Music TO GO!

2024年03月15日

PhiewebにDALIのハイエンドヘッドフォン「IO-12」のレビュー記事を執筆

PhiewebにDALIのハイエンドヘッドフォン「IO-12」のレビュー記事を執筆しました。

https://www.phileweb.com/review/article/202312/30/5440.html
posted by ささき at 14:24 | TrackBack(0) | ○ ホームオーディオ全般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2023年12月30日

DALIのハイエンド・ワイヤレスヘッドホン「IO-12」レビュー記事をPhilewebに執筆しました

DALIのハイエンド・ワイヤレスヘッドホン「IO-12」のレビュー記事をPhilewebに執筆しました

https://www.phileweb.com/review/article/202312/30/5440.html
posted by ささき at 14:27 | TrackBack(0) | ○ ホームオーディオ全般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2023年07月29日

アスキーにFerrum Audioのプレスイベントの記事を執筆しました

アスキーにFerrum Audioのプレスイベントの記事を執筆しました。

https://ascii.jp/elem/000/004/145/4145461/
posted by ささき at 09:07 | TrackBack(0) | ○ ホームオーディオ全般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2023年03月27日

アスキーに執筆しました「CanJam 2023 NYレポート、CampfireがAndromedaやSolarisの新モデルを投入ほか」

「CanJam 2023 NYレポート、CampfireがAndromedaやSolarisの新モデルを投入ほか」の記事をアスキーに執筆しました。

https://ascii.jp/elem/000/004/126/4126446/
posted by ささき at 16:12 | TrackBack(0) | ○ ホームオーディオ全般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

アスキーに執筆しました「新しいBingが発見した“謎の新イヤホン”、AIが筆者自身の記事を要約したら……?」

「新しいBingが発見した“謎の新イヤホン”、AIが筆者自身の記事を要約したら……?」の記事をアスキーに執筆しました。

https://ascii.jp/elem/000/004/125/4125332/
posted by ささき at 16:11 | TrackBack(0) | ○ ホームオーディオ全般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

アスキーに執筆しました「AIの進化は当然音楽も変える、グーグル、ヤマハなど各社の戦略」

「AIの進化は当然音楽も変える、グーグル、ヤマハなど各社の戦略」の記事をアスキーに執筆しました。

https://ascii.jp/elem/000/004/124/4124628/
posted by ささき at 16:10 | TrackBack(0) | ○ ホームオーディオ全般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2022年02月04日

アスキーに「品薄と値上がりが進むオーディオ製品」を執筆

アスキーに「品薄と値上がりが進むオーディオ製品」を執筆しました。

https://ascii.jp/elem/000/004/081/4081157/
posted by ささき at 13:17| ○ ホームオーディオ全般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2022年01月07日

CES2022でGaNトランジスタのパワーアンプが登場

CES2022でGaN(窒化カリウム)採用のクラスDパワーアンプが展示されています。これはオーディオ向けクラスDチップメーカーのAxignと素子提供するGaN Systemsのコラボによるもので、製品と言うよりデモとかリファレンスモデルになります。この展示モデルでは250W/chx2の出力です。

https://www.embeddedcomputing.com/technology/analog-and-power/gan-based-500w-heatsinkless-audio-amplifier-from-axign-and-gan-systems

普通トランジスタには半導体としてシリコン (ケイ素) が使用されますが、これはシリコンの代わりにGaN(窒化ガリウム)を半導体としてトランジスタを作成したもので、従来の製品とは根本的に異なります。
GaNはシリコンのトランジスタよりも高効率で電力損失が少なく発熱が少なくなります。また低抵抗でスイッチング回路にもむいています。GaNはアンカーのACアダプタやソニーのSA-Z1のD.A.ハイブリッドアンプなどにも採用されていますが、今後注目の技術と言えます。
posted by ささき at 13:20| ○ ホームオーディオ全般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2021年12月28日

2021年注目の技術2 音響メタマテリアル

これは今年というよりもオーディオ界隈では昨年くらいからの流れになります。メタというのはメタムービーが劇中劇を指すように視点の次元から一つ上の次元というような意味で「高次」とか「超越」という意味で使われます。メタマテリアル(Metamaterial)とは直訳すると「超越素材・高次素材」のような意味で、自然界にはない人造的な素材という意味です。
もともとメタマテリアルは光学分野が始まりで、自然界にはないような光の屈折をする素材の研究から生まれたものです。それがホテルの空調ノイズの低減などに利用されて、音響分野でも音響メタマテリアルとして発展してきました。
下記はKEFと協力したと言われているAMG(Acoustic Metamaterials Group)のホームページです。
https://acousticmetamaterials.org
上記ページの"CUSTOMIZATION PROCESS"という欄を見ると効果説明図がありますので、この図を描きのKEFのページにあるMATの動作動画のグラフと比較するとメタマテリアルの効果が分かりやすいと思います。
メタマテリアル技術はすべての周波数帯域に一様に適用されるものではなく、ノイズにはピークやデッィプなどの凹凸があるのでそれに応じた形状を計算的に求めてその凹凸を打ち消すという考え方です。その形状は複雑な計算により求められるので自然界にはないような迷路のような形状となります。

実際の応用例としてはまず、昨年KEFがMAT(Metamaterial Absorption Technology)という技術を発表し、KEF LS50 Metaという新型スピーカーのドライバーに音響メタマテリアルを適用しています。"Metamaterial Absorption Technology"とはメタマテリアルによるノイズ吸収技術という意味です。これはドライバー背面から生じるノイズの提言に使われています。
下記のKEFのページのMATの動作動画のグラフに注目してください。
https://jp.kef.com/pages/metamaterial

KEF_LS50_Meta.png  手に持っているのがKEFのMAT.png  KEFのMATがノイズ吸収する様子.png
手に持っているのがMAT

続いて今年Dan Clark Audio(旧称MrSpeakers)から新ヘッドフォンStealthのが発売されました。
https://danclarkaudio.com/dcastealth.html
Stealthは平面磁界型の形式でありながら、珍しいことに密閉型です。密閉型は定在波などを低減しにくいために高音質化は難しいとされていましたが、それを解決するためにStealthで導入されたのが音響メタマテリアルであるAMTS(Acoustic Metamaterial Tuning System)です。AMTSは複雑な多孔の整形物による音響フィルターでエアフローの通り道に置かれます。
StealthではこのAMTSを使用することにより密閉型で主に発生するノイズを3Khzから超高域まで低減するとしています。

Stealth本体.PNG  手に持っているのがAMST_人物はDanClark.PNG  AMST.PNG
手に持っているのが AMST

音響メタマテリアルのオーディオ機器への適用はまだ限定的ですが、そのうちに小型化されていけばという期待感もあります。これも来年どう動くか注目したい技術です。
posted by ささき at 13:17| ○ ホームオーディオ全般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2021年12月27日

2021年の注目技術1 MEMSスピーカー

今年注目の技術をまとめていきます。まず一つ目はMEMSスピーカーです。この分野で知られているのはUSound社とXMEMS社です。
MEMSスピーカーとは簡単に言うと「シリコンドライバー」とも言えます。つまり従来のダイナミック型ドライバーやBAドライバーのように使用することができ、イヤフオンにも使うことができます。現在ではFaunaなどオーディオグラスにダイナミックドライバー(ウーファー)とハイブリッド構成で使われたりしていますが、2022年にはXMEMSのドライバーによる完全ワイヤレスイヤフオン「IAC Chiline TR-X」がアナウンスされており、USoundも多額の資金調達に成功して市場参入を伺っています。

MontraMEMSスピーカー_xMEMSホームページから.PNG
Montra MEMSスピーカー(XMEMS社)

MEMS(Micro Electro Mechanical Systems)とは、機能の集合体がワンチップに集積されたもののことです。SoCが機能別のICがワンチップに集積されたパッケージであるのに似ていますが、MEMSがSoCと異なる点はICなどデジタル部だけではなく機械的な稼動部を持つ点です。つまりメカトロニクス分野の産物です。メカ部分はアクチュエーターなどの機能も可能なので、シリコンチップですが空気を振動させるスピーカーも作れます。ドライバーの種類としては圧電型ドライバーとなります。
音質はFaunaを聞いた限りでは思っていたよりも良く、iPhoneの内蔵スピーカーのような無機的な音ではなくもっと滑らかで、包まれるような音場再現があります。

MEMSスピーカーの利点はまとめると以下のようなものですが、いずれも完全ワイヤレスには適しています。

1. 超小型

なんといってもICのようなシリコンチップにドライバーが統合されているため、従来型ドライバーと比べた場合には比較にならないほど薄型・小型化できます。

MEMS比較_USoundホームページから.JPG

2 超低電力

電力消費が低いのもMEMSのシリコン一体型ならではの特徴です。これは再生時間を伸ばすのに有効でしょう。

3 防水適性がある

チップはそれ自体がIP58くらいの防水でもあるために防水の必要性がある完全ワイヤレスイヤフォンにも好適です。

4 位相特性に優れる

ドライバーを組み立てるよりもシリコンから作るほうが製造公差を劇的に減少できるでしよう。ハイエンドイヤフォンでは位相特性を揃えるために両耳ユニットごとのインピーダンスマッチを取りますが、その必要性が低くなるかもしれません。この点ではおそらくは立体感の向上として現れるので、空間オーディオ流行りの今日では好適です。

5. 超高音域特性に優れる

USoundの解説によると、
https://www.usound.com/usounds-mems-speakers-extreme-bandwidth-technology/
GanymedeというタイプのUSound社のMEMSスピーカーは20kHzを超える超高域特性に優れているということです。これはMEMSスピーカーの駆動部が極めて正確に動作が可能であり、普通のドライバーと違いコイルなどがないので駆動部が極めて軽量だから特に超高域での歪みを減らすことができるからということ。
超高域での歪みが極めて少ないために、普通のドライバーよりもより高いSPLを超高域で発揮できるそうです。


このように今流行りの完全ワイヤレスに向いた特性が並びますが、位相特性が揃っていることからマルチアレイのように複数個使用する例もあるとのこと。つまりヘッドフォンのハウジングにぎっしりと複数個のMEMSスピーカーを並べるてスピーカーアレイのようにすることで、空間オーディオやVRなどに向いたものを作ることもできるでしょう。

Bamboo Installation

また最近では隈研吾氏とOPPOのコラボで制作した現代アート的なBambooインスタレーションにもMEMSスピーカーが採用されています。これは竹の共鳴で音を大きくしているようで、この動画を見るとMEMSスピーカーの音色がわかると思います。
posted by ささき at 16:42| ○ ホームオーディオ全般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2021年09月28日

ダブルコイルの平面磁界型ヘッドフォン、Sendy Audio Peacockレビュー

PeacockはSendy Audioの木製ハウジングを採用した開放型の平面磁界型ヘッドフォンです。Jaben Japanで取り扱う予定があるということで今回レビューしました。メーカーのホームページはこちらです。国内での発売は10月中旬を目標にして価格は20万円以下を予定しているとのこと。

http://sendyaudio.com/product_d?id=3

0f5f92c4cf6dee479174c31579320512.jpg

* 特徴

Peacockは88mmもの大型のドライバーを採用していますが、特徴的なのは振動板の両側にコイルがあるということです。つまりマグネットも両側にありますので、全部で4つのコイルとマグネットがあり、これをQuad-formerデザインと呼んでいます。これによって歪みの低減化を図るとともに生き生きとしたライブサウンドの再現を目指しているとのこと。
振動板そのものは独自の高ダンピング特性を持った素材のようです。これは40kHzの高域まで出すことが可能とのこと。
ケーブルも8芯で6N OCC線材のかなり高級なものが標準添付されています。端子はヘッドフォン側がミニXLRで、プレーヤー側は4.4mmバランスです。6.3mmとXLR4ピンのアダプターが付属してます。アダプターもケーブルに合わせたデザインの高級なものです(短いケーブルがつくタイプです)。

* インプレッション

fe5271b0aeddf6c8b0c36ddd3e5bd092.jpg  d6c836f6bcfef838b61eaa7355e1572d.jpg

Peacockはシックなブラウンのケースに入ってきます。合皮ですが手触り良く高級感があります。がっしりとした質実剛健な作りでひと昔前のLCD-2を思わせます。木製のハウジングで高級感があり、けっこう重いです(578g)。パッドの側圧は強めでフィットはしっかりとしています。ケーブルもかなり本格的な作りのものが標準添付されています。ケーブルは8芯なのでかさばりますが、わりとしなやかです。

IMG_5669_filtered_s.jpg  IMG_5668_filtered_s.jpg

IMG_5675_filtered_s.jpg  IMG_5680_filtered_s.jpg

試聴は4.4mm端子を使用してA&K SE180/SEM1を使用しました。
見た目の印象ほどは能率は低くなく、DAPでも少し上くらいで十分音量は取れます。ただ音量の問題でなく多少暗めな音なのでハイゲインにしたほうがより洗練されてコントロールされた音になります。アダプターを付けてHugo2でも聞いてみましたが、このくらいパワーがあると十分だと思います。

IMG_5666_filtered_s.jpg  IMG_5672_filtered_s.jpg

音はまず音場が驚くほど広く、吸い込まれるような一種独特の三次元的な奥行きの広い空間表現力があります。特に囁くような女性ヴォーカルにはぞくっとくるものがありますし、弦楽四重奏などの室内楽では演奏の真ん中で聞いているような独特の良さがあります。
楽器音は端正でよく引き締まり、楽器の音色表現が美しく聞こえます。
音は分厚い感じで滑らかで多少暖かさがあり、モニター的なすっきり感とはわりと対極的な再現で音楽を楽しく聞く音です。
帯域再現性は少し低域よりに感じられます。低音はたっぷりとした迫力があってスケール感が感じられます。全体に空気が多く動いている感がありますね。中高音域はおちついていてきつさは少なく綺麗で端正です。倍音表現は豊かで古楽器の音が豊かに聞こえます。上品なジャズクラシック向けというわけではなく、ロックなどでも重みのある音で迫力たっぷりに楽しめます。

IMG_5686_filtered_s.jpg

本体の質感も音質も30万円くらいでも良いように思う内容で、価格からするとかなりお得なのではないかと思います。
少し重いのが難点ではありますが、音の豊かさ重みと音空間の広さに秀でていて独特のサウンドを楽しめるヘッドフォンです。モニター的というよりは高性能で音楽的な鳴りを楽しむヘッドフォンですね。
posted by ささき at 14:28| ○ ホームオーディオ全般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2021年09月18日

アスキーに「音の乱れを複雑な経路で整える音響メタマテリアル技術」の記事を執筆しました

アスキーに「音の乱れを複雑な経路で整える音響メタマテリアル技術」の記事を執筆しました。

https://ascii.jp/elem/000/004/066/4066813/
posted by ささき at 14:15| ○ ホームオーディオ全般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2021年08月21日

Dan Clark Audioが元ゼンハイザーのアクセル氏の助力も得てメタマテリアル応用の平面型・密閉型"Stealth"を発表

Dan Clarkがゼンハイザーを去ったアクセル氏の技術協力を得て、平面磁界型で密閉型のフラッグシップヘッドフォン、「Dan Clark Audio Stealth」を発表しました。$3,999です。
https://danclarkaudio.com/dcastealth.html

HeadFi TVにJudeとDan Clarkの対談とともにStealthが紹介されています。
https://www.head-fi.org/threads/dan-clark-audio-stealth-review-interview-measurements.959214/

IMG_1396.PNG

IMG_1398.PNG  IMG_1397.PNG
画像はHeadFi-TVから

これはMrSpeakersのEther 2やEther C Flowの後継に当たりますが、完全な新設計です。
振動板についてはEther 2よりも振動板が30%広くEtherシリーズの倍のマグネットが使わられているのが特徴ですが、注目はサブシステムとしてAMTS(Acoustic Metamaterial Tuning system)です。これは多孔の一種のウエーブガイドでドライバーと耳の中間に置かれるようです。ここにアクセル氏が関係しているように思えますが、おそらくAMTSがアクセル氏との共同特許になっているのではないかと思います。メタマテリアルというのは自然界にはない人造物というような意味のようです。

IMG_1395.PNG  IMG_1401.PNG
画像はHeadFi-TVから

3kHzから超高域までの特に密閉型で発生してしまう定在波やらの乱れたエアフローを整えて特に高域の音をスムーズにする働きがあるようです。場所によって穴の形状と長さが違います。おそらく計算の上で3Dプリントで作っているのでしょうね。またAMTS自体はStealth以外の普通のヘッドフォンに取り付けるモデルも作成可能なようです。
JudeのコメントによるとStealthの音はかなりニュートラルで色つけがなくスムーズだと言ってます。密閉型としてFocal Stelliaと比べると特に低域のバランスが良く開放型に近い感じがあるということ。密閉型としては低音の誇張感が少ないというような感じですね。測定値を見てもだいぶ低域が抑えられてます。

特にAMTSが注目ですね。KEFが昨年度にメタマテリアル技術をスピーカーに応用したニュースが伝えられていますが、今後の一つのトレンドとなるのかもしれません。
https://jp.kef.com/pages/metamaterial
posted by ささき at 13:50| ○ ホームオーディオ全般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2021年05月15日

アスキーでオーディオテクニカの低遅延赤外線ワイヤレスヘッドフォンの記事を執筆しました

アスキーでオーディオテクニカの低遅延ヘッドフォンの記事を執筆しました。

https://ascii.jp/elem/000/004/054/4054061/
posted by ささき at 07:20| ○ ホームオーディオ全般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2021年02月24日

ゼンハイザーに何があったのか

先週ゼンハイザーのホームページに今後の戦略の変更に関してのプレスリリースとCEOのメッセージが載せられて、海外のオーディオファイルを驚かせました。それは「ゼンハイザーはプロビジネスに注力し、コンシューマー部門を強化するパートナーとの提携を目指す (Sennheiser plans to focus on its Professional business in future and aims to secure a partnership to strengthen its market position in Consumer Electronics.)」というものでした。下記に英語のリリースがあります。
https://en-uk.sennheiser.com/newsroom/sennheiser-to-reposition-its-business-units-independently-of-each-other-1tmuqg

最近Westoneがオーディオ部門を売却したニュースもあったので、海外のメディアではゼンハイザーでも売却もありうるのか、と下記のように噂も飛びました。
https://www.whathifi.com/amp/news/sennheiser-could-sell-its-consumer-audio-business?__twitter_impression=true

そこでゼンハイザーにもつながりの深いHeadFiのJudeが直接ゼンハイザーの共同経営者(CO-CEO)であるANDREASとDANIEL SENNHEISERに話を聞いた結果のコメントが下記のHeadFi記事にあります。

What's Up With Sennheiser? I Asked The Sennheisers.
https://www.head-fi.org/threads/whats-up-with-sennheiser-i-asked-the-sennheisers.955716/

その結果の要旨は以下のようなものです。

1 今のところ決まった提携先はないが、社員にリーク情報から知られることを避けるためにプレスリリースという形を取った

2 プレスリリースとメッセージの意味するところはパートナーシップによりコンシューマーエレクトロニクス部門の強化を見据えたもので、部門の売却や分割という特定の意図はない
(文中の強調部分" - with neither statement making any specific mention of a sale or divestiture")

3 こうしたパートナー探しに期間の制約があるわけではない

4 歴史的な意味も含めてオーディオファイル向け製品への熱意がなくなったわけではない

それとJude自身が把握してる(非公開の)ゼンハイザーの将来的なロンチプラン(少なくとも2023年まで)に影響はなさそうだということです。
あとコメント欄の方に書いてありますが、ゼンハイザーから日本でもおなじみのAxel氏が去った件についてもJudeはコメントしていて、残った技術者たちも優秀なので問題はないだろうと書いています。
posted by ささき at 16:19| ○ ホームオーディオ全般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

アスキーにApple AirPods Maxのレビュー記事を執筆しました

アスキーにApple AirPods Maxのレビュー記事を執筆しました。

https://ascii.jp/elem/000/004/044/4044475/
posted by ささき at 16:07| ○ ホームオーディオ全般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年08月13日

PhilewebにBenchmark HPA4記事を書きました

こちらPhilewebに記事を執筆しました。HPA4は音質と駆動力の高さの両面で優れたヘッドホンアンプです。ピュアな音質の高さもさることながら、あのHE6を軽々と鳴らすのには驚きますよ。
posted by ささき at 07:24| ○ ホームオーディオ全般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年12月23日

Spirit Trino Radianteのレビュー記事執筆

パッシブラジエーターを持つユニークな密閉型ヘッドフォン、Spirit Trino Radianteの記事をPhilewebに執筆しました。ご覧ください。
posted by ささき at 19:23| ○ ホームオーディオ全般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年11月05日

MrSpeakersがDan Clark Audioに改名

MrSpeakersがDan Clark Audioと名称変更しました。経緯が下記ページに書いてあります。
https://www.headphone.guru/mrspeakers-changes-name-to-dan-clark-audio/

簡単に言うと、ヘッドフォンを作っていてスピーカーを作っていないのでユーザーに混乱を与えてしまうから、ということです。もともとDan Clarkはヘッドフォン(Fostex mod)の前にはスピーカーを制作していて、MrSpeakersはそのときの名前のようです。Danの経歴を見ると、スピーカーだけではなくアンプや電子機器にも強いようですね。



posted by ささき at 19:15| ○ ホームオーディオ全般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年10月29日

平面型の高コスパモデル、HIFIMAN Aryaレビュー

Aryaは平面型ヘッドフォンの先駆であるHIFIMANの平面駆動型ヘッドフォンです。これはオルソ・ダイナミック、アイソ・ダイナミックと呼ばれる普通のヘッドフォンアンプを使えるタイプの平面型ヘッドフォンです。

IMG_0455_filtered_s.jpg

HE1000seのレビューでも書いたように、現在のようにこのタイプの平面型ヘッドフォンが隆盛を極めた理由の一つはマニアックメーカーであるHIFIMANのおかげでもあります。AryaはそのHIFIMANの最新の平面駆動技術を投入したもので、わりと入手しやすい価格の高いコストパフォーマンスを持った製品です。

* 特徴

平面型では振動板の薄さが解像力につながるためのキーとされていますが、HIFIMANではナノテクを駆使してナノメーター厚の振動板をHE1000seに採用し、Ayraでもその技術が採用されています。
同様に耳に向いているほうが小さい非対称型のマグネットを採用しています。これはエアフローをブロックせずにスムーズに流せるという利点があります。
またHE1000seと同様にドライバー保護とエアフローをスムーズに流すためのウインドウ・シェードデザインのハウジングを採用しています。

IMG_0436_filtered_s.jpg  IMG_0438_filtered_s.jpg

ケーブルはリケーブル可能で、3..5mmステレオミニ端子を使用しています。標準ケーブルも品質は高くCrystallineの単結晶銅線材を採用しています。

* インプレッション

箱の外観デザインはコンシューマープロダクトらしいかっこよいデザインです。

IMG_0430_filtered_s.jpg  IMG_0433_filtered_s.jpg

内の化粧箱にはヘッドフォンとケーブルが収まっています。

IMG_0445_filtered_s.jpg

材料には金属と高品質プラスチックが用いられており、高級感が感じられます。

IMG_0434_filtered_s.jpg  IMG_0444_filtered_s.jpg

装着感は良好で重さも昔の平面型に比べるとかなり軽量化された気がします。感覚的にはHD800と大差ない程度ですね。
能率はそれほど低くはなく、DAPでも十分鳴らせます。A&KのSP1000だと120目盛り前後で大丈夫です。実際にハイエンドのSP1000とAryaの組み合わせはお勧めしたいほど素晴らしい音質を堪能できます。
音がわりとHE580など昔の平面型に比べると明るめであり、能率もかつての平面型よりもだいぶ改善されているように感じられます。最近のオルソダイナミックタイプのトレンドの一つは高能率化ですが、Aryaにもしっかりと高能率化が施されています。

音質は主にシングルエンドのデスクトップハイエンド機と言えるChord Hugo2とRoonを使用しています。主にリファレンス機であるHD800と比較していきます。
中高域性能はHD800はいまでもかなり良くて自然ですが、Aryaの高域はより鮮烈でシャープであり、かつ痛さが少ないのが特徴です。かなりHD800よりも情報量が多い感じもしますね。倍音成分がたっぷりある感じです。

低音域はモニター的なHD800に比べるとあきらかに量感が多く、より音楽リスニングに適した周波数特性です。かといって誇張されてはなく自然な感じで低域のボリューム感があるように感じられます。またAryaは超低域の深みもかなりあります。全般的に低音域の質が高いのでタイトなウッドベースの鳴りの良さも楽しめます。

全体的には整った音調で過度に色付けはされていません。音場もHD800よりもさらに広いのは驚きます。またより立体的な感じもしますね。透明感もAryaのほうがかなり高いと感じられます。

解像力はHD800よりもだいぶ高く、バロックバイオリンなど古楽器ではとても豊かな音数の多さを堪能できる。良録音で細かな擦れの音までよく聴こえます。この辺は最新の高性能ヘッドフォンだと実感できるでしょう。

IMG_0457_filtered_s.jpg

音楽的には特にヴォーカルが魅力的です。ワイドレンジで全体に整った音が背景に奏でられる中で、男声のしわがれた渋さ、女声の鮮烈で美しい声、ファルセットの魅力、それらが輝いて聞こえます。音が整っていてがちゃがちゃとうるさいわけではないので、高品質なリスニング体験が楽しめます。

また平面型らしく音の歯切れが良いので、弦楽器の鳴りが美しく響きが豊かであるとともに、現代アンサンブルのようなハイテンポの弦楽器の演奏でもリズムの刻みが秀逸で足踏みしたくなるようなスピード感あふれる演奏が楽しめます。

IMG_0454_filtered_s.jpg

密閉型の普通型ヘッドフォンに比べると密度感や荒々しさはなく上品な音再現で端正な音のヘッドフォンなのでジャズやクラシックファンにお勧めしたいですね。

まとめ

全体的にHE1000seの技術を生かしながらローコスト化に成功したという感じで、もし上にHE1000seなどがなければフラッグシップと言っても過言ではないような端正で情報量の多い素晴らしい音質を聴かせてくれます。
音は一言で言うととても整った上品な音ですが、平面型の特徴は周波数でインピーダンス特性が変動しないということもありますが、手ごろな値段でそうした整った音の高性能ヘッドフォンが得られるということがもしかすると平面型の利点と言えるのかもしれません。

かなり高音質で、価格的にはお勧めなモデルだと思います。SE1000seもいいけれども、Aryaを買って良い交換ケーブルを買うという手もあるかもしれませんね。手ごろな平面型の高コスパモデルを探している方にお勧めです。
posted by ささき at 13:03| ○ ホームオーディオ全般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする