Headroomで測定結果のグラフをPDFでアップロードしたようです。製品写真はすでにHeadroomサイトにアップされています。
夜間でなく日中に測定したので少し誤差の余地はあると注釈しています。ちなみに高域がぐねっているのは性能がおかしいということではなく、耳の特性に合わせるとこうなるということのようです。
http://www4.head-fi.org/forums/showpost.php?p=1710590&postcount=106
わたしもそんなに分かりませんが、重ね合わせると601の方がやはり701よりフラットで控えめの傾向が見えるように思います。逆に701は601より持ち上がっていて能率も高いことから、スピーカー的に言えば「鳴りがいい」ということは言えるかも知れません。
jameyさん(Headroom)いわく、K601はK501よりインパクトのある低音でよりオープンかつナチュラルである、というところからやはりK501の正常進化版というところでしょうか。K701の方は低域は素晴らしく、中域は豊かで高域は"shimmering but smooth"と言っていますので華やかですがあまりきつくはないのでしょう。全体には701の方が良いと感じているようです。
またK701はHD650と競合するかもしれないし、K601はDT880と競合するかもしれないと言っています。
それと前に地元の店で見つけたという人がまた訪問して今度はAD2000とかDT880などとデモユニットを比較したレポートが載っていました。
K701はAD2000と似ているけれどもウォーム/ダークの傾向があり、より遠くに鳴るようで広い音場を感じるということです。低音はそんなに強くないが十分という感じで、AD2000より少ないけれどもDT880(ケーブル交換)よりもあるというところのようです。またAD2000の方がK701より前に出る感じで細部の再現は優れている("greater detail")ということです。
これらを見るとK701もかなり性能は良いけれども、他のフラッグシップクラスに比べると絶対的な優位ではないようにも思えます。さきにコメントしたドイツフォーラムの人のように手放しでほめる人も入るわけですので、もちろんコメントでは好き好みの問題が優先されるわけですが、、
こちらではSiltech Americaのデモユニットのようです。スタンドもついていますが、あまり役に立たないと後でコメントを書いてます。
たしかにK701のホワイトと赤の革バンドの組み合わせはなかなかいいですね!
http://www6.head-fi.org/forums/showthread.php?t=146185
Music TO GO!
2005年11月10日
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エージングもそこそこ行ったiCansに複雑な感情を抱きつつも気持ちはすでにK701へ...
今回のK601、K701はいままでのAKGの堅実なデザインとは少し趣を変えてかなりモダンなデザインできてますよね。本体の基本的な形状はK501から変わってないけど、色使いとか細部のディティールが現代的というか。
K701の62Ωというわりと能率よさそうな設計にもウハウハです。
K601はちょっと地味めかもしれませんね。