いは?とフォーラム上に書きこんで尋ねたら、Danny氏がレスをくれて、「Volumioとは比べ物にならない」として、Volumioは3rdパーティーソフトの雑多な集合体だが、Roon Core KitはRoonだけで構成され統一されたものであると答えています。
そのため性能はブート時間が2秒以内と素早く、設定もキーボードやディスプレイをつなぐ必要もなく観点であるとしています。またOSのサイズは(MP3/AACコーデックのための)でかいffmpegを組みこんでいても小さく、カーネルとRoonがよけいなソフトなしで直接に構成されているという利点があります。特にカーネルとRoonがよけいなソフトなしで直接に構成されているというのは音質的なメリットも大きいと思います。

おそらくは単にPCにRoon Serverをインストールするよりも、もっと効果的なRoon専用機のような家電的なソリューションとなるだろうということでしょうね。
posted by ささき at 23:43 | TrackBack(0) | __→ PCオーディオ・ソフト編 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年10月02日

Roonのマニュアル公開

Roonの欠点としてドキュメンテーションが少ないということが当初から指摘されていました。私もほとんどの情報はフォーラムに書かれたRoonの中の人の書き込みを見ながらこのブログの記事を書いてきたのですが、今年の初めころにはRoonの構成(Control,Core,Outputs)などもきちんと書かれるようになってきました。
そしてRoonのマニュアル(ユーザーガイド)も公開されました。下記リンクです。
https://kb.roonlabs.com/Roon_User_Guide

前からあった情報を再構成しているという感もありますが、ユーザーガイドとしてまとめられたというのはわかりやすくてよいと思います。
posted by ささき at 20:29 | TrackBack(0) | __→ PCオーディオ・ソフト編 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年09月16日

RoonのOSバージョンであるRoon OSが登場?

Roonフォーラムに面白い話題が載ってます。いまはアプリケーションソフトのRoonにOSバージョンが登場するということです。これはRoonの人もいつとは言えないけど大体はできてる、と書き込んでるので出るのは確実だと思います。

https://community.roonlabs.com/t/roon-os-operating-system/14175/12

NUC(インテルの小型PC規格)に対応して、たぶん形式はLinuxのディストリビューションになるのではないかと思います。例えばこれはVolumioがMPDを中心にしたLinuxのディストリビューションであるのと似たものではないかと思います。

NUCは下記のようなものです。
http://gigazine.net/news/20160526-skull-canyon-nuc/

Core i3かi5のNUC5またはNUC6を使い、4GB 最小の推奨8GBメモリで、M.2接続の64GBか128GB SSDをシステム領域にして、音源はUSBかSMB接続の外部ストレージを想定しているそうです。
内蔵の音源ストレージを想定してないのはリカバリー関係の問題だそうで、後から対応するかもしれないということ。
ただRoon Labsでハードを売ることは考えてないようです。

今まではRoonでオーディオPC作るなら、PC買って入ってるWindowsかLinuxにRoonサーバーをインストールすることになるわけですが、これでもっとRoonでのオーディオ専用PCが手軽になるでしょう。
posted by ささき at 09:23 | TrackBack(0) | __→ PCオーディオ・ソフト編 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年09月02日

Microsoftが正式にWindows10のUSBオーディオクラス2.0サポートを認めました

昨日のWindows 10ビルド14915でのUSBオーディオクラス2ドライバーの発見を同じフォーラムでマイクロソフトのスタッフがその発見が正しいことを認めました。
マイクロソフトのオーディオプログラムマネージャの人です。

マイクロソフトのフォーラム
http://answers.microsoft.com/en-us/insider/forum/insider_wintp-insider_devices/windows-support-for-usb-audio-20/0d633b9f-3193-4c63-8654-fb10b3614a04?page=19&msgId=d8c47b4b-1175-4482-a1da-60849baf12b3

みられない人がいるかもしれないので下記に引用しますが、これはUSBオーディオクラス2ドライバーが有効化された初めのバージョンで再生のみサポートされているということ。バグ取りに協力して欲しいということです。これまで長くクラス2ドライバーなしに来たことにも触れてますね。

"As you have found out, we have an initial version of a USB Audio 2 driver in the latest Windows Insider release! This is an initial version with only limited features enabled (playback only, no recording support as of now). I encourage everyone to test the driver with your USB Audio 2 devices and file bugs via the feedback app.

Your feedback is important to us and we share your frustration at how long it has taken us to get here. Please keep the feedback coming!

The driver is available in all versions of Windows 10 - including mobile.

- Bala Sivakumar
Program Manager, Audio at Microsoft"


Insider Preview ビルド14915に関しては下記ニュースなどを参照ください。
http://s.news.mynavi.jp/news/2016/09/01/139/

image.png
posted by ささき at 08:44 | TrackBack(0) | __→ PCオーディオ・ソフト編 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年08月31日

Roonのギモンに答えます記事をPhilewebに書きました

いままでRoonの応用編的なネットワーク記事をPhilewebに書いてきましたが、注目度も高くなってきたので、Roonのギモンに答えますというQA形式で「Roonとはなにか」という基本編の記事をPhilewebに書きました。Roonに興味あるという方はごらんください。

http://www.phileweb.com/sp/review/article/201608/31/2205.html

基本編とは言っても、Qにはなるべく端的にYES/Noを答えて、それにわりと濃く補足するという形で書いています。たとえばRoonでもインテジャーモードや排他WASAIが使えるのでそれも書いています。
なおこれは私の推測ではなくRoon Labsに問い合わせて回答を得ています。それとRoon Labsホームページの画像の使用許可もきちんと取ってますので念のため。
posted by ささき at 13:26 | TrackBack(0) | __→ PCオーディオ・ソフト編 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年08月04日

最安のRoonReadyデバイス?、 NanoPi Neo

Roonの良いところのひとつは、広い価格帯への適応です。ハイエンド機器だけではなくより低価格の機器でも高音質とシステムの柔軟性の両立を図ることができます。レンダラーに負荷を要求するDLNAとは異なり、RoonBridgeであれば再生機器の負荷が少ないからです。
そうした意味では昨年あたりからは$35のGoogleのChromecast Audioが低価格帯のRoonデバイスとして期待されていました(下記スレッド)。
http://www.computeraudiophile.com/content/713-geek-speak-nanopi-neo-7-99-high-resolution-audio-endpoint/
それが今年になってからはラズベリーパイ系に移行し、すでにうちのブログで記事に書いたようにIQ AudioやHiFiBerryなどで低価格帯のブリッジを使ってRoonを活用することができます。これだとHAT含めて$100前後です。
実際にPhilewebでハイエンドスピーカーを使用した試聴ではブリッジにラズベリーパイを使用しても十分な音質が得られることを確認できました。

ここで面白いのはComputer Audiophileに掲載されたNanoPi Neoです。
http://www.computeraudiophile.com/content/713-geek-speak-nanopi-neo-7-99-high-resolution-audio-endpoint/
これは端的にいうとラズベリーパイのようなワンボードコンピューターですが、小ささとわずか$7.99(800円前後)という価格の安さからは$5で話題となったラズベリーパイ・ゼロに近いかもしれません。しかしながらNanoPi NEOは標準でネットワークアダプタとフルサイズのUSB端子が採用されており、CPU(SoC)はクアッドコアの1.2GHz動作が可能なAllwinner H3でラズベリーパイ・ゼロよりもずっと高速です。

NanoPi-NEO.jpg
NanoPi Neo(画像はFriendlyARMサイトから転載)

システムソフトウエアはラズパイ同様にMicroSDにインストールします。面白いのはNanoPi NEOがLinuxをベースにしているため、上での記事のようにRoonのLinux向けのRoonBridgeが動作するという点です。
このNanoPi Neoは標準でネットワークポートがあり、標準のUSB端子(A - ホストポート)を使え、わずか800円前後と手軽な点でちょっと面白いオーディオ向け機器としての可能性があるように思われます。Roon以外でもいろいろと使えるでしょう。

購入は下記のFriendlyARMからですが、メモリを増やしたりヒートシンクを付けるオプションもあり、またDIYプロダクトらしくハンダ付けはあえてしないでくれというオプションもあります。
http://www.friendlyarm.com/index.php?route=product/product&product_id=132
ちなみにARM(アーム)というとプロセッサメーカーのことですが、(武器で)武装するという意味もあるのでフレンドリーという言葉とあえてかけている名称なんでしょう。現在上の記事の影響かやや混んでいるようです。
posted by ささき at 07:09 | TrackBack(0) | __→ PCオーディオ・ソフト編 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年07月12日

Roonとメモリー再生

RoonフォーラムにRoonでのメモリー再生についての話題があり、開発者が回答していました。
https://community.roonlabs.com/t/does-roon-download-entire-track-into-memory-memory-playback-discussion/12397

まずRoonの人が言うには、真のメモリー再生とは本来はプレイリスト全部をメモリー上に展開しなければならない。つまり、ある曲がメモリーに展開されていても、メモリーに展開されてない曲を読むときにファイルアクセス動作が発生するから、再生される可能性のある曲(プレイリスト)はすべてメモリーにあるべきだということです。
しかし実際にそうするとプレイリスト全体をメモリ展開するのに時間がかかり再生が遅れる(これはRoonのユーザーエクスペリエンス重視に反する)。またプレイリスト以外の曲を選択できなくなる(その時点でファイルロードが発生するから)という問題点があります。だから真のメモリー再生というのはどのプレーヤーソフトでも実際には行われていないということ。

Roonで行われているのは、ある固定サイズのバッファを用いて、継続的に少しずつ曲データをメモリに読み込むというものだそうです。たとえば他のプレーヤーソフトのメモリ再生にありがちな、ある曲が終わったときに次の曲をメモリに読み込むと、その時点でPCに負荷がかかるため、Roonでは急に負荷がかかるのを避けるために継続的に少しずつ読むということをしているそうです。

いずれにせよRoonは軽量プレーヤーソフトではなくライブラリ管理など重いソフトなのでそうした「メモリプレーヤー」のようなソフトとは一緒にはできないということも言ってます。
たとえばライブラリを定期的に監視したり、TIDALとも連携が必要(Tidalキャッシュの管理も必要です)、さらにマルチゾーン・マルチユーザーのソフトなので、いつファイルを読んでもすぐに再生できるようにしなければならないことなど。
またそもそもRAATでメディアサーバーと聴く環境を切り離しているのはそうした機能面と音質面を妥協しないためだということ。つまりRoon Output(またはBridge)では(前にうちの記事でも書いたように)楽曲を読み込むという動作はないので、実質メモリープレイしているのと同じだということです。くわえて物理的・電気的にハードディスクと再生装置をRAATで切り離すことができます。

Roonの人が言うにはRoonはユーザーエクスペリエンス重視および多機能でありさらに新しい再生モデル(RAAT)を持っている、操作性お構いない軽量メモリプレーヤーソフトとは一緒に考えないでくれ、という感じではあります。
posted by ささき at 22:56 | TrackBack(0) | __→ PCオーディオ・ソフト編 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年07月08日

RoonReady機器の拡大と非対応機へのRoonブリッジ応用の記事をPhilewebに執筆しました

PhilewebにRoon記事の第二回を書きました。
http://www.phileweb.com/sp/review/article/201607/08/2147.html

RoonReady機器の拡大の背景に触れ、Roonは興味があっても手持ちの機器では対応してないという場合のためにラズベリーパイを応用してネットワークブリッジ(RoonBridge)を作成して、実際に音元試聴室のアキュフェーズ、TADなどのハイエンド機材で実効性を試してます。
またまた濃い内容になったと思いますのでぜひご覧ください。

image.jpeg image.jpeg

しかしこの記事を作ってたうちにもNASのRoon Server対応など、Roon世界はどんどん進化していってます。紹介するほうも追いつくのに大変ですが、これが勢いのあるものの進化のスピード感というものなんでしょう。
posted by ささき at 20:15 | TrackBack(0) | __→ PCオーディオ・ソフト編 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年06月06日

RoonとDLNAとブリッジ

Roonフォーラムをちょっと眺めていたらひとつスレッドが目に留まりました。それは「RoonではDLNA機器が使えないのか?」というものです。
いやいやそれはRoonとDLNAではそもそも違うもので、、とひとりごちていたら、それはどちらかというと質問というより要望だと気が付きました。Roonはたしかに使ってみるとすばらしいライブラリ管理能力や使いやすさを提供してくれます。それではなんでRoonでは私の素晴らしい音質のLINN DSに再生できないのか?というわけです。
ネットワークオーディオ機器はRoonReady化、つまりRAATというプロトコルへの対応がされていなければRoonでは使えません。いかにRoonが使いやすく音質も良いと言っても、今年のミュンヘンのハイエンドショウでRoonReady化が進んでも、やはりネットワークオーディオ機器のメインストリームはいまでもDLNA/uPnP機器です。

それ - つまりRoonのDLNA/uPnP対応 - を実現するためにはRoon自体がuPuPに対応する必要がありますが、RoonとDLNAではアーキテクチャが大きく異なります。
Roon Core=DLNA メディアサーバではなく、Roon Output=DLNAメディアレンダラーでもありません。Roon Coreでは音源管理とともに音源のデコードも行います。DLNAレンダラーでは音源をデコードしますが、Roon outputでは音源をデコードしません。
もしRoonをuPnPに対応させるなら、Coreに音源をデコードする代わりにストリーミングでレンダラーに送るという新たな機能が必要になります。それは大きなことでしょう。

いずれにせよRoonのなかの人の答えはすぐにそうした対応はないけれど、そちらのデバイスがRoonReadyになるまでRoonBridgeでしのいでおいてください、というものです。
これは具体的に言えば、RoonBridge化したPCやラズベリーパイにデジタル出力を付けて、デジタル入力のあるLINN DSのようなネットワークプレーヤーに接続してくださいというわけです。つまりなんらかの形のブリッジを使うと言うことです。

Phileweb記事のPlayPointのところでも書きましたが、そのRoonBridgeとかPlayPointのような機器はネットワーク上のトランスポートと言ってもよいですが、こうした機器はネットワーク・ブリッジとも呼ばれます。もともとブリッジというのは二つの世界を橋渡しするものという意味です。これであればネットワークデジタル転送の世界(uPnPやRAAT)とシリアルデジタル転送の世界(USB、SPDIF)を橋渡しするものです。Sonicorbiter SEやPlayPointなどもブリッジ製品です。

USB DACおよびPCオーディオの黎明期では直接USBを入力できるDACが少なかったので、hiFaceのようなDDCが活躍したのを覚えている人がいると思いますが、そのDDCのネットワーク版と言えるのがブリッジです。デジタル信号をデジタル信号に変換すると言う意味では、DDC(Digital to Digital Converter)と同じです。DDCではUSB to SPDIFでしたが、ブリッジではuPnP to SPDIFのように機能します。
またブリッジを使えばUSB DACをネットワーク対応することができるともいえます。

シリアルデジタル転送の世界(USB、SPDIF)ではケーブル長に限界がありますので、ネットワークデジタル転送をかませることでオーディオ機器のレイアウトに自由度ができるのはRoonの大きな利点です。
以前はResolution AudioのCantataのようにUSB over IPの機能を使って、この長さの限界を突破する試みもありました。こうした機器に比べればRoonはDACをネットワーク化するのにかなり現実的な解法です。
デジタルオーディオのデータをネットワークで搬送するいわゆるAudio over IPには、最近ではほかにAVB(Audio Video Bridge)、RAVENNAやDANTEなどがあります(もっとあります)。RAVENNAはMergingのNADACで知っている人も多いと思いますが、これらはまたちょっと別の話になります。またDARKOの記事にあるようにNADACがRoonReady対応を表明したことで状況も流動的です。RAATはAES67系ではないと思いますが、そこまではわかりません。


しかしLINN DSのようにすでにRJ45ネットワークの口を持っているネットワークプレーヤー(海外で言うストリーマー)にデジタル入力を使って別の機器(ブリッジ)でネットワーク対応させるのは抵抗がある人も多いと思います。
PlayPointは優れたブリッジですが、出力先はexaSoundのUSB DACのみです。安価なブリッジのSonicorbiter SEから光デジタルでLINN Klimax DSにつないでも、LINNオーナーは良い顔をしないでしょう。


もうひとつの可能性はソフトウエアブリッジです。ネットワークブリッジという言葉は普通にIT機器でも(別な意味で)使いますが、やはりハードウエアとソフトウエアがあります。
方法はRoonのSqueezeboxサポートを使用して、Squeezebox(LMS)側でuPnP変換のLMSプラグインを使用するという方法です。Roonから見るとLINN DSはSqueezeboxデバイスとして見えるでしょうが、それは設定の話で、使うときはあくまでひとつのゾーンです。
これは実際に試した人がいます。これでLINNのKlimax DSに接続しようとしたが、エラーで出来なかったようです。


いずれにせよ、RoonでuPnPが実装できれば便利なのは間違いないとは思います。多少作るのが難しいとは言っても、すでにRoonではAirPlayとSqueezeboxという二つのプロトコルを持っていますので、uPnP/DLNA対応というのは出来ないわけではないでしょう。ただRoonでuPnPを実装してしまうとRoonReady化、つまりRAAT化が進まなくなりRoonの利点も限られたものになると言う戦略的な打算があるのかもしれません。
posted by ささき at 21:27 | TrackBack(0) | __→ PCオーディオ・ソフト編 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年04月16日

Roon 1.2の応用例 ラズベリーパイとUSB DACの使用

Roon 1.2では普通のPCやMacでもRoon対応ができるようになったため、従来のRoonReady機器のみにとどまらないたくさんの可能性があります。
そのひとつで待望されていたのがここで紹介するラズベリーパイと普通のUSB DACの組み合わせです。
ここではラズベリーパイをRoonBridgeとして使います。つまりOutput(出力部)のみで、ファイルの読み込みは母艦のRoonで行います。操作は母艦でもiPhoneでも可能です。

image.png
iPhoneでのRoonアプリの画面

いままではラズベリーパイでのRoon対応はPI-DAC+を使ったRoonReady化しかありませんでしたが、これではDACがPI-DAC+に限定されてしまいます。手持ちのUSB DACをRoonで使いたいという人も多いかと思いますが、これがラズベリーパイで可能となりました。わずか数千円の出費です。
USB DACはlinuxの標準ドライバー(オーディオクラス2など)に対応できるものが必要ですが、MacやiPhoneでドライバーのインストール不要で使えていたものはたいてい大丈夫でしょう。

現時点ではラズベリーパイ用のイメージがないので下記のようにインストーラーを使います。とても簡単です。

いくつか使えるLinuxの選択があるんですが、ここでは下記サイトからRaspbian jessie liteをダウンロード(Roonスタッフ推奨)します。
https://www.raspberrypi.org/downloads/raspbian/
イメージなのでwin32 disk imagerでSDに書き込みます。

ラズベリーパイ(ここではラズパイ2)を用意してキーボードとモニタ、有線ネットワークを取り付ける。
ラズベリーパイにSDを挿入して電源投入します。
立ち上がったらユーザーpi、パスワードraspberryでログインします。

下記のコマンドを入力(記号が正しく入力されているか注意)してください。

$ curl -O http://download.roonlabs.com/builds/roonbridge-installer-linuxarmv7hf.sh
$ chmod +x roonbridge-installer-linuxarmv7hf.sh
$ sudo ./roonbridge-installer-linuxarmv7hf.sh
インストールはすぐに終わります
いったんシャットダウンします。

USB DACをラズベリーパイに取り付けます。ここではGeek pulseを使用しました。

ここからキーボードとモニタは外してかまいません。Roonとの通信に使うのでネットケーブルはつけたままです。
電源立ち上げます。DACは自動認識されますのでLinux上での設定は不要です。

スクリーンショット 2016-04-16 08.52.55.png

Roonの母艦でAudio Setupを開けると上のようにラズベリーパイがすでに見えています。ここではGeek PluseをEnableにするだけです。(DACに合わせてVolumeをfixにしてもよいでしょう)

スクリーンショット 2016-04-16 08.30.52.png

あとは普通にそのゾーンを出力先に選んでください。簡単です。
念のため上のようにシグナルパスがロスレスになっているのを確認してください。

これで好みのUSB DACでRoonの素晴らしい音を楽しめます。

次にChord Mojoとも接続してみました。

スクリーンショット 2016-04-16 09.52.41.png

これも上のようにAudio setupでMojoが見えます。

IMG_9880[1].jpg

接続は上のようになりますね。
(ここではラズベリーパイ3を使っています)
ネットワーク経由でもハイレゾ再生できているのがボタンの色で確認できると思います。

これでRoonの応用範囲が格段に広がったことが理解してもらえるのではないかと思います。
posted by ささき at 11:14 | TrackBack(0) | __→ PCオーディオ・ソフト編 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年04月14日

Roonの革新、Roon 1.2登場!

いよいよ待望のRoonの大型更新であるV1.2が登場しました。いままでで最大の更新で時間もかかったので、フォーラム上ではまだかまだかという声にあふれていました。
まず内部のソフトウエアが大幅に見直され、これとともにWindows、Macの他に待望のLinux版が登場しました。つまり、ラズパイで動作するようになりました!現時点ではイメージファイルはないのでインストーラが用意されています。イメージファイルは作成中とのことです。ラズベリーパイはRoonBridge(outputのみ)とRoonServer(CoreとOutput)になれます。

ソフトウエアの見直しではすべてのRoonの通信にRAATが使われるようになりました。これによってなんとプライベートゾーンの制限が事実上なくなりました。互換としてプライベートゾーンの機能はまだ残っています。
またRoonBridgeがWindows、Mac、Linuxで対応となったため、すべてのデバイスにネット出力ができます。つまりメインのPCのほかにUSB DACをつなげたMac miniがあればそれにストリーミングができます。
そしてiPadやタブレットだけではなく、iPhoneやAndroidスマートフォンもRoomリモートがインストールできるようになりました。これらは出力の機能がついているため、例えばiPhoneにつながれたDragonflyにもRoonからストリーミングできることになります。


スクリーンショット 2016-04-14 20.11.34.png

1.1を立ち上げると上画面のようにUpdateがあるむねが表示されます。
アップデートの前にはバックアップが推奨されています。バックアップ方法はこちらです。
http://kb.roonlabs.com/FAQ:_How_do_I_backup_my_Roon_database%3F

機能としてはインターネットラジオ機能が追加されています。またソフトウエアボリュームは64bitディザ化されたようです。

スクリーンショット 2016-04-14 20.41.17.png

対応フォーマットではPCMは32bitデータを読めるようになったようです。またWAV64対応されたので4GB超えのWAVでも読めます。MQA対応ではないが、MQAを認識できるようになりました(上画像のアルバムアートの下)。

スクリーンショット 2016-04-14 20.23.00.png

設定としてはAudio Setupが変わりました。ここでプライベートゾーンのオンオフが任意でできるようになりました(上の画面)。

スクリーンショット 2016-04-14 20.24.58.png  スクリーンショット 2016-04-14 20.26.30.png  スクリーンショット 2016-04-14 20.26.04.png

Audio SettingsではWindowsの場合はExclusive modeを設定しないとシグナルパスがHigh Qualityになる(OS Mixer通るから)。Exclusive modeを設定すると正しくロスレス品質となります(上画面)。

Screenshot_20160414-201942.png Screenshot_20160414-214507.png

iOSはまだアップデートされてませんが、Android版はすぐに使えるようになりました。プライベートゾーンがオンオフ可能になってます。(前はリモートのゾーンは強制プライベート)
しかもメインの(coreのある)PCのRoonからNexus9が選べるようになりました!
つまりiPhoneが使えるようになったらPCから指示してiPhoneに接続されたUSB DACを使えます。

スクリーンショット 2016-04-14 22.07.58.png   スクリーンショット 2016-04-14 21.55.47.png

こちらはメインのPCからリモートのMad miniに接続したUSB DAC(GeeK Pulse)を設定する画面です(上画像)。これでPC上で音楽再生支持をするとMac miniに接続したUSB DACから音楽再生ができます。実質的にMac miniがRoonReady化したのと同じことです。上右画面でRAATでMac miniに接続しているのがわかると思います。つまりMac miniがPlayPointやAriesと同様の機能が果たせます。

スクリーンショット 2016-04-14 20.40.27.png

しかも、このRAAT化によってすべてのソーンでグループ化が可能になりました。つまりPCにつないだUSB DACとリモートのタブレットも同期できます(上の画面)。
まさに自由度は飛躍的に高くなり、そのへんのパソコンやラズパイやスマートフォンやUSB DACを組み合わせて実にさまざまなシステムが構築できます。しかもipアドレスなどはいっさい入力不要です。しかし、これってもうPCの内部もネットワークも区別ないんじゃ。。
さあ、これでますます面白くなってきました。
posted by ささき at 22:10 | TrackBack(0) | __→ PCオーディオ・ソフト編 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年03月01日

RoonReadyとDLNAの構成と音を比べてみると

ラズベリーパイがRoonReadyとなることで、面白い実験ができます。
それはまったくハードウエア構成を同じにして、RoonとDLNAをシステムとして比較すると言うことです。

IMG_9604[1].jpg  IMG_9603[1].jpg
ラズベリーパイとIQAudio PI-DAC+ (専用ケース使用)

実のところ両者の位置づけは同一と言うわけではありません。Roonはネットワークがあってもなくても使えます。DLNAは基本的にネットワークでしか使えません、またネットワークを敷設しなければなりません。
よく日本ではUSB DACを使うものをPCオーディオ、DLNAネットワークプレーヤーを使うものをネットワークオーディオって呼んだりしますが、Roonの前にはそれは意味がありません。
しかしながら、RoonReadyという言葉はネットワーク機器に関する言葉であり、この観点からは比較ができます。

Roonは前回のAirPlayとの比較と同じです。DLNA(uPnP)はJRMCを使います。これでハードをRoonとDLNAでまったく同一にすることができます。ラズベリーパイでの違いはブートするMicroSDの中身だけです(RoonBridgeか、RuneAudio)。
プレーヤーがRoonとJRMCで違うじゃないかと言われるかもしれませんが、JRMCはコントローラとメディアサーバーだけで、実際に読んでデコードするのはRuneAudio(MPD)ですので違いはそこではなく、根本的な構成の差異になると思います。今回はハードウエアを同じにしているので、それらをどう使うか、そこで出る違いはRoonとDLNAのシステムとしての効率の違いと言っても良いと思います。

Roon側は下記のとおりです。

スクリーンショット 2016-02-27 20.54.24.png
Roon

Roonの機器間接続と役割
PC : Roon - Control, Core
   ↓
  有線ネットワーク - RAAT
   ↓
ラズベリーパイ : RoonBridge(Output) -> Pi-DAC+

Roonでの楽曲再生の流れは下記のようになります。
1.PC上のRoon Controlの画面でライブラリから楽曲を選択
2.Roon Coreが選択された音源を読んでデコードします。(Coreは音源が何かを知っておく必要があります)
3.Roon Coreはデータストリームをネットワーク経由でRAATという手順でラズベリーパイのRoon Outputに送ります。
4.Roon Outputはデータを受けて、PI-DAC+ドライバーに送り音楽が再生されます。

スクリーンショット 2016-02-27 20.50.57.png
JRiver Media Center

DLNAの機器間接続と役割
PC : JRMC - DLNAコントローラ、DLNAメディアサーバー
   ↓
  有線ネットワーク - uPnP
   ↓
ラズベリーパイ : RuneAudio - DLNAレンダラー Pi-DAC+

DLNAでの楽曲再生の流れは下記のようになります。
1.PC上のDLNAコントローラであるJRMC画面でライブラリから楽曲を選択します。
2.DLNAレンダラーであるラズベリーパイのRuneAudioがDLNAメディアサーバーであるPC上のJRMCに楽曲を送るように要求します。
3.DLNAメディアサーバーであるJRMCがラズベリーパイのRuneAudioにデータを送ります。
4.DLNAレンダラーであるラズベリーパイのRuneAudioが送られて来た音源を読んでデコードします。(RuneAudioは送られて来た音源が何かを知っている必要があります)
5.RuneAudio(MPD)がデータストリームをPI-DACドライバーに送り音楽が再生されます。

このRoonとDLNAシステムを試してみてわかったことは、まず音質については同じ音源で比較してみると、やはりRoonの方が全体にクリアでひとつひとつの楽器音が明瞭に聞こえます。これはハードが同じであるという点を考慮するとやはりRoonに分があるように思います。ソフトウエアにおいてRoonBridgeとRuneAudioを単純に比較できないと言うかもしれませんが、実のところRoonBridgeが軽量にできると言うのはRoonのコンセプトの一つですからこれも優位性に含めてもよいと思います。

また使い勝手・機能性と言う点ではJRMCは一般的な音楽再生ソフトのなかでももっとも多機能な方で、おそらく多くのDLNAコントローラより多機能ですが、それでもRoonにはライブラリ管理をはじめ使いやすさは及びません。(JRMCのなかでDLNAがおまけ的な機能でまじめに統合が考えられていないようにも思いますが)
設定でもJRMC上でレンダラーやサーバーの指定をするのも面倒ですが、Roonなら勝手に出力モジュール(RoonBridge)を見つけてきます。

構成と言う点ではRoonReadyシステムとDLNAシステムをくらべると、違いのポイントの一つは音源をどこで読むかということで、RoonReadyのラズベリーパイはFLACとかWAVの音源をどう読むかを知る必要はありませんが、RuneAudio(DLNA)のラズベリーパイは音源をどう読むかを知らねばなりません。
Coreはレンダラーとメディアサーバーを足したようにも見えますが、Coreはさらにたくさんのことができます。バックグラウンド処理でデータ解析をし、ライブラリのタグ情報データのメンテナンスもやります。CPU処理はかかってノイズがいっぱい出てファンが唸っても、Output部分とネットで切り離せば良いだけです。
RoonReadyの場合にはDSD512のデータを読もうと、768KHzのPCMを読もうと、オーディオ回路のある筐体のファンが悲鳴をあげることはないし、実のところRoonBridgeの場合にはラズベリーパイ2でも強力すぎなくらいだと思います。(パイ2だとやや発熱するので)

言い換えるとDLNAは分散型で、Roonは集中型です。それぞれの良い点もあるし、悪い点もまたあるかもしれません。
今回のDLNAシステム構成は標準的なタブレット+NAS+ストリーマーと言うものとは異なりますので、もしRoonでそれと同様なものを構成するとすると、タブレット+NAS+Roon Core Certified Device(SOtMのsMS-1000 SQなど)になると思います。ただしRoonの集中型としての利点を生かすのであればやはりハード的に異なりますが、タブレット+NAS+Roon(あるいはRoonServer)+RoonBridgeとしてCoreとOutputを分離するということになるでしょう。
posted by ささき at 06:35 | TrackBack(0) | __→ PCオーディオ・ソフト編 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年02月27日

RoonReadyの音質

それではRoonReady機器が手に入ったので、今年のCESのキーワードでもあったRoonReadyとは音はよいのか?、ということでまずAirPlayと聴き比べてみました。AirPlay接続とRAAT接続(RoonReady機器)の音の違いを比べるわけです。

logo.png

簡単に整理すると、RoonReadyとはRoon独自のプロトコル(通信手順)であるRAAT - Roon Advanced Audio Transportに対応したネットワーク機器のことです。ここではラズベリーパイとPI-DAC+にRAATがIQaudioの人によって実装され、I2Sドライバーと組み合わされて提供されたものを使います。これはRoonの世界ではRoonBridgeと呼ばれるRoonのOutput(Endpoint)だけのモジュールとして機能します。

接続はいままでと同様にPCにインストールしたRoon、ラズベリーパイとPI-DAC+を使いますが、条件を同じにするために両方とも有線接続にしました。
RoonReadyつまりRAATとAirPlayのそれぞれの接続構成は以下の通りです。Roonの3要素であるControl, Core, Outputの各機能がどこにあるかに注目してください。

スクリーンショット 2016-02-27 20.54.24.png
RoonReady - シグナルパス品質はロスレス(最高)

RoonReady
PC : Roon - Control, Core
   ↓
  有線ネットワーク - RAAT
   ↓
ラズベリーパイ : RoonBridge(Output) -> Pi-DAC+

スクリーンショット 2016-02-27 20.38.59.png
AirPlay - シグナルパス品質はハイクオリティ(中)

AirPlay
PC : Roon - Control, Core, Output -> Aiplayドライバー
   ↓
  有線ネットワーク - AirPlay
   ↓
ラズベリーパイ : RuneAudio -> Pi-DAC+

この組み合わせで44/16のリッピングソースで聞き比べると、やはりRoonReady(RAAT)の方がはっきりと明瞭感やベースギターのピチカートの切れの良さがわかるくらい優れていると思います。
これは以下のように伝送方式がRAATのほうがよりオーディオ的な考慮がなされているというのも理由になると思います。

* RAATとAirPlayの伝送方式の違い

機器間のデータの伝送において重要なのはクロック自体の精度というよりも、ある一定時間に100個データ送ったら100個取り出すというように受け渡しのタイミングが合うことです。受け手は90個取り出しても110個取り出してもいけません。(バッファがあってもオーバーフローにもアンダーフローにもなり得ます)

- AirPlayの場合はPCがDACに対して一方的にデータを投げます。DACのクロックのことなど知ったことではありません。このタイプでは受け手が上手に調整する必要があります(例えばASRCなど)。
- RAATの場合はDACのクロックの都合を聞きながら、PCに対して投げる量の調整を要求します。これはある時間単位でパケットを使って受け手から送り手(PC)にフィードバックすることで行います。そのため受け手で面倒なことをしなくても良くなるわけです。

またRoonではゾーンの同期ができると書きましたが、このさいにも適当に双方にデータを投げるのではなく、ゾーン間の機器のクロックが異なる可能性があるので(というか大抵そうなるでしょう)同期(タイミング差)を取るのに同様な方法を使うようです。

RAATではこのように各機器間のタイミングをうまくはかって音質ロスを減らし、かつユーザーから見るとipアドレスなど面倒なことを意識しないという簡単さはAirPlayと同じです。この辺がRoonがユーザーエクスペリエンス(使い勝手)と音質を調和させているというゆえんです。
posted by ささき at 22:52 | TrackBack(0) | __→ PCオーディオ・ソフト編 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年02月24日

ラズベリーパイのRoonReady機器化(Roon Bridge)について

さきのラズベリーパイのPI-DACの記事で、IQAudio製品を選んだのはRoon対応もあると書きましたが、さすが仕事早いというかIQAudioの人がさっそくRoonReady化をやってくれてました。まだ正式にアナウンスされてませんが、Roonフォーラムのやりとりを見ていて、IQaudioの人にRC(リリース候補)イメージを頂戴って言ってもらいました。8GBのMicroSDで入ります。いつものようにイメージをW32disk imagerで焼いてMicroSDを作ります。

IMG_9382_filtered[1].jpg
ラズベリーパイ2とPI-DAC+

ハードウエア側はさきの記事と同じく、ラズベリーパイ2とIQAudIOのPI-DAC+です。ネットワークは今回は有線で接続しますが、有線の先はWiFiルーターなのでPC(Roon core)とはWiFiでつないでいます。
ラズパイにMicroSDを入れてブートするだけです。

スクリーンショット 2016-02-24 22.48.56.png   スクリーンショット 2016-02-24 22.48.23.png

次にPCでRoonを立ち上げて、Audio setupを開くと上右のようにNetworkのところにRoonReadyのロゴとともにPI-DACが見えます。まだUncertifiedと認識されています。(DHCPで割り振られた)ipアドレスは私が入れたのではなく自動でRoonが見つけたものです。おそらくAvahiかBonjourのような自動認識の実装をしていると思います。この辺はさすがユーザーエクスペリエンスを語るRoonです。
上左の画像は設定画面です。今回はボリュームはRoonのボリュームを使うのでこのままにしておきます。

このネットワークゾーンで名前(RPI PI-DAC+)を付けてRoonに認識させます。
これだけであとは普通のゾーンとしてRoonで再生が可能です。Roonで再生させるとPI-DAC+から音楽が流れます。まだ開発中なのでCD品質は良いけど、ハイレゾはひっかかりますが音はかなり良いです。

スクリーンショット 2016-02-24 22.51.08.png   スクリーンショット 2016-02-24 22.51.50.png

シグナルパスは上のように表示されます。左がCD品質で、右がハイレゾです。AirPlayとは違ってロスレス品質で再生されていることがわかります。きちんとRAATで流れていますね。

AirPlay-roon.png

AirPlayでは上のようにロスレスより落ちるハイクオリティになります。

* 接続のまとめ

今回の接続はこういう流れです。
Roon (PC) ->ネットワーク (RAAT) ->ラズベリーパイ/PI-DAC+ =>アナログ出力

Roon的に言うと、ラズベリーパイはRoonBridgeとして機能しています。つまりControlとCoreはPCにあり、Output(endpoint)はラズベリーパイです。
AirPlayの例ではAirPlayまでがRoonではCoreのPCのOutputとみなされるために、もともとプライベートゾーンではありません。そのためにラズベリーパイでも出力できていました。

これをさらに解説すると、下記のようになります。[]内がRoonの世界です。
前の記事の例で言うと、
[ Core(PC)->Output(AirPlayゾーン) ] ->AirPlay(ネットワーク)->RuneAudio(ラズパイ)
でした。
今回は
[ Core(PC) -> RAAT(ネットワーク) -> Output(Network/RoonSpeakersゾーン、ラズパイ) ]
となります。

これでオーディオ的になにができたかというと、ハイパワーが必要でノイズまみれのPC部分と、ローパワーで済んでローノイズのオーディオ部分をネットワークで分離できたということになります。これがDLNAレンダラーだと両者は同じ箱の中なので分離できません。
これはなかなか画期的だと思います。ラズベリーパイでもできたというのがRoonの柔軟性をひとつ示していますが、このRoonReadyががさらに優れたオーディオデバイスに採用されていくとまた面白くなっていくでしょう。
またRoonBridgeではDLNAレンダラーとは違い、音源をデコードする必要がないので、従来のストリーマー(ネットワークプレーヤー)よりさらに軽量に作れるはずです。従来のストリーマーの流用ではなく、RoonBridge専用機ならさらに新しい可能性が開けそうです。

* 現在のRoonReady機器のリストにIQaudioも載りました
https://kb.roonlabs.com/Partner_Devices_Matrix
現時点で他に対応できているのはAriesとSonicOrbiterです。
posted by ささき at 23:53 | TrackBack(0) | __→ PCオーディオ・ソフト編 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年02月09日

Roon補足4: ゾーンとキュー管理、ゾーンの同期について

ラズベリーパイDACのおかげでAirPlayデバイスが増えたので、Roonのキュー管理がさらによく分かるようになりました。

RoonではMPDのように楽曲をキューに入れて管理しますが、このキューはゾーン(出力先)ごとに設けられています。つまりゾーンが異なれば別々にキューを持つことができ、さらにそれらを同時に再生することができます。また再生とかポーズなどのコントロールもゾーンごとにすることができます。ラジオ機能もゾーン単位です。

先にも書きましたが、ゾーンは出力先の種類に応じていくつかの種類があります。AirPlayゾーンやMeridianゾーンなどです。Roonではゾーンごとに再生ができるのと同時に、この種類ごとに同期させてグループ化させることができます。このときは同じ種類のゾーンとのみグループ化ができると言う条件があります。これはつまり同じプロトコルのもの同士は同期できるということです。

そこでAirPlayゾーンを例にとってみます。ここではRoonのインストールされたPCと同一のWiFiネットワーク上にAirPlayデバイスとしてCompanion oneとラズベリーパイ/Rune Audioがあります。それぞれは別のゾーンであり、別々に楽曲をキュー管理して別個に再生できます。

zone1.png

二つ以上こうして同じ種類のゾーンが存在すると、上のように"グループ"というボタンが自動的に表れます。そしてこのボタンで二つのゾーンをグループ化することができます。

zone2.png   zone3.png

こうすると上のようにキューはひとつとなり、音楽はそれぞれのデバイスに同時に同期して再生されます。

AirPlayだけではなく、RoonReady機器もこうした取り扱いができると思います。たとえばAuralic Ariesなどのようなオーディオ機器(ストリーマー)だけではなく、最新のJohn Darkoの記事にあるようなSonore SonicorbiterのようなコンピュータでもRoonReady機器となることができます。違う種類の機器でもこれらは単にゾーンとしてRoonでは簡単に取り扱うことができるでしょう。
この辺もRoonではとてもわかりやすく扱えますが、このあたりが優れたユーザーエクスペリエンスを持つと言われるゆえんです。
posted by ささき at 20:53 | TrackBack(0) | __→ PCオーディオ・ソフト編 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年01月31日

Roon補足3: キュー管理、ラジオ機能、クラウドデータベース

補足2でRoonの優れた楽曲管理を紹介しましたが、その楽曲情報を応用したものがラジオ機能です。

スクリーンショット 2016-01-31 10.42.32.png

Roonで楽曲を選んでクリックするとこのようにいくつかの再生選択が現れます。すぐに聴きたいときはPlay Now、キューにためて今再生されている曲の後にかけたいときはキューのボタン(次の順位にするか、後にするか)を選びます。ラジオというのはすべてのキューが再生し終わって空になった時に再生を止めないで、Roonが楽曲情報から推測した類似曲を自分のライブラリの中から再生するという機能です。

スクリーンショット 2016-01-31 10.42.54.png

ラジオは設定によって自動再生することもできます。"start radio after music end?"の項です。
たとえば上の例ではキューの最後に入っているタンジェリンドリームのTygerをキーとしてそこから類推した曲をRoonが探すことを示しています。

スクリーンショット 2016-01-31 10.43.22.png

たとえば上のように同じタンジェリンのTangramを選ぶこともあれば、ドイツエレクトロでなんとなく似通ったクラフトワークを選ぶこともあります。時間が書いてあるのは何分後に次の曲を開始するかを表しています。

このように補足2で書いたライブラリ管理と合わせて、Roonでは音楽を楽曲情報によって上手に管理に使用しています。これにはファイルについているタグ情報だけでなく、Roonが持つクラウドデータベースが大きく関与しています。楽曲ファイルのメタデータ・タグ情報とRoonの持つデータベースの関係については次のように開発者から説明されています。
まずこうした音楽データを扱うRoonのデータベースは階層化されています。楽曲から抜き出したタグ情報と音源の情報が最下層になり、その上がRoonの持つクラウドデータベースサービスで、その上の最上階がユーザー入力・編集したデータとなります。
つまり優先順位はユーザーが編集したデータが一番優先で、次がRoonクラウドデータベース、そしてファイルのタグ情報になります。つまりファイルのタグ情報よりもRoonデータベースの方が優先度は高いのですが、あとでユーザーが編集で修正できるということになります。

Roonはこのようにクラウドデータベースに大きく依存していますが、今年はRoonReady機器だけではなく、このクラウドデータベースにも大きな手が入って進化するようです。

posted by ささき at 13:27 | TrackBack(0) | __→ PCオーディオ・ソフト編 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする