HeadFiはいくつかのテーマ別フォーラムからなりますが、ケーブルの話題は下記のフォーラムです。
Cables, Power, Tweaks, Speakers, Accessories (DBT-Free Forum)
http://www.head-fi.org/forums/f21/
そこで気が付くのはタイトルに(DBT-Free Forum)という但し書きがあることです。ちなみにDBTはDouble Blind Testのことで、(ケーブルの音質に関する)ダブルブラインドテストの話題、という意味です。
さて、このDBT-Free Forumとはどういう意味でしょうか?
(記事の続きはここをクリックしてください)
Music TO GO!
2009年09月02日
2006年02月13日
海外通販と支払方法の背景 (番外編)
通販とは関係無いのですが、ついでにアメリカでの支払い関係で日本人が戸惑うことの筆頭であるチップについても書いてみたいと思います。海外旅行に行かれる時に参考にどうぞ。ただこれは生活慣習ですので場所でも異なるかも知れません、一つの参考としてお聞きください。ここではレストランでのケースを中心に書きます。
はじめにまずチップは必要か、ということについてです。
チップをよく「こころ尽くし」と解釈して、サービスが悪ければおかなくても良いんだと考える人もいますが、チップは基本的には機械的に払わねばならないものと考えた方が良いです。チップは法的な強制力はありませんが、すでに向こうの人の賃金や収入体系に組み込まれています。そのためにチップが払われなければ向こうも困ります。
レストランではテーブル毎に係が決まっているのが普通です。食べてると"Is everything Ok?"と聞いてくる人がたいてい係です。チップは店によって分配法が違っていて、いったん店がすべて回収して割り当てることもありますし、テーブル毎に自由に係の人が取る場合もあります。
次にいくらおけば良いかですが、これは場合により異なります。マクドナルドのような店はおく必要はありません。基本的には昼は会計額の10%で夜は15%から20%です。15か20かは人により意見が異なるみたいですが、わたしはよく行く店では20%置いてました。またセルフサービスの店でも基本的にはチップを払います。この場合は夜でも10%で良いようです。
置き方ですが、ちょっとしたレストランでは食べ終わったら"Check please"というとレシートを席にもってきてくれます。基本的にはテーブルでの会計です(ホテルのレストランなど場所によっては入り口のところのレジ会計でもかまいません)。
レシートにはすでにチップを書く欄がありますのでそこにチップを書き入れます。そしてサインしてカードをつけて返します。
現金を置く場合は、レシートに書かれた会計の合計額にくわえたチップの額をテーブルにおいて席を立ちます。正確でなくてかまいませんが、最低でも先に述べた相場は置かねばなりません。
そこで困るのが計算方法ですが、簡単な方法はむこうでは消費税が約7.5から8%なので(数年前のレート)TAXの欄の数字を二倍すればだいたい夜の分に相当します。
レストラン以外では良く言われるけどけっこう分からないのがホテルで泊まった時によくある枕元に$1置くというやつです。アメリカ人でも置いたり置かなかったりしますし、$1では多いという人もいます。
わたしは一応$1置いてましたが、忘れてもとくにどうということもありません。それと長期滞在型のホテルの場合のことですが、朝$1おいて夜に戻ってきたらメモ紙の上に$1が返されていて「単にベッドメイクしただけですからいりません」とわざわざ書いてあったこともあります。結局よくわかりません。。。
それとアメリカでの安全についてはやや誇張して書いてきましたが、大原則は「危ないところに行かない」です。当たり前のようですが、なかなかこれが守れません。アメリカでは一ブロックちがうと雰囲気ががらっと変わることがあります。
たとえばロスアンゼルスのリトルトーキョーは安全ですが、そこから道路ひとつ隔てたところはかなり危険なところです。なれないうちはあまりふらふらと一人でふらつかない方が良いかも知れません。また夜の公園と海岸はとくに危険ですのでロマンチックだから、と出歩かない方が良いです。と、書くといっちゃう人がいるんですけど(笑)
これを守っていれば別にこわいこともなく楽しめます。実際わたしは特に怖いこともなくすごせました。アメリカは怖いところに近寄らなくても楽しむところはいくらでも無限に近くあります。ぜひ出かけていって楽しんでください。
はじめにまずチップは必要か、ということについてです。
チップをよく「こころ尽くし」と解釈して、サービスが悪ければおかなくても良いんだと考える人もいますが、チップは基本的には機械的に払わねばならないものと考えた方が良いです。チップは法的な強制力はありませんが、すでに向こうの人の賃金や収入体系に組み込まれています。そのためにチップが払われなければ向こうも困ります。
レストランではテーブル毎に係が決まっているのが普通です。食べてると"Is everything Ok?"と聞いてくる人がたいてい係です。チップは店によって分配法が違っていて、いったん店がすべて回収して割り当てることもありますし、テーブル毎に自由に係の人が取る場合もあります。
次にいくらおけば良いかですが、これは場合により異なります。マクドナルドのような店はおく必要はありません。基本的には昼は会計額の10%で夜は15%から20%です。15か20かは人により意見が異なるみたいですが、わたしはよく行く店では20%置いてました。またセルフサービスの店でも基本的にはチップを払います。この場合は夜でも10%で良いようです。
置き方ですが、ちょっとしたレストランでは食べ終わったら"Check please"というとレシートを席にもってきてくれます。基本的にはテーブルでの会計です(ホテルのレストランなど場所によっては入り口のところのレジ会計でもかまいません)。
レシートにはすでにチップを書く欄がありますのでそこにチップを書き入れます。そしてサインしてカードをつけて返します。
現金を置く場合は、レシートに書かれた会計の合計額にくわえたチップの額をテーブルにおいて席を立ちます。正確でなくてかまいませんが、最低でも先に述べた相場は置かねばなりません。
そこで困るのが計算方法ですが、簡単な方法はむこうでは消費税が約7.5から8%なので(数年前のレート)TAXの欄の数字を二倍すればだいたい夜の分に相当します。
レストラン以外では良く言われるけどけっこう分からないのがホテルで泊まった時によくある枕元に$1置くというやつです。アメリカ人でも置いたり置かなかったりしますし、$1では多いという人もいます。
わたしは一応$1置いてましたが、忘れてもとくにどうということもありません。それと長期滞在型のホテルの場合のことですが、朝$1おいて夜に戻ってきたらメモ紙の上に$1が返されていて「単にベッドメイクしただけですからいりません」とわざわざ書いてあったこともあります。結局よくわかりません。。。
それとアメリカでの安全についてはやや誇張して書いてきましたが、大原則は「危ないところに行かない」です。当たり前のようですが、なかなかこれが守れません。アメリカでは一ブロックちがうと雰囲気ががらっと変わることがあります。
たとえばロスアンゼルスのリトルトーキョーは安全ですが、そこから道路ひとつ隔てたところはかなり危険なところです。なれないうちはあまりふらふらと一人でふらつかない方が良いかも知れません。また夜の公園と海岸はとくに危険ですのでロマンチックだから、と出歩かない方が良いです。と、書くといっちゃう人がいるんですけど(笑)
これを守っていれば別にこわいこともなく楽しめます。実際わたしは特に怖いこともなくすごせました。アメリカは怖いところに近寄らなくても楽しむところはいくらでも無限に近くあります。ぜひ出かけていって楽しんでください。
2006年02月10日
海外通販と支払方法の背景 (2)
クレジットカードについての考え方も日本とアメリカでは少し違います。
日本から持って行ったカードはむこうでも使えますが、海外使用は手数料が加算されるうえに日本の口座からしか使えません。アメリカにいたときは給料はドルでむこうの銀行に入るので、日本から持って言ったカードはその米国口座からは使えません。これでは不便なので向こうでカードを作ろうと思いましたが、実はこれが大変でした。
わたしもアメリカはカード社会と思っていたので、むこうでも日本のようにカードを簡単に作れると思っていましたがこれは大きな間違いでした。
むこうではカード社会であると同時にカードが信用度合いのステータスなのでカードを作るのは実は大変です。そのため、はじめに作るときはカード会社に個人信用度の情報が無いので限度額が非常に低いものになります。これを何年も続けて信用を得て少しずつ限度額を増やしていきます。RPGの経験値みたいなものですが、アメリカではこれを高校生とかからはじめて大人になるまでに限度額を増やすようです。あるカード会社での信用は他の会社に引き継がれるようなので、むこうでは学生でも使えるガソリンスタンドやスーパーの小額カードからはじめて、大人になって普通のカードを申請していくのが一般的のようです。
ちなみに日本からの滞在者はこれでは大変なので日本人向けという特別なクレジットカードがあります。また日本でも最近使われるデビッドカードもありましたが、一日の取引金額に制限があります。
そういうわけですので、信用というのがかなり重要視されます。
特に米国外のカードでは信用情報を調査できないので、カードをネットショップではじめに使うときは日本からのカードでは確認用コードまで入れても信用されないケースがよくあります。そのため初回はFAXでカードの両面を送れといわれることがあります。また画像を送れといわれることがあります。これはいわゆるフィッシング詐欺とは違いますが、ときにはフィッシングの場合もあるので見極めに注意が必要です。メールの経路情報や注文内容について吟味した方がよいでしょう。
また送る際には経路でスキャンされる可能性がありますので、十分に注意しなければなりません。こうした点を考えると国際FAXが一番安全と思います。これは日本のコンビニから国際送信できます。
それと日本にないものとして、アメリカではソーシャルセキュリティナンバー(SSN)というのがあります。これは納税者番号制度のようなもので、日本でもたまに取り上げられる国民背番号制とはこうしたもののことです。年金でも使われるので一生ひとつの番号を持ちます。戸籍制度のゆるいアメリカではこれをもとに徴税などの把握をするようです。
これのなにが通販に関係するかというと、むこうではけっこうカメラなどの盗難防止にボディにSSNを掘り込みしている人がいます(汗)
わたしはアメリカからカメラ・レンズもeBayで通販しますが、そのような中古売買の場合は事前にボディにこうした掘り込みがないかをチェックしなければなりません。
まあ、さすがにヘッドホンでそれやる人はないと思いますが(爆)
日本から持って行ったカードはむこうでも使えますが、海外使用は手数料が加算されるうえに日本の口座からしか使えません。アメリカにいたときは給料はドルでむこうの銀行に入るので、日本から持って言ったカードはその米国口座からは使えません。これでは不便なので向こうでカードを作ろうと思いましたが、実はこれが大変でした。
わたしもアメリカはカード社会と思っていたので、むこうでも日本のようにカードを簡単に作れると思っていましたがこれは大きな間違いでした。
むこうではカード社会であると同時にカードが信用度合いのステータスなのでカードを作るのは実は大変です。そのため、はじめに作るときはカード会社に個人信用度の情報が無いので限度額が非常に低いものになります。これを何年も続けて信用を得て少しずつ限度額を増やしていきます。RPGの経験値みたいなものですが、アメリカではこれを高校生とかからはじめて大人になるまでに限度額を増やすようです。あるカード会社での信用は他の会社に引き継がれるようなので、むこうでは学生でも使えるガソリンスタンドやスーパーの小額カードからはじめて、大人になって普通のカードを申請していくのが一般的のようです。
ちなみに日本からの滞在者はこれでは大変なので日本人向けという特別なクレジットカードがあります。また日本でも最近使われるデビッドカードもありましたが、一日の取引金額に制限があります。
そういうわけですので、信用というのがかなり重要視されます。
特に米国外のカードでは信用情報を調査できないので、カードをネットショップではじめに使うときは日本からのカードでは確認用コードまで入れても信用されないケースがよくあります。そのため初回はFAXでカードの両面を送れといわれることがあります。また画像を送れといわれることがあります。これはいわゆるフィッシング詐欺とは違いますが、ときにはフィッシングの場合もあるので見極めに注意が必要です。メールの経路情報や注文内容について吟味した方がよいでしょう。
また送る際には経路でスキャンされる可能性がありますので、十分に注意しなければなりません。こうした点を考えると国際FAXが一番安全と思います。これは日本のコンビニから国際送信できます。
それと日本にないものとして、アメリカではソーシャルセキュリティナンバー(SSN)というのがあります。これは納税者番号制度のようなもので、日本でもたまに取り上げられる国民背番号制とはこうしたもののことです。年金でも使われるので一生ひとつの番号を持ちます。戸籍制度のゆるいアメリカではこれをもとに徴税などの把握をするようです。
これのなにが通販に関係するかというと、むこうではけっこうカメラなどの盗難防止にボディにSSNを掘り込みしている人がいます(汗)
わたしはアメリカからカメラ・レンズもeBayで通販しますが、そのような中古売買の場合は事前にボディにこうした掘り込みがないかをチェックしなければなりません。
まあ、さすがにヘッドホンでそれやる人はないと思いますが(爆)
2006年02月09日
海外通販と支払方法の背景 (1)
海外通販をする場合にはPayPalとかクレジットカードが必要になります。
ただ日本とは勝手が違う面もあり戸惑う場面もあるかもしれません。そこでわたしのアメリカでの買い物経験というところからその背景を少し書いてみたいと思います。
わたしがむこうにいたときは月$1500の家賃のところに住んでいました。ちょっと高めですが治安を優先したわけです。
それでその家賃をどうやって払うかというと、日本的に考えると銀行振り込み(自動引き落とし)ですが向こうでは小切手(チェック)を書きます。それを月に一度、なんと普通郵便で大家さんに郵送します。はじめは個人が小切手書くというのもさることながら、$1500もの金を普通郵便で送るということで抵抗があったのですが、なんどもやり方を確かめるとそうしろといいます。しかし一度も郵便事故のようなものはありませんでした。
この方式は変わったものではなくごく一般的なやり方で、むこうでは逆に銀行振り込みというのは一般的ではなかったのです。これは銀行の信用度合いの差とも言われます。よく覚えていませんが光熱費もたしかチェックだったと思いました。電話に関してはたしか引き落としが可能だったように思います。
日本では小切手というと金持ちが大金を使うときという印象がありますが、むこうではスーパーでおばちゃんが数十ドルのものを買うときでも小切手を書きます。普段現金を多くは持たないお国柄だからでしょう。
わたしはむこうでの生活心得として懐には$100程度の現金を持つようにといわれました。これは襲われたときにそれ以上取られると罪が大きくなるので証拠隠滅に殺される可能性があり、それ以下だと相手を怒らせるからと教わりました。もちろん幸いにも一度もそうした事態には至りませんでしたのでここにこう雑文を書いているわけですが(笑)
ですのでアメリカでは小切手を切るというのが一番手軽で確実な支払い方法でもあります。
PayPalというのはこの小切手に近い感覚です。小さな個人経営のところではクレジットが扱えない場合があり、支払いはCheck(小切手)を送れというところがあります。ただし日本からはCheckをきれないので、それを代行するような感覚です。PayPalがクレジット支払いの仲介をしているともいえます。いずれにせよ最終的には銀行振り込みになると思います。
Ebayの個人売買の送金なんかにも便利です。
検索すると下記リンクなど日本語の解説ページもいくつか見つかると思います。
http://e-okozukai.com/PAYPAL-index.html
クレジットカードについては次に書きます。
それとよくショップのサイトではチェックアウトの所で「どこそこ州に住んでいるか」というチェックマークを付ける所がある場合があります。これはアメリカでは日本で言う消費税はその州の住人だけかかるからです。そのためアメリカでは送料がかかっても州外から買ったほうが安いことがよくあります。日本からの購買でも免除されます。(厳密に言うといろいろあるようですが)
ただ日本とは勝手が違う面もあり戸惑う場面もあるかもしれません。そこでわたしのアメリカでの買い物経験というところからその背景を少し書いてみたいと思います。
わたしがむこうにいたときは月$1500の家賃のところに住んでいました。ちょっと高めですが治安を優先したわけです。
それでその家賃をどうやって払うかというと、日本的に考えると銀行振り込み(自動引き落とし)ですが向こうでは小切手(チェック)を書きます。それを月に一度、なんと普通郵便で大家さんに郵送します。はじめは個人が小切手書くというのもさることながら、$1500もの金を普通郵便で送るということで抵抗があったのですが、なんどもやり方を確かめるとそうしろといいます。しかし一度も郵便事故のようなものはありませんでした。
この方式は変わったものではなくごく一般的なやり方で、むこうでは逆に銀行振り込みというのは一般的ではなかったのです。これは銀行の信用度合いの差とも言われます。よく覚えていませんが光熱費もたしかチェックだったと思いました。電話に関してはたしか引き落としが可能だったように思います。
日本では小切手というと金持ちが大金を使うときという印象がありますが、むこうではスーパーでおばちゃんが数十ドルのものを買うときでも小切手を書きます。普段現金を多くは持たないお国柄だからでしょう。
わたしはむこうでの生活心得として懐には$100程度の現金を持つようにといわれました。これは襲われたときにそれ以上取られると罪が大きくなるので証拠隠滅に殺される可能性があり、それ以下だと相手を怒らせるからと教わりました。もちろん幸いにも一度もそうした事態には至りませんでしたのでここにこう雑文を書いているわけですが(笑)
ですのでアメリカでは小切手を切るというのが一番手軽で確実な支払い方法でもあります。
PayPalというのはこの小切手に近い感覚です。小さな個人経営のところではクレジットが扱えない場合があり、支払いはCheck(小切手)を送れというところがあります。ただし日本からはCheckをきれないので、それを代行するような感覚です。PayPalがクレジット支払いの仲介をしているともいえます。いずれにせよ最終的には銀行振り込みになると思います。
Ebayの個人売買の送金なんかにも便利です。
検索すると下記リンクなど日本語の解説ページもいくつか見つかると思います。
http://e-okozukai.com/PAYPAL-index.html
クレジットカードについては次に書きます。
それとよくショップのサイトではチェックアウトの所で「どこそこ州に住んでいるか」というチェックマークを付ける所がある場合があります。これはアメリカでは日本で言う消費税はその州の住人だけかかるからです。そのためアメリカでは送料がかかっても州外から買ったほうが安いことがよくあります。日本からの購買でも免除されます。(厳密に言うといろいろあるようですが)