Music TO GO!

2012年01月17日

ワイヤレス・オーディオの多様化

CES2012ではAirPlay対応製品も増え、ワイヤレス・オーディオ製品の面白そうなものもいくつか出ています。

こちらNuforceのコンパクトなAirDACです。
Engadgetの記事
名称からしてAirPlay対応かと思いましたが、独自方式のようです。USBとiPodドック対応の送信機とこの写真にある受信機のペアのようですが、最大4台で組み合わせられて、デイジーチェーンで送信距離を伸ばせると言うので受信機は送信機を兼ねているのかもしれません。

DynaudioのXeoもワイヤレス・アクティブスピーカーとして面白い製品です。
Dynaudioのホームページ
ワイヤレスでアクティブスピーカーという従来は安いコンシューマー品のカテゴリーのものにハイクラスのきちんとした製品を作りこんでいるのが印象的です。

もうひとつ興味深いのはハイレゾ対応の流れです。ワイヤレスと言うとたいていは48kHz/16bitどまりですが、一昨年(2010)のRMAFに出展されたBlackFireのFireCast以降ハイレゾ対応のワイヤレス品もいくつか出てきています。
BlackFireのホームページ

以前パワードスピーカーについて書いたメーカーですが、スモールオーディオでよい製品を出しているAudio Engineはハイレゾ対応のワイヤレスDACのD2を登場させています。CESではかなり無線LAN密度が濃いんですが、それでも良好な接続ができたと言うことです。http://audioengineusa.com/Store/Audioengine-D2
DACにPCM1792を使用していて本格的で価格も手ごろ(送受信ペアで$800くらい)ですし、なかなか良さそうですね。海外のオーディオレビューサイトはComputerAudiophileもAudioStreamもこれに注目して近日レビューがアップされる予定です。

またこれはCESではないですが、"体重計"Devialetも昨年後半にワイヤレス・ハイレゾ対応しています。Devialetでは現在はCD品質だけども、2012年中にアップデートで96/24対応すると書いています。
ComputerAudiophileのフォーラム
Devialetのページ
これは802.11nベースのようですね。

またAiPlay対応ではこのChapter Audioのワイヤレスアンプ・notepadも$2500と堂々としたハイクラス品です。
AudioStreamの記事(RMAF2011)

こうしてみてもワイヤレスは技術的にも価格帯的にも多様になってきています。
実際ワイヤレスって一口に言ってもとても広いものです。
KleerやBluetoothあたりからはじまって、最近ではAirPlayなど、またDLNAやiTunes Shareを無線LANルーターを使ってワイヤレスシステムを組むこともできます。BluetoothやKleerは従来のインターコネクトケーブルの代わりと考えられますが、無線LANネットワークは有線LANケーブルの代わりです。帯域幅はKleerなどは送信設計上のビットレートですが、ネットワークの場合は無線LANの規格(802.11bや11nなど)によるでしょう。(DLNAなどはもっと上位層の話です)
また接続形態には送受信関係がはっきりしている1:1(Bluetooth)、1:2/1:4(Kleer)もあるし、ネットワークのように多:多もあるし、多様な形態(トポロジー)が考えられます。
ただ反面でハイレゾワイヤレスなんかはDSDみたいにバラバラにはじまってしまうと言う懸念もないわけではないですね。この辺もそろそろ整理が必要かもしれません。

オーディオの場合はネットワークと言っても、すでにホームネットワークのLANが張ってあってそれにオーディオ機器が参加すると言うかたちよりも、ネットワークオーディオ機器を入れてからそのためにLAN線を張るというようないささか主客転倒な場合も多いと思います。そのさいは単にPCとDAC/プレーヤーの距離を離したいなど場合によってはネットワークではないAudioEngine D2のようなポイント間ワイヤレスのほうが便利と言うこともあると思います。このように目的と手段(システム)をはっきりさせるとワイヤレスのニーズと言うのも出てくるかもしれません。この辺は少し注目していきたいところです。
posted by ささき at 23:54 | TrackBack(0) | ○ PCオーディオ全般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年01月14日

AudioQuest からDAC登場

ケーブルで知られるAudioQuestがDACを出すということです。
http://www.stereophile.com/content/audioquest-dragonfly-dac
DragonflyというUSBメモリーのような小型のものでアナログはミニ端子のようです。
電子回路部分はゴードンさんが手がけるようですね。96/24対応、$300で4月発売とのこと。
posted by ささき at 15:26| Comment(0) | TrackBack(0) | ○ PCオーディオ全般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年01月13日

NuanceとGracenoteの提携

CESの面白いニュースはSiriで知られる音声認識のnuanceとCDDBメタデータで知られるGracenoteが提携したということです。
http://finance.yahoo.com/news/Nuance-Gracenote-Announce-bw-215120710.html
これは今年後半に提供するVoCon Music Premiumtというサービスで例えばAC/DC、311(すりーいれぶん)、Ke$ha(けしゃ)など読みにくいバンド名の検索ができるとのこと。
posted by ささき at 10:27 | TrackBack(0) | ○ PCオーディオ全般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年01月01日

2011年の振り返り

新年おめでとうございます。
PCオーディオ関係については2010年の12月に2011年の展望の記事を書いたんですが、それが2011年に実際どうだったかということを、うちのブログ記事から2011年の振り返りをしてみたいと思います。(大晦日に書くつもりがはみ出してしまいました)
点線内は下記記事の引用です。
http://vaiopocket.seesaa.net/article/177767330.html

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今年(2010)のUSBオーディオの話題はもう一つはUSBオーディオクラス2.0です。うちで最新の話題として取り上げたのが7月頃ですが、今年(2010)後半は思っていた以上にUSBオーディオクラス2.0移行が加速して多数の機材が登場してきましたのに驚かされました。
これは新しいソフトウエア制御によるコントローラを使うことで開発が効率化されたということがあるようです。つまり普通のユーザーには見えない開発のところでも変革があったということですね。
そういう意味でもオーディオというのが表面的なところだけではなく、深いところからも着実に変わって行ってると思います。

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この点については2011年初頭に開発環境の点から記事を書いたりしました。
http://vaiopocket.seesaa.net/article/181376037.html
またUSB DACの192対応については2010年に一度まとめたんですが、また2011年に見直して下記にまとめ記事を書いています。
http://vaiopocket.seesaa.net/article/209382239.html

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それと今年(2010)は音楽再生プレーヤーソフトも豊作でした。もともと充実していたWindowsに比べると特にMacの進歩が良かったですね。昨年(2009)くらいから人気が出てきたAmarraだけではなくフリーウエアもAyreWaveやAudirvanaなど従来と一線を画するものが登場してきました。
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このソフトウェアの流れは下記のように2011年の2月にAudirvanaでインテジャーモードがサポートされて一つのピークに達しました。
http://vaiopocket.seesaa.net/article/185935913.html
インテジャーモードについてはその後に下記のようにAudirvana作者のDamienさんのホワイトペーパーの翻訳と解説記事を書きました。
http://vaiopocket.seesaa.net/article/211699878.html
http://vaiopocket.seesaa.net/article/212328726.html

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さらに来年(2011)になるとMacでは10.7 ライオン、Win7はSP1が出ることでオーディオも左右されるかもしれません。例えばUSBオーディオクラス2の制限がOSの実装によるものならばそれが変わるかもしれないし、スノーレパードで移行期のようだったMacの64bit環境もライオンでデフォルトになれば再生ソフトも変わるかもしれません。
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結局Win7 SP1ではWindowsのUSBクラス2の未サポートは解決されず、Win8送りになりました。共有WASAPIでの88k、174kサポートもWin8でしょう。
ライオンではインテジャーモード非対応という伏兵がありましたが、64bit化はAirの64bit対応というおまけもありました。
http://vaiopocket.seesaa.net/article/216431863.html
アップルではアップルロスレス形式のオープン化も特記事項です。
それを受けてLINNがアップルロスレスでの提供を行ったのも面白い試みです。
http://vaiopocket.seesaa.net/article/235601629.html
http://vaiopocket.seesaa.net/article/236343744.html

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(2010年では)iPadのUSBオーディオ対応もちょっと注目点でした。
iOS4.2で見せた音の良さ、オーディオへの適性というのは侮れません。ただ一部の機種では据え置きでもバスパワーを要求しているものがあって、4.2で供給リミットが100mAから20mAにカットされたこととあいまって、まだ大きく広がるには制約があります。

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2011年にその後のiPadのハイレゾ対応については下記で書いてます。このときはCAフォーラムでゴードンさんとのやりとりもエキサイティングでした。なにせゴードンさんはアメリカでもトップクラスのこの道のエキスパートですからね。どっちが正しいかというのはちょっとはらはらとしましたが、結果はゴードンさんも認めてくれました。
http://vaiopocket.seesaa.net/article/191432693.html
あえてiPhoneについては書かなかったんですが、iOSのデジタル出力についてはiPadとiPhoneは事情が違いますので注意が必要です。

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さて来年2011年はということですが、トレンドとして見えてるのは先に書いたような今年黎明期だったUSBクラス2対応の加速化による192kHz対応の充実と、さらに384kHz対応の黎明期となるかもしれません。
どこまでDACのハイサンプリング化が続くか分かりませんが、かつてのパソコンのクロック競争とかデジカメの画素競争にも似てきたかもしれません。
ちなみにこれらを振り返って見ると下記のような結果となりました。

*CPUのクロック競争->製造プロセス細分化による発熱の壁->マルチコアなど別方面に進化の方向を変える
*デジカメの画素競争->センサーの細分化によるDレンジ不足で画質低下->手振れ補正など機能面に進化の方向を変える

オーディオに関してはまず対応ソースという問題もあるし、細分化によるジッターへの影響というのもあるかもしれません。上の両者は明らかな壁にぶつかって方向を変えてますので、どこかに何かが潜んでるんでしょう。
似たようなところでは32bit対応も出てくることでしょう。ただこれもMacのcore audioのところで書いたようにソフトウエアドメインでの壁があります。
http://vaiopocket.seesaa.net/article/167849910.html
この他だとESS Sabre32チップの台頭とかDSDなんかも話題に登ってくるかもしれません。

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この点についてはハイサンプリングレート面での行き詰まりを予測したものです。実際32bit音源も出ては来ましたが、ちょっと不明確なものではありましたので今年に持ち越しです。
32bit再生については下記に少し記事を書いています。
http://vaiopocket.seesaa.net/article/234221145.html
http://vaiopocket.seesaa.net/article/238154160.html

DSDは昨年のちょっとしたテーマでしたね。こんなに盛り上がるとは思っていませんでした。とくにDSDネイティブ再生はまだ続くテーマとなりました。
PlaybackやMytekなどのハードウエアでもDSDネイティブ再生可能な機種が姿をみせ、
http://vaiopocket.seesaa.net/article/212328726.html
http://vaiopocket.seesaa.net/article/240553621.html
AudirvanaやHQ Player、Pure MusicなどのソフトウェアでもDSDネイティブ再生をサポートしてきました。
http://vaiopocket.seesaa.net/article/212328726.html
http://vaiopocket.seesaa.net/article/229537505.html
http://vaiopocket.seesaa.net/article/241632513.html
そしてdCSの標準化提案もDSDネイティブ再生にとっての大きな話題でした。
http://vaiopocket.seesaa.net/article/227606034.html


ヘッドフォンオーディオの方ではiPodデジタル可能なポータブルアンプがちょっと話題でした。このHP-P1とかSoloですね。
http://vaiopocket.seesaa.net/category/8047755-1.html
また年末のSTAX買収がニュースとしては大きいものでしたが、個人的にはやはりヘッドフォン祭りで念願だったHeadFiとのコラボレーションが出来たのが嬉しかったですね。
http://vaiopocket.seesaa.net/article/233007405.html
こちらのヘッドフォン祭を振り返るという記事もあわせてご覧ください。
http://vaiopocket.seesaa.net/article/228120869.html

今年もいろいろあると思いますが、また当ブログをよろしくお願いします。
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2011年11月21日

Stereophile誌のアワードでAmmaraが受賞

Stereophile誌の今年の"Computer Audio Component of the Year"でAmarraが受賞したとのこと。DACではなく再生ソフトウエアが受賞したというのは注目ですが、他に安価で良いソフトがあるのになぜAmarraなのか、という点でCAフォーラムではちょっと燃えてます。

http://www.computeraudiophile.com/content/Amarra-Stereophile-component-year

ちなみにAmarraはメインテナンスリリースが11/15に予定されてたんですが遅れているもよう。
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2011年11月17日

ティーフェンブルンのAppleロスレスオープン化のコメント

先日インターナショナルオーディオショウにも来日したLINNの総帥ギラード・ティーフェンブルンがブログでアップルロスレスのオープン化についてコメントしてます。
http://blogs.linn.co.uk/giladt/2011/11/apple-opens-the-way-to-24-bit-itunes.php
ティーフェンブルンはアップルロスレスのオープン化はこれまでLINNが非公式にサポートして来たALAC再生についての懸念を払拭したと書いてます。
またニールヤングを訪ねたときのことについて触れ、このオープン化の狙いはiTunes楽曲の24bit化ではないかと書いてます。メジャーレーベルが24bit提供の条件としてアップルロスレスのオープン化を求めたのではないかと観測しています。2012年にも動きは出るのではないかとのこと。さて。
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2011年11月15日

iTunes Match始動

アメリカ国内では紆余曲折を経てiTunes Matchが始動したようです。以前はApple版のクラウドプレーヤーかと言われてたものですが、著作権がらみもあるのかユーザーからはよくわからないところも多いサービスです。
そこでこちらにちょっとしたまとめが載っていました。
http://www.macrumors.com/2011/11/14/a-clear-explanation-of-itunes-match/
ここのはじめの図はiTunesからiCloud Statusという項目を出して見た曲のiCloud状態です。アップロードされたとかマッチ済みなどがわかります。
まずマッチをオンにするとライブラリの分析、曲のマッチ、マッチされない曲のアップロードという3ステップが行われます。これらはライブラリ全体に強制的に実施され除外はできないということ。
もしマッチしたらそれは256k bpsのAACとしてダウンロード可能となり、マッチしない場合は
1. 320k bpsまでの非可逆圧縮の場合は現在のフォーマットのままiCloudにアップロードされる
2. ロスレス(可逆圧縮)ならば256k AACに(おそらく自分のPC/Mac上で)変換されてからアップロード
となるようです。
このとき基本的にはローカルのライブラリには影響はありませんが、低ビットレートの曲はローカルエントリーを削除することでiCloudから256k AAC版をダウンロードできるとのこと。
マッチはメタデータ(曲情報)で行われ、几帳面にメタデータを編集していてもそれは保たれるから(仮に上のようにいったん消しても)大丈夫ということです。

iTunes 10.5.1が必要で米国では年$24.9ということです。
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2011年10月31日

PCオーディオファン5号に執筆しました

先週発売のPCオーディオファン5号に執筆しました。

今回は注目モデルの使いこなしという特集があります。そのP18にアンテロープZodiacの記事を書いているのですが、なかでも注目はCEOのインタビューも行っているとこです。これは先日Igor Levin氏が来日したときに直接私がインタビューしたので、なかなか聞けないところまで引き出せていると思います。その後にメールをやりとりした情報も含めているのでこれ以上はもう企業秘密で教えてくれないと言う濃いレベルだとおもいます。
P181からはAudirvana Plusの4000字書いた大作紹介記事を載せています。細かいところは作者のDamienさん自身から確認を取っていて、初公開?のDamienさんのプロフィールも少し書いてます。もっと教えてもらったんですがさすがに書ききれなくて。また角田さんが他の記事でPlaybackのDSDネイティブ再生について書いていますので、Audirvana PlusのDSD再生のところでもそれに対するソフトウエア的な説明を書いています。
P156からはなんとAuraliti PK90の記事を書いています。輸入されていないものでも雑誌で紹介してもらえると言うPCオーディオファンの姿勢はよいですね。(ちなみにブログでは書く暇がなかったんですが、いまはWAV再生できない問題は修正されています)
またレビューとしてはBurson HA160D(P96)とCANOR TP10(P102)について書いています。とくにBurson HA160Dはお勧めです。
なんか今回は濃いい記事を書いたという感じです。

posted by ささき at 22:36 | TrackBack(0) | ○ PCオーディオ全般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

DigiFi 4号に執筆しました

先週発売のDigiFi 4号に執筆しました。

今回P96からの特集では和田博巳さん、福島花乃さん、私と3人の選者が3様に選んだシステムを紹介しています。また、先日のヘッドフォン祭では紙面連動イベントとしてその講演を勤めさせてもらいました。
http://www.stereosound.co.jp/hivi/detail/newsheadline_1320049664_image5_1.html
P87では少し濃いめに最近話題のDSDを基本的なところから、その問題点、最新動向までをまとめました。また最近うちでよく書いているdCS方式などDSDの直接再生(ネイティブ再生)まで触れています。ここで国内導入がほぼ決まったMytek DSD DACの導入記事もカバーする予定だったのですが今回はそこまで至りませんでした。
P95では付属音源の一環としてHD Tracksの記事を書いています。HeadFiの以前紹介したヘッドフォンのためのOpen Your Earsについて20%オフのクーポンコードをつけています。この辺は直接Cheskyさんとやりとりをしています。

またおなじみ福島花乃さんの連載記事(P123)もありますので、こちらもお見逃しなく! この記事でのインターネットラジオの紹介も面白いですね。

http://www.stereosound.co.jp/dfweb/
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NetAudio 4号に執筆しました

先週発売のNetAudio 4号に執筆しました。

NetAudioにはPCオーディオのソフトウエア周辺の動向を毎回書いているのでP52とP53に前回からの変化であるLionなど基本ソフトウエア周りのところなどを書いて、Audirvana Plusなどの紹介記事も書いています。

他では今号ではUSB DAC、ネットワークプレーヤーからUSBケーブルなどのアクセサリーまで。またハイエンドから普及モデルまで多くの機種が取り上げられてバランスよくレビューされていると思います。また付属のサンプリングレートの違いによる聴き比べ音源も参考になるのではないでしょうか。


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2011年10月06日

PCオーディオ専門サイト、AudioStreamオープン

前にも書きましたが、Streophileのコンピューターオーディオ版であるAudioStreamがオープンしたようです。下記アドレスです。

http://www.audiostream.com/

すでに記事がたくさん入ってますが、ほとんどは今までのStreophileのPCオーディオ記事を移してきたものですね。これからの展開に期待です。
posted by ささき at 08:51 | TrackBack(0) | ○ PCオーディオ全般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年09月21日

PCオーディオ専門サイト、AudioStream

Computer Audio(PCオーディオ)に特化したAudioStreamというウエブサイトが10月上旬に立ち上がるということで、これはStreophileの姉妹サイトになるようです。国内でもオーディオ雑誌のPCオーディオ専門誌がいくつか出てますが、そのStereophile版でネット運営ということでしょうか。下記はCA記事によるリリースです。
http://www.computeraudiophile.com/content/AudioStream
理念が「目的地を見失わずにComputer Audioの旅をガイドする」と言うことで、機材レビューの他に多彩な記事が期待できそうですね。
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2011年08月29日

DigiFi No3に執筆しました

ステレオサウンド別冊のPCオーディオ専門誌、DigiFiも3号を数えることになり、発刊ペースも上がって本日発売されました。

今回はPCオーディオの基本編とiPadのハイレゾ出力に関しての記事を書きました。それとColorfly C4の記事(P112)も書いています。
P42からの「PCオーディオの基本をチェック」ではちょっと参考書的なポイントを捉えた書き方をしてみようかと思いました。というのは基本を捉えると言うのが応用する上でも大事だと思うからです。(なんでもそうですが)
それに加えてWindowsとMacでの機種別解説という形にしてみました。
また今回のDigiFiではiOS機器のオーディオ応用が特集の一つになっているのですが、その中でP92からiPadのハイレゾ出力について書いています。Step3ではiPadの標準iPodアプリが実はいつのまにかハイレゾ対応していたと言う興味深い事実を今回発見しましたのでそれも書いています。
これは以前から単に再生できるというだけでそういっていた人たちもいますが、その時点では16bitで切られていたはずですのでハイレゾではなかったはずです。iPodアプリはある時点からハイレゾ対応に変わったのですが、今回はきちんと24bit出力をフェーズメーションさん協力のもとにI2Sレベルで検証しています。(以前FLAC Playerの記事を書いた時と同じです)
ただFLAC Playerとも制限は違いますのでこちらは記事を読んでみてください。ちなみにあくまでiPadのiPodアプリに関して、ですので念のため。

今回のDigiFiもアーティストインタビューや音源ソフト記事などがあって音楽とオーディオのバランスの良い雑誌に仕上がっていると思います。もともとDigiFiはビートサウンドを母体としているのですが、ビートサウンドの良さも残している感じですね。
それと今号からなんと福島花乃セレクションとしてはじめやすいPCオーディオを花乃さんが記事を書いて、かわいらしいポートレート(Chrisさん撮影)も添えています。これも読みやすさに花を添えている感じですね。こちらもぜひご覧ください。

思うんですけど、PCオーディオ、ヘッドフォンオーディオ、女子オーディオって実は同じベクトルを持っていると思います。それは時代に対応したオーディオ自体の根本的な変化ということです。
たとえばインターネットが始まった時に世のメディアは「インターネットブーム」と言っていました。ブームというのはつまり一過性のものと思ったわけです。デジタルカメラが出てきたときも「デジカメブーム」と言われました。しかしながらいま思えばそれらは一過性のものではなく質的な骨組みの変革であったわけです。
結果としてカメラでいうとたしかにフィルムカメラは衰亡しましたが、写真を撮る人口、しかも一眼レフで本格的に作品を撮る人口はフィルムカメラの時代よりも大幅に増えて層も厚くなっています。おそらくオーディオも本格的に音楽に向き合う人が増えていくことでしょう。そうした変革が文化というものを豊かにしていくのではないかとも思います。


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2011年08月12日

クリプトンのUSBケーブルアンケート

以前クリプトンのUSBケーブルの記事を書きましたが、クリプトンが先日行ったUSBケーブルについてのアンケートを公開しています。
USBケーブルで音は変わるかというのはPCオーディオ始めたひとの気になるポイントかもしれませんが、こちらも参考にしてみてはいかがでしょうか?
結果はこちらにリンクがあります。

http://www.kripton.jp/digital_audio-usb_audio/pc_audio-accessary/usb_cable/uc-ks/monitoring_survey.html

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2011年08月01日

NetAudio Vol3に記事を執筆しました

春秋の年二回だったNetAudioが好評につき夏にも刊行されることになり、本日8/1に発売となります。

私もまた再生プレーヤーソフトの記事(P160)を書いています。今回の記事では私が技術的な解説を書いて、岩井さんが音質のコメントをするという趣向になっていてダブルで楽しめると思います。
ヘッドフォンがいまや単なるアクセサリーではなく、堂々たるオーディオコンポーネントの仲間入りを果たしているように、再生プレーヤーソフトもPCオーディオではそうしたコンポーネントになりうると思います。そうした面白さを伝えていきたいですね。
また今回の記事にちょっと入れ込んだのは「OSが大事」という点です。OSって当たり前にあるようで意外と役割が知られていません。オーディオにおけるOSの役割を知るということはPCオーディオ理解への早道になると思います。興味ある方は読んでみてください。

今回は再生ソフトだけではなくリッピングソフトも解説されていますし、DAC紹介にはプレーヤーソフトとの相性も記述があります。紙面を多面的に取り組もうとしているところは良いですね。PCオーディオ雑誌って単なるDAC機器のカタログだろって思っている方もぜひ手に取ってみてください。
もちろん恒例のハイレゾ音源もついています。今回も同じ曲でサンプリングレートとビット幅の異なる音源ファイルが収録されていますので機器テストの参考にもなるのではないでしょうか。192/24まで収録されています。


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2011年07月31日

フジヤさんのDAC試聴会

PCオーディオとヘッドフォンが盛り上がる中、フジヤエービックさんで8/27にハイレゾ音源によるDAC試聴会を開催すると言うことです。
案内は下記ページにあります。

http://www.fujiya-avic.co.jp/d-style/1108_da-converter_fes.html

ノートパソコンに共通のソフトを載せて、音源も同じものを使います。
それを各社のDACにつなげて、DACからはP-1uに出力すると言うことです。DAC/アンプ一体型のものでも基本はDACとしての使い方をすると言うことです。P-1uからは好きなヘッドフォンで聴きます。
まだ午前の部の席はあるようなので興味のある方はどうぞ。もし気に入ったものがあれば特価で購入できると言うことです。
16種類のDACを同条件で比較できてさらにフリー展示もあると言うことで、なかなかない機会だと思います。ちょっとしたオーディオ展なみですね!
あちこちで人気の福島花乃さんが受付されると言うので花乃ファンもぜひどうぞ。
posted by ささき at 19:27 | TrackBack(0) | ○ PCオーディオ全般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年07月21日

Mac OSXライオンとポストPC時代

昨日7/20にMac OSX 10.7ライオンがリリースされました。同時にSandy Bridge Airや光学ディスクなしMini、サンダーボルトディスプレイなどもリリースされています。

オーディオ部分を含めてどう変わったのかは調査中で、もう少し分かってから書こうと思います。途中のコメントはTwitterで少し書いてるのでこちらもどうぞ。
http://twitter.com/#!/music2go

ライオンの発表から感じてはいたことですが、実際にインストールして使ってみるとそのままiPadかいっていうLaunchPadとか、タッチパネルライクでスクロールバーとは逆になった二本指スクロールなど旧メタファを捨てたエクスペリエンスは「ポストPC」という時代を感じさせずにはいられません。
紆余曲折あったライオンのリリース日の発表はアップルの四半期決算の中で触れられました。この決算報告中でもうひとつ重要なのはiPadの売り上げがとうとうMacを抜いたということです。iPhoneはすでにアップルの屋台骨です。すでにアップル的には「ポストPC」時代は普通のことなのかもしれません。

ポストPCとはつまりパーソナルコンピューティングの中心がいわゆるパソコンではなくなってしまうということです。それではスマートフォンとかタブレットになるのかというと、そのままとも言い切れません。なぜならコンピューティングというのは実に様々な形を取り得るからです。例えばカメラやテレビなどもスマート化していき従来のコンピューティングに代わっていくかも知れません。
とは言え、まずはじめのステップはパソコンからタブレットやスマートフォンへの移行が中間目標になるでしょう。Windows 8もそうした思想に立ってます。

「ポストPCの時代」がくるならそれはいつなのでしょうか?
iOSとMacOSXの場合は中核であるカーネルのコードは共通性も高いのですが、大きな違いはカーネル拡張の取り扱いです。これがないとドライバーが扱えなくなり外部機器接続の柔軟性がありません。iOSは組み込みOS的なモノリシック構造になっているので、処理性能よりむしろここが難点となるでしょう。単純な一枚岩であるモノリシック構造にするというのは、複雑(柔軟)にするとオーバーヘッド(コンテキストスイッチング)がかさむのでそれを減らして速度を上げるためという点が大きいわけですから、スマートフォン=組み込みOSという図式が変わるのはやはりプロセッサの進化と言えると思います。
低消費電力でかつ高性能というのはまだ始まったばかりですが、インテルもARMもこれからです。この先になにかがあるかもしれません。

そもそもたかがタブレットやスマートフォンなんかがパソコンに取って変わるなどおかしいでしょうか?
こうした変化は珍しくはありません。10数年前にはおもちゃ同然だったパソコンが、業務用のミニコンやワークステーションにとって代わったのもそうです。Sun Microsystemsがなくなってしまうなどそのころは想像も出来なかったでしょう。
でも重要なのはワークスタイルやライフスタイルの変化にあります。ミニコンは駆逐されましたが、ずっと前からオフィスの全ての机にミニコンやワークステーションがあったわけではありません。新しい人のスタイルができてきて、それに適合できないものがなくなっていったんです。
そうならないもう一つの手は自らがスタイルを作ることです。それが出来たのはアップルです。
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2011年05月20日

アップルのクラウドプレーヤーの特許

アップルのクラウドプレーヤーですが、ユニークな特許が報じられて話題になってます。
http://www.macrumors.com/2011/05/19/apples-music-streaming-service-to-eliminate-buffering-lag-with-locally-stored-snippets/
特許へのリンクはこちらです。

わかりにくいんですがこれ、どうやらストリーミングするデバイスにあらかじめ曲の一部(冒頭の数秒)がストレージされてるのが前提です。
クラウド上(いわばロッカー)に格納されている曲とiPhoneなどストリーミングするデバイスに同一の曲が格納されます。ただしローカルストレージにはあくまで冒頭の数秒のみが入ります。
つまり全てクラウドからストリーミングするのではなく、ユーザーがiTuneやiPhoneで選曲するとまず冒頭部はローカルのファイルから再生されます。その数秒のあいだに裏でクラウドストレージからストリーミングしてバッファリングし、ハードディスクに入ってる分が終わったらストリーミングに引き継がれる、というもののようです。
ローカルストレージ・ハードディスクにはあくまで数秒のイントロ部分しかないので、容量は少なく、ユーザーが選曲した時のタイムラグもない、ということのようです。また、クラウドプレーヤーはAmazonもGoogleも見切り発車的に行って著作権の問題を抱えてますが、この方式では曲はローカルに持っているから所有権の問題もこれで解決するという訳です。
ただしこれが本当に使われるかどうかは分かりません。ちなみにアップルのクラウドプレーヤーはiCloudという名前になると思います。
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2011年05月06日

PCオーディオFan4に記事を書きました

PCオーディオ雑誌の3冊目は老舗のPCオーディオfanの4号で、5/7発売です。ヘッドフォン祭の当日ですね。当日は8Fで昨年同様イベントも開催されます。

PCオーディオfanは震災後に着手したのでちょっと大変な面もあったのですが、ミュージックプレーヤーソフトの記事とレビューを数点書きました。
ミュージックプレーヤーソフトはP43からMacのソフトについて、技術的なところも交えてMacのプレーヤーの基本からiTunes親和性の功罪、そして最新のインテジャー・モードまで詳しく書いています。各誌個性があると思いますが、PCオーディオfanの場合は詳細解説的な側面もありますね。

それと雑誌に書くときはブログとは別な層にも読んでもらえますし、単に知っていることを書き連ねるというより目的をもって少し啓蒙的でありたいとも思っています。そこで今回PCオーディオ3誌ともMacのソフトのことを入れ込んでいます。ソフトウエアの流れというのを伝えたいというと、やはりいまはMacのソフトを書くということになるからです。また、今回程度の差はあるのですが「インテジャー・モード」という言葉をすべて3誌ともに入れました。Macにおいてはわりとコンピューターオーディオには向いているとは言われてきましたが、今後はさらに可能性を伸ばすためにはキーワードは「インテジャーモード」になると思います。これはWindows7で排他モードWASAPIがキーになるのと似ています。
インテジャーという言葉をそのまま使うのもどうかと、ちょっと考えたのですがここはそのまま使うことにしました。ここでのintegerは数学的にいう整数というよりプログラミングにおける整数型になりますからね。含みを持たせることにしました。この辺は新しい言葉を日本語に導入するのはいつも悩みます。
今回記事を書くときにAudirvanaの作者のDamienさんと少しメールをしたんですが、今後さらにいろいろと発展しそうです。この辺はまたフォローしていきたいですね。

レビューはZodiac Gold(P75)とm903(P88)を書いています。
最近のUSB DACはXMOS採用で並んでいるだけに、Zodiacシリーズは要注目だと思いますので興味のある方はぜひどうぞ。

ヘッドフォン祭当日は8Fイベント会場でも販売すると思いますので、そちらで買い求めても良いですね。


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2011年05月03日

DigiFi 2号に記事を書きました

ステレオサウンド社のPCオーディオ専門誌、DigiFi(デジファイ)の2号に記事を書きました。5/6発売予定です。付録にはOTOTOYやリンレコーズなど高音質音源のフリーダウンロード権がついています。DSDのサンプルも各社増えてきましたね。
DigiFiはビートサウンドの流れを組む雑誌で編集長の武田さんも私がFujiyaTVに出演する前日にFujiyaTVのゲストとしてヘッドフォン祭について語っています。

記事ではまずヘッドフォンとヘッドフォンアンプの組み合わせ方の紹介ということをポイントに記事を書いています(P151)。
それとMacのミュージックプレーヤーについての解説記事をこれまでの流れと各ソフトについての開設を加えて書いています(P94)。ソフトウエア関係ではWindowsの音質向上記事のところでもいわゆるミキサーのバイパスについての簡単な技術解説を書いています(P89)。
そして製品レビューではAlgoRhythm SOLO(P146)、DACport(P147)、Colorfly(P131)について書いています。

また私も先日お世話になりましたが、FujiyaTVのMCを務めている福島花乃さんもDigiFiではクロスレビューコーナーでレビュー記事を書いて活躍していますのでぜひこちらもご覧ください。ヘッドフォン祭当日は8F DigiFiイベント(AirPlayデモ)ではMCとして参加します。MCにモデルにライターにとマルチタレントとしてがんばっていますね!


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