Music TO GO!

2005年09月22日

AVフェスタレポート #2

テイクティ(TakeT)はBatというスーパーツィーターで有名ですが、その同じハイルドライバーという技術を使用してユニークなコンセプトのヘッドホンを出品していました。

whd2.jpg

これはヘッドホンのドライバー部分をすっぽりと外してそれをスタンドでスピーカーのウーファーの前に立てます。それに今度はWHD(ウーファー・ハイ・ディフィニッショナー)というモジュールをつなげるとスピーカーの低域を増強するとのことです。これはつまりスーパーツイーターのウーファー版となるわけです。
ただしスーパーツイーターの方は広がり感や厚みなどでON/OFFしてみると効果がはっきり出ますが、WHDは効果が分かりにくいです。

whd1.jpg

ヘッドホンとしてはスピーカー端子につなぎます。パワーの低いアンプ(100W以下)の場合はWHDのヘッドホン端子につなぐのがよいようです。
静電型の仲間のようなので音的にやはりSTAXの404系に似て明るめで少し軽い感じの音でスムーズです。音調は悪くありませんが低域はSTAX的な意味であまり量感はありません。また驚くのは音場が遠くて非常に広いことですが、ちょっと違和感があります。いずれにせよもう少し開発が必要とのこと。

whd3.jpg

12月発売を目指していて、ヘッドホン単体で15-16万円、WHDは12-13万円とのこと。
なかなか試聴できないと思いますので、興味がある人はこの機会にどうぞ。

http://www.taket.jp
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