Music TO GO!

2006年08月18日

Lehmannオーディオ登場

26日に行われるフジヤさんでのEdition9試聴会の隠し玉として、ドイツのLehmannオーディオのBlack Cube Linearが登場するとのことです。

http://avic.livedoor.biz/archives/50577110.html

前にドイツのオーディオショウのレポートのニュースを書きましたが、そのレポートを書いたメーカーです。
そのときの記事はこちらです。この記事のトップに自らの製品もレポートしています。

http://vaiopocket.seesaa.net/article/19903978.html

また新しいアンプも登場してこの分野もにぎやかになりそうですね。

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2006年08月12日

ちょっと気になるウワサ

HeadFiをつらつらと読んでいましたら気になる書き込みを見つけました。
JBLが夏か秋にヘッドホンを出すというものです。

http://www6.head-fi.org/forums/showthread.php?t=193370

もとは韓国のヘッドホン板に書かれているもので真偽は不明です。
ただラインナップと価格がかなり具体的に書かれているのがちょっと気になります。ただし価格は一番トップでも$150程度ですのでDR150のようなものですね。またIEM(カナルタイプ)も用意されるというところも目を引きます。とくにetyと共同でやるというのが面白いところです。

おそらくあったとしても上のことから推測するとすべてどこかのOEMでやるのでしょうね(記事のフォローコメントにも出ていますがAKGもJBLと同じハーマングループです)。
ほんとかどうかも分かりませんが、ちょっと面白い話ではあります。
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2006年07月15日

Headroomのコンテスト

ヘッドホンアンプでは老舗のHeadRoomでおもしろい「ヘッドホンの聖域」コンテストをやっています。

http://www.headphone.com/headroom/news/contests/

商品はHeadroomのTotal BitheadポータブルヘッドホンアンプとUEのSuperFi5、およびHeadroom製のポータブル用バッグが当たるというコンテストです(総額$500相当)。締め切りは今月一杯だそうです。
テーマは「your special headphone sanctuary(あなたの特別なヘッドホンの聖域)」です。sanctuaryは聖域とか安らぎの場所、あるいは逃げ込む先のような意味です。だれも入ってこれないその人の世界、なんていう感じの意味にも取れるかもしれません。日本でも野鳥保護区のことをバード・サンクチュアリなんて言葉がありますね。
それを200語以内の文章か写真(または絵)で表現して送るというわけです。すでにいくつも投稿があって、上のページの下の方に見ることが出来ます。

ポイントは写真でもいいということで、英文でさすがにそんなテーマは書けないと思っても、写真ならなんとかなるかも(^^
ヘッドホンをしながら音楽を聴いて美味しい蕎麦を食べて恍惚の表情をしているところなんていいかもしれませんね(笑)
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2006年07月03日

R.Specギャラリー

rspec1.jpg     r-spec2.jpg


r-spec3.jpg     r-spec4.jpg
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2006年06月27日

ドイツのオーディオショウから

先月の末にドイツのミュンヘンでオーディオショウが行われましたが、そのレポートが掲載されていました。

Lehmanオーディオ(このサイトのオーナー)のブースではUSB入力タイプのヘッドホンアンプを出展しています。

http://www.headphone-amplifier.com/high_end_2006/lehmann.htm

こちらはSTAXですが、新型ドライバーの海外モデルはブラックパネルのようです。

http://www.headphone-amplifier.com/high_end_2006/stax.htm

こちらはUltrasoneのブースです。ちなみに"incognito"は匿名の人という意味です。

http://www.headphone-amplifier.com/high_end_2006/ultrasone.htm

Ergoは今年"兜"の新型を出したようです。

http://www.headphone-amplifier.com/high_end_2006/ergo.htm
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2006年06月17日

PS Audioから新ノイズフィルター

日本では電源関係で有名なPS Audioから新しいノイズフィルターが発売されました。
これは以前書いたAudio PrismのQuiet Lineのような並列型のノイズフィルターのようです。これは電源タップにさすだけですので簡単に使えます。
Quiet Lineから推し量ると高域のきつさや音がささくれた感じを減らすのに効果があると思います。

http://www.psaudio.com/products/noiseharvester.asp

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2006年06月09日

ちいさな球の世界

なんか面白いアンプが台北のオーディオショウで発表されたらしいです。
これ小さくて机に乗るiPod用の真空管アンプというところがなかなかいい感じです。

http://www.taipeitradeshows.com.tw/TTS/NewProduct/Product.aspx?ID=652&Lang=E


真空管アンプというと重厚長大という感じですが、ZVEX iMPAMPというこんな小さい真空管アンプもあります。
世界最小か??

http://impamp.com/

これはけっこういいですよね。12V入力なので可能性としては本物の「ポータブル真空管アンプ」としてバッテリー駆動も出来そうですが、これ入力がちょっとややこしくてそう簡単にはいかなそうです。この辺がネックですね。
またヘッドホンに関しても、専用のBOXといわれるインピーダンス切り替えがついたアダプターを介して接続できるそうです。

1W@12ΩなのでカインのHA-1程度のパワーですが、真空管はトランジスターより駆動力は高いので能率がいいスピーカーならそこそこ鳴らせそうです。
音はよいということですので、さらなる改良版を期待したいところです。
posted by ささき at 23:25| Comment(2) | TrackBack(0) | ○ ホームオーディオ全般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

TakeTのヘッドホン

資料が送られてきましたが、これスピーカー端子からトランスボックスで取るタイプというのを忘れてました。せっかくパワーアンプとスピーカーを調整しているわけですので、あいだにあんまりこうしたトランスボックスをはさみたくないので今回は見送ろうと思います。
SAC K1000もそうした理由で購入したわけですので..

ただ下記の真空管アンプメーカーからこのTakeT-H2用のヘッドホン端子がついたアンプが近日登場するそうです。その辺は面白い展開になるんではないでしょうか。

http://www.advance-audio.com/
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Headphileの更新など

久しぶりにラリーさんのところ(headphile.com)を見ていたらなんとSenn V2のところに独立して"Japan/International"という送料のカテゴリーが出来ておりました(^.^
これも布教の効果かも。。

http://www.headphile.com/page17.html

それとSTAXのmodにも手を染めているようで、まだ製品ではないですがこんなSTAXを密閉型にする木のハウジングも試作しているようですね。

http://www.headphile.com/page22.html

posted by ささき at 02:06| Comment(4) | TrackBack(0) | ○ ホームオーディオ全般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年06月07日

R.specのITmediaの記事

R.specの記事がITmediaに掲載されました!
izoの町田さんがインタビューに答えていろいろと興味深い話がありますのでぜひどうぞ。

http://plusd.itmedia.co.jp/lifestyle/articles/0606/07/news039.html
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2006年06月06日

テイクティの新型ヘッドホン完成!

下記のページでしばらく前にレポートしましたが、スーパーツィーターで有名なテイクティさんが開発していたハイルドライバーを応用したヘッドホンがついに完成したとのことです。
(ホームページではまだ情報は更新されていません)

http://vaiopocket.seesaa.net/article/7202956.html

そこでわたしがモニター試聴をさせていただけるということになりました。
届きましたらレポートしてみたいと思います!
posted by ささき at 21:28| Comment(6) | TrackBack(0) | ○ ホームオーディオ全般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年05月30日

R.specフジヤさんにて展示!

R.specがさっそくフジヤさんでもデモ展示されるそうです!
明日からさっそく聴けるようですので、秋葉で聞き逃した方、興味がある方、ぜひ行って見てください。

http://avic.livedoor.biz/archives/50503596.html
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2006年05月27日

R.spec iHA-1視聴会いきました

今日はいよいよ発売間近のizoさんのR.specシリーズ、ヘッドフォンアンプiHA-1の試聴会に参加しました。
視聴は秋葉原の麻布オーディオ秋葉原店さんで行いました。場所の提供ありがとうございました。こちらではPCでもCDプレーヤでも試すことができます。

rsepec1.jpg

シャーシは剛性が高そうで作りは良く、高級感があります。またiHA-1の特徴はコンパクトさで、視聴に訪れる人はコンパクトさにも驚いていました。この点ではP-1はもとよりHD-1Lと比較してもはっきりしています。いうなればオーディオラックではなく、デスクトップに置くために作られたという設計目標がよくわかります。実際ホームページで見るより実物はさらにコンパクトです。
写真のマウスはPCから聴くのに使いました。このように汎用性やコンパクトさでも優れていると思います。

パッと聴いてクリアでカリッとした音の確かさを感じます。
素直で端正な音と言う感じで、高域から低域まですっきりとまとまっています。K701の高域の子音のきつさも良く押さえられているので気持ち良く高い音が聴けます。
試聴用に用意されたオーテク(AD2000)に替えるとオーテクのきれいな高域が良く表現され、K701との低域表現の差もはっきり分かります。
ゲインが低めですがK701でも十分音は取れます。ただゲインをHighにした方がいいかもしれません。

全体にノイズフロアは低い感じで、DACベースでなくて単体でCDPからアナログ入力にしても低いと思います。
音のセパレーションも良くて、音はくっきりと立体的に聴こえます。DACのできが良いのか、CDから聴くと不満だった音の広がりはCDからDACに同軸でつけ変えると広がり感が増して音に包まれる感じになります。

全体にヘッドホンの性能をそのまま生かすタイプに思えます。オーテクをつけるとオーテクらしい良いところが聴こえるし、K701をつけるとK701らしい良いところが聴こます。ある意味とてもニュートラルなのかもしれません。
ただ反面で低域の力感のようなスパイスがもう少し欲しいというところもあります。素のバランスは良さそうなのでこの辺はわたしの好みの話とも言えますが、専用電源が出てくればまた化けるかもしれません。またその辺が楽しみです。

あしたもやっているそうなので、興味のある方はぜひどうぞ。
posted by ささき at 22:43| Comment(10) | TrackBack(0) | ○ ホームオーディオ全般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

R.spec - iHA-1 試聴会

本日(5/27 土)iHA-1の試聴会がさっそくあるようです。
場所の詳細は下記のizoさんのページをご覧ください。

http://www.izo.co.jp/

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2006年05月25日

R.spec発表 !

izoさんでR.specという呼び名でしたヘッドフォンアンプ「iHA-1」を本日正式に発表したようです。
中の資料をみるになかなか興味深い内容が詰まっているようです。

http://www.izo.co.jp/

発売は6/7ということでもうすぐお目見えしそうですね。価格は95000円、税込で99750円となるそうです。これは直販価格で送料は1050円国内一律ということです。
店頭ではオープン価格となるそうですが、ほぼ同じ程度となりそうです。
V.specは少し後に続くようですが、こちらも楽しみです。

ちなみにR.specはizoさんのヘッドフォン専用アンプのシリーズ名でiHA-1が型番ということです。
posted by ささき at 20:51| Comment(0) | TrackBack(0) | ○ ホームオーディオ全般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年05月24日

JEFF ROWLANDのModel102登場

最近とても注目しているのが、このジェフ・ロウランドの新型アンプ、モデル102です。

http://www.phileweb.com/news/audio/200605/23/6497.html

ポイントはなんと言っても30万前後というミドルクラスの値段でなんとハイエンドのモデル201を2個入れてしまったという点です。
この201というアンプはJEFF ROWLANDが最近進めているデジタル化策の一環でICE POWERというデジタル技術を使って小型・大出力化しているモノブロックアンプです。デジタルでもやはり電源がひとつのキーなんだそうですが、この102は4オーム出力が8オーム負荷のきっかり倍になるというのは電源供給力が高いひとつの目安です。
もともと201はペアで100万円弱というくらいのハイエンドアンプですから、それをほとんどそのまま二個入れてこのお値段というのはとてもお得です。
わたしも201は一時欲しくて試聴してけっこう迷ったんですが、さすがに値段の点で止めてしまいました。ペアにするプリもそれなりのものが必要ですしね。

201でさえ出たのはつい3年前くらいですから、この分野もコストが下がるのは早いものです。もっともJeffの場合は航空機素材の削りだしシャーシが高価だったので、そこがコストダウンできればこんな感じなのかもしれません。
posted by ささき at 23:40| Comment(4) | TrackBack(0) | ○ ホームオーディオ全般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年05月23日

DR150販売価格決定!

DR150の販売価格が決定した模様ですが、なんと初回ロットの価格は"15800円"だそうです!
これはびっくり、海外から個人輸入するような値段です。しかも正規品の代理店扱いです。これはちょっと事件といってもいいかもしれませんね。
これはフジヤさんが反響の大きさに代理店の東志さんに強くアプローチして価格の引き下げを働きかけてもらい実現した値段だそうです。

http://avic.livedoor.biz/archives/50496764.html

DR150は当初の18000円台でもコストパフォーマンスはよいと思ってましたけど、これはまさに価格破壊ですね。学生のみなさんにも手が届くと思いますし、一気に高性能ヘッドホンの世界が広がるという相乗効果もありそうです。
とりあえずはフジヤさんに拍手、ですね。
posted by ささき at 22:21| Comment(0) | TrackBack(0) | ○ ホームオーディオ全般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年05月20日

Goldring DR150インプレ

dr150a.jpg

DR150はイギリスのGoldringというオーディオメーカーが最近発売したヘッドホンです。
海外のHead-Fi界隈では少し前から話題だったんですが、このほど日本にも正規輸入で入荷することになったようです。そこでデモ機を拝借してインプレを書いてみました。
販売に関する詳細は下記のフジヤさんのページでご覧ください。6月初旬発売予定でフジヤさんでは19000円を切るくらいとのことです。

http://www.fujiya-avic.co.jp/d-style/audio.html


ヘッドホンの海外メーカーというとドイツ・オーストリアなど中欧やアメリカなどが知られていますが、DR150の特徴はイギリス製だということです。Goldringという会社はホームページを見ると音響機器としてはカートリッジなどを手がけてきたようですが、ヘッドホンは初めてのようです。Goldringのヘッドホンラインナップは3機種ありますが、DR150はその中でのトップモデルになります。
ユーザーとしても初めてのメーカーの参入なのでどういう音かと考えてしまう人も多いと思います。イギリス製ということを手がかりに音を考えると第一印象として紳士的という言葉を連想するかもしれません。たしかにそれもあるでしょう。しかしおとなしいかというと少し違うかもしれません。
なぜならイギリスはロックの国でもあります。ツェッペリンやパープルなどロックの神様たちはみなブリテッシュロック、つまりイギリス出身です。そこは基本的にクラシックの国であるオーストリアのAKGともまた違う感性がありそうです。

dr150f.jpg       dr150b.jpg

外観はやや小ぶりでよく言われるようにゼンハイザーに似ています。ただひとまわり小さな印象があります。
はじめは側圧がやや高めに思いますが、装着してしまうとそれほど気になりません。パッドはゼンハイザーのようなベルベットパッドでそれなりに質感もあります。ヘッドホンプラグ部分のきらめきがよいアクセントにもなっています。


dr150e.jpg          dr150d.jpg

DR150は外観デザイン的には奇をてらっていませんが、おもしろい特徴としてヘッドホンコードがmini-miniケーブルになっているという点があります。つまり普通のオーディオケーブルと同じです。上の写真のように片側に添付の標準プラグ(1/4インチ)を付けることができますのでミニ・標準の両方のプラグに使用できます。またケーブルを簡単に交換することも可能です。
標準のケーブルはケーブルメーカーのQED製(英国)らしく、海外でケーブルを替えてみた人のインプレからして標準品の品質はそのままでもかなりクオリティが高いようです。長さを考えるとこの値段のヘッドホンにつけるには破格かもしれません。


外観がゼンハイザーに似ているので、音も似ていると思われるかもしれません。たしかにグラドと比べると明るく軽めではないという点や音がきつくないという点ではゼンハイザーを思わせますが、音がグラドのように近く前よりになるのでゼンハイザーとは異なっています。ただグラドのようにアメリカの明るさではない、英国風の陰影がある感じといえば良いでしょうか。

音の評価でわたしが気に入ったところはまず中高域が落ち着いていてきれいなところです。この点ではオーディオテクニカをちょっと思わせます。実際にDR150の優れているところはサ行がきつくないところで、この点でもオーテクとほぼ同等かやや良いくらいです。これは海外のオーディオ誌でもそういう評価があったそうなので長所としてあげても良いと思います。
また低音が締まっていて実在感がある点も長所といえるでしょう。量感もこのクラスではあるほうだと思います。解像感もそれなりに良くてギターのピッキングの擦れ合う音などリアルに聴こえます。

音場に関して音の広がりが狭いという点がいまひとつとは言えるかもしれません。ただし音の定位についてはグラドのSR225クラスあたりよりも音像はシャープに決まりますし、先にあげたように低音がタイトで全体的な音のバランスもわりとまとまっています。ちょっと箱庭的ですが音のまとめ方は悪くないと思います。


相性の良いジャンルとしては低音のタイトさや歯切れの良さ、前よりの音などノリのよさからロック・ポップをお勧めしたいと思います。高音のシンバルがきつくないというのもロックでは聴きやすい要素といえるでしょう。
また落ち着いた点もあるし高域のきれいさや楽器のセパレーションも悪くないのでアコースティックな器楽曲も良いと思います。ただフルオーケストラはややスケール感に欠けるかもしれません。


dr150c.jpg

まとめると価格的にはかなり充実した内容があると思います。海外でも人気の理由はコストパフォーマンスの高さで、むこうではだいたい倍くらいの値段の機種とよく比較されているようです。
こうしたことからHead-FiのDR150のインプレを書き込むスレッドはもう18ページにも達してまだ更新されているので、ちょっとした祭り状態です。やはりこのくらいの価格帯の高性能機を待っていた人も多いのでしょう。こうした人気のせいか、むこうでは先月末くらいに在庫切れさわぎまで起していたようです。

最近は5万円から10万円くらいの高級ヘッドホンが話題とはいえ、やはりメインは2万円前後の製品だと思います。最高性能を競い合うフラッグシップ機に新製品がたくさん出てくるのとおなじくらい、この辺の価格帯が充実するというのはヘッドホンオーディオという世界にプラスのことになると思います。
また後発らしく他のメーカーを参考に良い点を取り入れながら良く考えられて設計されているという気もします。全体に上質な設計を感じる点で、次の製品が気になるメーカーでもあると思います。
posted by ささき at 00:34| Comment(9) | TrackBack(3) | ○ ホームオーディオ全般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年05月18日

Wadiaのヘッドホンアンプ?

それと前記事で引用したHead-Fiのデトロイトのオフの記事の中でjudeさんのコメントのところに気になることが書いてます。
このオフはWadia(100万円以上するようなハイエンドのCDプレーヤーのメーカー)のエンジニアがHead-Fiメンバーなので、Wadiaの工場でWadiaのCDPを使ってやっているようなので別名Wadia meetとか呼ばれています。「それならWadiaでもヘッドホンアンプ作ってくれないかなぁ」と思いながら読んでたら、なんと本当にプロトタイプを作ったというコメントがありました。
もっともいまのところ製品化を目指したというよりは研究段階というところのようですが、十分聴けるようでjudeさんが試した結果が少し書いてあります。真空管的な味や滑らかさも兼ね備えたもののようですが、シャーシがけっこう熱くなるのでAクラス増幅ではないかと書いてます。いわゆる純A級アンプのような感じではないでしょうか。あとでもう少しインプレを書くといっているので楽しみです。
でも楽しみにして製品版になっても、WadiaのCDP並の値段ではちょっと(笑)

あともう一つの読みとしては単体のアンプというよりは、いまマランツのCDPが内蔵ヘッドホンアンプの高音質を売りにしてるように、WadiaのCDPに内蔵されることを想定してるのかも知れませんね。
普通はハイエンドのCDPにはヘッドホン端子はないですが、こうしたアプローチがあってもおもしろいかも...
posted by ささき at 11:58| Comment(3) | TrackBack(0) | ○ ホームオーディオ全般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年05月12日

話題のヘッドホン、日本へ

Head-Fiでもコストパフォーマンスの高さでちょっと話題のイギリス製の新ヘッドホン、GoldringのDR150がフジヤさんで取り扱われるようです。
ヘッドホンケーブルがmini-miniケーブルを使用しているというのもユニークなところです。
詳しくは下記ホームページをご覧ください。

http://www.fujiya-avic.co.jp/d-style/audio.html

Goldringのホームページはこちらです。

http://www.goldring.co.uk/i283c249/Headphones/new_/_DR150.htm

posted by ささき at 21:34| Comment(0) | TrackBack(0) | ○ ホームオーディオ全般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする