ES7も音が落ち着いてきたところでiCansが気になったので、iPodを使ってまた試聴させてもらいました。前はES7もiCansもなんだか似たように聴こえましたが、今回ははっきり違いがわかりました。
ES7の方は基本的に前のインプレとあまり変わりませんが、iCansは低域と高域がかなり強調されて少しきつさを感じます。その代わり穏やかなES7に比べるとiCansの方が歯切れがよく音楽のテンポをよく伝えると思います。ES7だといくぶん物足りなさを感じる部分がiCansだとかなり刺激的で、こちらの方がヘッドホンとしては向いているソースも多いと思います。
またiCansは少しヴォーカルが引っ込みますので、ヴォーカルものソースはES7の方がバランスがいいと思います。
一言で言うとES7は優しく、iCansは刺激的だと思います。
結局のところ、ES7はやはりオーディオテクニカのサウンドだし、iCansはウルトラゾーネのサウンドという感じですね。iCansもいいところはいいのですが、音漏れの心配から常用ポータブルとしてはiCansにちょっと手を出しにくい感じはします。
Music TO GO!
2005年11月18日
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