
さて、週末は今年から春開催に変わったAVフェスタを見てきました。
場所はいつもの通りパシフィコ横浜ですが、今回は場所が会議棟に移動して試聴ブースが増えたということなのですが、やや狭くなってショウという雰囲気ではなくなってしまったようにも思います。
整理券が必要になっていますので、注意が必要です。いきなり試聴室に行っても入れてくれないので、まず整理券を得なければなりませんがメーカーによって試聴室前でもらえたり、階下のメーカーブースだったりとばらばらなのでちょっと混乱します。

こちらはTADの試聴ブースでreferenceスピーカーと新製品のモノラルパワーアンプのデモをやっていました。
AVフェスタはオーディオよりもAV関連がメインではあります。
これはパイオニアのフラッグシップのAVアンプLX90です。


これでおもしろいのは、iPodとの連携です。これはiPodからデジタル入力を可能にしている、ということで聞いて見たところ、やはりWADIAのiTransportと同じようにAppleから提供される認証チップというものを使っているようです。
専用のドックを用いてこのように背面に専用のポートがあります。
今回目を引いたのはこのfaonのスピーカーです。筺体と振動板は竹でできているとのこと。


デザインも目を引きますが、音も独特で上方に放射してるので独特の音場と鳴りがあり、加えてかなり明るくクリアな音です。
リアルさが売りということで、このように生演奏とのコラボなんて言うのもやっていました。
価格はペアで94500円ということです。今回のアンケートでのほしいものはこれに投票しました(^^
ハイエンドショウに出てくる陶器屋さんが作ったものでも上方放射型のスピーカーがありましたし他でも見ましたが、最近ははやりなのかとちょっと思ってしまいます。
あとわたしはたまたま先日は平面型のHP-1の記事をかいたんですが、今回は平面駆動型のスピーカーもちらほら見かけました。


これは花田スピーカー研究所のもので、ボイスコイルと振動版が一体型になっています。


こちらはコンラッドのデスクトップ型のものです。こちらは約5万と言うことですが下は100hz程度のようです。
アメリカではこうしたガレージメーカーのスピーカーでは下記リンクのような背面開放型(オープン・バッフルタイプ)というのが最近のトレンドとしてあるんですが、日本ではあまり見かけません。
http://www.6moons.com/audioreviews/roadtour5/roadtour5.html
http://www.sixmoons.com/audioreviews/bastanis/prometheus.html
そうしたトレンドのようなものもまたあるんでしょうね。
イヤホン関連ではもう発売されてますが、このVictorの木のイヤホンがなかなか楽器の分離感も良く、たしかにハイスピード系の切れ味のよさがあって低域もかなり豊かでなかなか悪くありません。ただ木の鳴りや響きというのはあまりないようですね。
右はこのFX500の木の振動版と木の薄膜です。



オーディオショウは秋に集中していたのですが、今年は分散型で次のオーディオショウは5月の春のハイエンドショウということに...おっと4月になにかあるようです(^^
さて、、