iBasso D1のときに推奨する光ケーブルとしてカナダのSys Conceptを紹介しました。
こちらのリンク先の記事です。
https://blog.seesaa.jp/pages/my/blog/article/edit/input?id=66362202
これはU字型(U-shape)と呼んでいる構成で、ケーブルとL字型の90度アダプタ2個から構成されます。
直前の記事で紹介したPortable Micro 2007でも当然Sys Conceptのケーブルを使いますが、D1とはややコネクタ間ギャップが異なります。実際にD1用をHeadroomに付けてみるとやや変形してしまいます。(ただ音質には影響しなさそうです)
またD1とPortable Micro 2007の違いは光プラグがPortable Micro 2007ではミニであるということです。
その点からPortable Micro 2007用にもU字型(U-shape)を構成するケーブルをひとセット新規に注文することにしました。
そのついでにケーブルをさらにコンパクトにするためSys Conceptの担当者と話してコネクタカバー(shell)の除去をお願いしました。
結果がなかなか良かったので、また写真を提供して欲しいということで、またページ作成に協力しました。下記のページです。
http://www.sys-concept.com/U-toslink_miniplug.html
それについてここで記事を書きます。内容はやや複雑ですが、写真で見てもらうと分かりやすいと思います。
まずSys Conceptの担当者の話ではコネクタカバーは単に取り回しと外観のためだけなので、音質には影響しないということです。
そのさいにSys Conceptからの提案でカバー部分のジャケットを最小の2mmよりも少し余裕のある5mmにすることできれいに処理できるということで、それを頼んでみたところなかなかきれいにできました。それが今回のケーブルです。この場合でもトータルの長さは同じ(25mmギャップで94mm)ということです。
頼んだのは次の3種類です。英語表記では光のミニ端子はmini、光の角端子はTOSです。
1. ShellありのTOS-TOSプレミアムケーブル
2. ShellなしのTOS-TOSプレミアムケーブル
3. Shellなしのmini-miniプレミアムケーブル
この他にL字型の90度アダプタ2個を追加で注文しています。
1は前回と同じということで比較用です。
2は今回の目玉です。L字アダプターを使うので端末はTOSになります。
3はU字を曲げないで(アダプタを介さないで)接続するためです。
2-1. ケーブル単体の比較
下のケーブルがShellなしのものですが、Shellを取り除くことでかなりコンパクトになっているのが分かります。

2-2. U字型の接続において、Shellありとなしの比較
上がShellなしのケーブルで下がD1のときと同じShellありのものです。
出っ張りが小さくなっているので、バッグから出し入れするときにスムーズになりました。




2-3. 直接ミニミニで接続した例


U字型はバッグに縦に入れる時、mini-miniは横に寝せて入れる時に便利です。わたしは主にU字型のShellなしを使います。
U字型はアダプターを介しますが、音質には大きな違いはないように思います。
さきに書いたようにU字型の接続については90度に曲げるアダプターが二つ必要です。これにもTOS-miniとTOS-TOSがありますので、注文の際には注意が必要です。D1のときには片方(iHP側)がTOS-miniで、D1側がTOS-TOSです。Headroomでは両方ともTOS-miniです。
コネクタ間ギャップですが、Portable Micro 2007では実測で2.5cm(25mm)です。D1では3.0cmでした。Sys Conceptはカナダなのでメートル法表記でかまいません。
U字型でShellなしを注文する際には長さでSを選んだ後に、コメント欄にRemove color shellと注釈を付けておけばよいと思います。(色指定は無効になります)
なお、コメント欄には郵送形式の指定も必要です。わたしはsmall air packetにしましたが、約一週間ほどで付きました。
なおSys Conceptではクレジットで払うので送料はむこうが調整したのちにチャージされます。
やはりささきさんだったのですね(^^)
私はMacBook ProとiBasso D1の接続にSys Conceptを愛用しています。
それにしてもコンパクト。(@@;