週末は新譜もずいぶん出ていて再発も含めていろいろ買いこんできました。
まずはなんといっても川井郁子さんです。
先日ミューズの楽譜が終わってさびしい思いを抱きつつ、新譜が出ていました。
http://www.ikukokawai.com
本作は小説「嵐が丘」に題材を取ったタイトル曲を始めとしてCMなどのタイアップ曲を集めたマキシシングルで、2曲目をのぞいてすべてオリジナルの作曲です。大阪芸大の教授でもある川井郁子さんの曲は構成が緻密でときにとても複雑な展開をみせます。それでいて情熱的でドラマティックなセンスが彼女の身上とも言えるでしょう。
タイトル曲も自らのバイオリンだけでなくいくつもの楽器が絡み合いながらドラマティックに展開していきます。
オーディオ的におもしろいのは一曲目のクライマックスですごい通奏低音が入っていることです。それも超低域だけです。川井郁子さんは感情の高まりをいろいろな楽器で表現していましたが、これも嵐が丘というタイトルから雷雲をイメージさせます。
はじめスピーカーで聴いていてちょっとびっくりしてしまいました。それと同時にSpecial25の低音再生能力に改めて感じ入りました。。
11月発売のフルアルバムもちょっと楽しみです。
Music TO GO!
2005年10月12日
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