ポータブルアンプのSR-71が権威あるオーディオ雑誌のstereophile誌に載ったというのが向こうのフォーラムで少し話題になっていましたが、わたしも今日そのstereophileを買ってみました。最新の9月号です。
SR-71はビシェイの抵抗やミリタリーグレードの基板など高品質なパーツを使っています。これはサミュエルズ氏がもと軍関係の仕事をしていた関係ということで、アンプの名前がSR-71だのホーネットだのと軍用機の名前を使っているのもそのためです。
ただしOPアンプはなにを使っているかは公式には秘密だそうで開けてもわざわざ型番が消してあるそうです。
レビューはおおむね好意的なもので聴こえなかったキースジャレットのハミングまで聴こえた、ということで解像力の高さを大きく取り上げています。iPod miniからMusicalFidelityのCD/DACコンポーネントにまでつなげてテストしています。MFの機器を使うのはのちにXCanとテストするからです。
テストでは昔のhedroom supremと比べるとさすがに隔世の感があるとのことですが、MusicalFidelityのXCan(V3)と比べるとHD650やAKG501などの鳴らしにくい系のヘッドフォンではさすがにXCanに分があると書いています。
またstereophileらしく計測テストもされていて、さすがにデュアルモノらしいチャンネルセパレーションの良さやノイズ・歪みの低さが高評価されています。
http://www.stereophile.com/
Music TO GO!
2005年08月21日
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