これは「彷徨えるケルト人」ことロリーナ・マッキニットの世界遺産アルハンブラ宮殿でのライブアルバムです。
2枚組みのCDと演奏のDVDがはいっていて3枚組みとなっています。(収録はおそらく2006年と思われます)
下記Amazonリンクで試聴ができます。
本作は新アルバムツアーのものですが、アルバム内容はロリーナ・マッキニットの過去の作品を網羅したベスト版的な選曲になっています。ライブ用の会場ではないためかやや録音はよくないですが、内容はなかなか満足させられるものです。
あらためて過去の曲を聴いてみると美しく深部に染み入る名曲が多く、彼女の独特の声質とあいまって感動的です。
DVDとCDは曲は同じですがDVDはMCがはいってやや長めです。演奏内容を淡々と撮ったものですが、多彩な民族楽器のコラボレーションがとても興味深く見ていてわりとあきません。
ロリーナ・マッキニットはいわゆる純粋な意味でのアイリッシュ・ミュージックではないかもしれませんが、アイリッシュではないけど、ケルティックではある、という気がします。
わたしもアイリッシュ・ミュージックとケルティック・ミュージックという言葉は混同して使いがちですが、ロリーナ・マッキニットはそれが本来は使い分けられるものであると教えてくれるように思えます。
Music TO GO!
2007年09月26日
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