Music TO GO!

2007年12月03日

HEAUDIO EH-1.3

中国系製品を扱うHead-Directのページにちょっと面白い製品が出ています。

http://www.head-direct.com/product_detail.php?p=22#

これはなんと静電型の頂点とも言えるあのゼンハイザーのオルフェウス(HE90)のクローンのようです。
これは中国製で少し前のHeadFiオフから出ていましたが、今回はtest saleということで販売をするようです。ちなみに本物は50-100万(もっと?)くらいだと思いますが、まず入手困難です。これはなんと$999ということで本物の1/10というお値打ち品です。
コメントはNYC meetに少しのっていますが、音は良さそうではあります。またグリルとか形状は変えるかもしれないということです。Ver1.3というのは2003年頃からこつこつと改良をしていたらしいです。
写真はNYCミートの#39スレッドにあります。こちらはV1.2のようですが、ついている一口コメントが上手で笑います(^^

ただちょっと気になるのはバイアスが600Vというところです。たしかHE90は500Vだったと思いますし、600VはKOSSの静電型の規格だったと思います。これはどうやら静電型ヘッドホンだけでなく、静電型のアンプも売るということらしいですのでそれと関係があるかも。。 しかもトランジスタと真空管の両方とか!(未確定)
STAX Proは580Vなのでなんとかつかえるといいんですが、プラグ形状もちょっとわかりませんね。まあプラグはAlexさんとかDrewさんにやってもらいますけど。。

test saleというところからして怖いものもありますが、ハイリスク・ハイリターンというところで$1000を来年の運試しに使うと思えばよいかもしれません(笑)
まあしばらくは情報のフォローですね。。

*追記12/5
プラグはHEAUDIO独自形式で、STAXはアダプタで対応ということのようです。やはり専用の静電型アンプと組になることが前提のようですね。
posted by ささき at 23:32| Comment(2) | TrackBack(0) | ○ ホームオーディオ全般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
バイアスが600Vであること以外は中身不明のコンデンサーヘッドフォン、固定極間のギャツプや振動膜の膜厚、形状など音質にかかわる様々の要素が謎のままで非常に興味がそそられます。続報を期待しております。実はKOSSのESP/10みたいに膜厚が12ミクロン以上あったり、逆にSTAXの一部製品やHE90の1ミクロンを越える薄い振動膜だとかもう1ネタほしいですね・・・
Posted by SHIDA at 2007年12月04日 23:37
まああまり詳細な情報は開示されないでしょうね。ただシステムとしては専用アンプも用意されているのでなかなか面白そうです。
ちなみに同NYCスレッドでビデオも公開されています。
Posted by ささき at 2007年12月06日 01:00
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。
※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

この記事へのトラックバック