アメリカ南西部については「スピリチュアル」なイメージもあるためネイティブアメリカン出身やセドナ系の土地ゆかりの音楽家たちだけではなく、一見これらとあまり関係がないように見える有名アーティストたちもここをテーマにしています。
少し気持ちが分かるのは日本でも一時有名になったクスコが南西部をテーマにしています。クスコはアンデスや神話をテーマにしたエスニックでポップな音楽で人気をはくしましたが、実はドイツのバンドでマイケル・ホルムとクリスチャン・シュルツのシンセサイザーのユニットです。
彼らのアルバムの中で南西部のインディアンの土地をテーマにしたのは"Apurimac III: Nature Spirit Pride "です。気持ちの良いドラムをうまくアレンジしたイントロから始まるこのアルバムは彼らの曲の中でも傑作のひとつといえると思います。
この一曲目の"Ghost Dance"などは気に入る方も多いのではないでしょうか。下記から試聴ください。
http://www.amazon.com/exec/obidos/tg/detail/-/B000003YXL/qid=1122650257/sr=1-12/ref=sr_1_12/103-3106138-8944628?v=glance&s=music
かたや意外というかよく分からないのはサーフロック(つまりベンチャーズみたいなもの)の帝王のディックデイルがやはり南西部をテーマにした"Calling up spirits"というアルバムを出しています。
http://www.amazon.com/exec/obidos/ASIN/B00000189V/qid%3D1122650607/sr%3D11-1/ref%3Dsr%5F11%5F1/103-3106138-8944628
なんだテケテケかと思うかもしれませんが、ディックデイルはけっこうかっこいいんです。
上にはなぜか試聴曲がありませんが、下記のベストから3曲目の名曲"Misirlou(ミザルー)"を聴くと「ああ、あれか」と思い出す人も多いでしょう。そうです。映画「パルプ・フィクション」のテーマともいえるあのエレキサウンドの曲です。
http://www.amazon.com/exec/obidos/tg/detail/-/B00000348H/ref=m_art_li_1/103-3106138-8944628?v=glance&s=music
下記サントラの一曲目でも聞くことができます。
http://www.amazon.com/exec/obidos/ASIN/B000002OTL/qid=1122650957/sr=2-1/ref=pd_bbs_b_2_1/103-3106138-8944628
とはいえなぜサーフィンの人が南西部か、という疑問は一向に解決されませんが、、(笑)
Music TO GO!
2005年07月30日
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