今日は福岡のオーディオショップ、吉田苑さんの東京オフ会に参加してきました。
http://www.yoshidaen.com/
ここはショップブランドも持つかなり本格的なオーディオショップで、わたしもいまのスピーカーのディナウディオSpecial25はここから買いました。
オフ会とは言っても、内容は試聴会で吉田苑さんの関係するメーカー・ディーラーさんがミニハイエンドショウのような感じで試聴会を行います。
出展は場所を提供してくれているシャープさんを始めとして、パストラルシンフォニー、47研究所、フライングモール、マランツプロ(マランツのプロ向けブランド)、ディナウディオなどが協賛しています。
普通の試聴会と違うのはお菓子とコーヒーがつくことです(^^
また課題曲を決めてそれは必ずかけるというルールで行いました。
課題曲は生演奏も行ってくれたFakieの「宇宙のファンタジー」のカバー曲です。Fakieは女性Jazzヴォーカルとアコギのデュオで、ライブも行ってくれました。これは50分くらいの熱のこもったもので大変よかったですね。その後で試聴会を行うメーカーのみなさんは大変だったようです(^^
いろいろとあった中でスピーカーはパストラルシンフォニーのAE103、アンプはムンドの新型プリメインの330MEや新ブランドのプライマーなどもやりましたが、SX10の改良モデル(クロック周りの改良)が気に入りました。SX10の硬めのところがやわらかく倍音を感じさせるふくよかな音と深みをもってSX300に近い感じもします。これならかなり欲しい気がします。クロック周りをいじるだけでこんなに違うものですね。
最後にミュージシャンの方からコメントをもらったんですが、自分たちは声とギターという最小構成であってその表現力は声の細かなビブラートやギターの微妙なピッキングなどで工夫するが、オーディオは作り手も聞き手もそれが分かるような機材を駆使して精一杯聴いたり作ったりしてくれてうれしいというコメントがありました。
オーディオにそんなに金をかけても、という考えもたしかにあります。ただ、わたしも演奏家がこめる音楽の魂(ニュアンス)は細部に宿るものだと思うし、それを再現するハイファイデリティというのはむだではない、と思います。
Music TO GO!
2005年11月06日
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私はプライマーのアンプにSpecial25をつないだらどんな音がするのか、聞きたくて参加したのですけれども、残念ながらその機会はなし。でも、いろいろな音と音楽を聞けてよかったです。
製品を作ってる人たちは、なんかみんな不良オヤジで、こっちで聞いているのは、みんなおとなしいマジメな人たちという印象で、対比がおかしかったです。
MicromegaのCDTはジッターについて煩く言われる
以前の商品なので、どんな音になるのか楽しみに
しています。
>倍音を感じさせるふくよかな音と深みをもって
こんな風に変われば言うこと無いのですが(笑)。
たしかに日本のオーディオ界でも個性豊かな人たちが集まった感じですね、ほんとに好きでやっているという感じです。ライブもお客さん向けというよりは自分たちが一番楽しんでいたように見えました(^^
日本の場合は大メーカーが作るとどうしても画一された音になりがちなので、こうした作り手たちにユニークな製品を期待したいです。
吉田苑さんでSpecial25は持ってきていたので、プライマーとか330MEを使う最後の聴き比べはSpecial25を使う予定だったと思いますが、時間が押していたのでFocus 220をそのまま使ったという感じでしたね(日曜日の場合)。
クロック交換の効果を楽しみにブログを拝見しています。
IKEMIはDACのNumerikをつけるとDACからクロック供給を受けれる仕組みになっていますので、わたしはとりあえずはこちらを試してみようかと思っています。