Music TO GO!

2005年07月14日

ネイティブアメリカンとダンスビート

先週土曜日にテレビの「世界不思議発見」でアメリカの荒野にひそむ大自然と謎を放映していました。わたしも別な白い方のホームページ(リンクページ)に書いているように旅行でこの辺には思い入れが大きいので懐かしく思い出しました。

アメリカ大陸を車ではるばる旅をするとFMが心を癒してくれます。おもしろいことにロスアンゼルスからシェラネバダ山脈を越えるまでは西海岸らしいフュージョン(スムースジャズ)が主だった車から流れるFMは、急に山脈を越えたあたりからカントリーばかりに変わります。ネバダ州やアリゾナ州あたりはもうどこを回してもカントリー一辺倒という感じです。ニューメキシコ、テキサスあたりまではそれが続きますがわたしはこの辺までしか知りません。おそらくここからさらに南下していくとFMからはジャズが多くなっていくと思います。

この荒野(砂漠)のあたりは南西部と呼称しますが日本人が「西部」という言葉から想像するのはだいたい南西部のことです。
カントリー(とマカロニウエスタンのサントラ音楽)を除くと西部という言葉から連想するのはネイティブ・アメリカン(インディアン)のドラムのリズムではないでしょうか。

まずネイティブアメリカンを思わせる音楽というと一時期はやったのがエニグマを思わせるように彼らのドラムやダンスのリズムをリミックスした「セイクリッド・スピリット」です。これもある意味では「マスターオブチャント」の系列ということが出来るでしょう。

http://www.amazon.com/exec/obidos/tg/detail/-/B000009CIO/ref=pd_sxp_f/103-7194330-0091857?v=glance&s=music

またReal musicレーベルを代表するひとり、Nicholas Gunnも南西部をテーマにした音楽に素晴らしいものがあります。フルートを中心にすえたアップテンポな曲はネイティブアメリカンの音楽ではなくても南西部を思い起こさせるものです。
下記ページのThe Music of the Grand CanyonとSacred Fireは特にお勧めです(試聴できます)。

http://www.realmusic.com/a_gunn.htm
posted by ささき at 01:40| Comment(5) | TrackBack(1) | ○ 音楽 : アルバム随想録 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
ささき様

あれこれ今まで悩みつつ結局はポータブルなタイプの安価なcmoyを注文!!ここがポイントですが、オペアンプが小ぶりなケースにデュアル(2個を搭載)となっていました。さらにOPA2227という上位クラスのアンプに交換して\10,000でお釣りが出ます(笑

つぎに同じタイプでもアナログデバイス社製でOPA627/BPと張るAD823オペアンプを搭載している
下記のヘッドホンアンプも注文してしまいました。こちらは\20,000オーバーです。

http://z-audio.com/lambda.html
これはご紹介いただいたWebsiteに載っていたメーカーのものですが、オペアンプでAD823は国内ではほとんど入手出来ない私的にはとても価値のあるものなのです、、、

この二種でしばらくいこうと思います。

アメリカの旅の話、いいですね。
私は音楽系の原盤制作に係る仕事をしていまして、特に若かった21-28歳までのべ15回ほどL.Aを中心にS.F、NYCと行った経験があります。
中でもレコーディングでL.Aに5回ほど行きまして、私等のスタジオの隣でJoni-Mitchellがレコーディングしていたり、その隣でSuper-Trumpなんかもやっていましたよ。A&MスタジオとあとはL.A郊外のバーバンクのスタジオを使っていました。

レコーディングがほぼ終わり時間が出来るとレンタカーに4-5人乗り込み、何のプランも立てずにそのままサンフランシスコに車で向かいながら、途中の海岸線にあるモントレーやヨセミテ公園にも寄ったりしましたよ。着いてから安ホテルを探して泊まる貧乏旅行でした(笑
Posted by sma2005 at 2005年07月14日 04:51
なるほど、そうしたお仕事をされていたので電気系や音のことにお詳しいわけですね。
なかなか仕事と趣味を両立されているのではないかとおもいます。スーパートランプもしっかり私のiPodに入っております(^^
わたしは仕事の関係でLA南のトーランスという町にしばらく住んでいました。ここはヤオハンもあり日本料理店も多いのでこられたことがあるのではないかと思います。
車は支給されていたので、わたしもモントレーやヨセミテはいきました。パシフィックコースト・ハイウェイをドライブするのがとても気持ちよかったですね。
国立公園ではさすがに宿は予約しましたが、あとはやはりその場でモーテルを探して旅しました。あるときは小奇麗なB&Bに泊まろうとしたとき一人旅で汚いジーンズ姿だったせいか丁重に断られたりしましたし、泊まろうとしたら表はきれいだったけど、裏に回ったら鉄条網がぐるぐるめぐらしてあって身の危険を感じて去ったりとか(笑)いろいろありました。

アンプの方もインプレなど楽しみにしております。
Posted by ささき at 2005年07月14日 11:13
ささき様

どう言う訳か、なかなか同じような志向性を持ち海外等の生活経験も併せ持った方に巡り会ったことが少ないですが、ささき様はその中のお一人でしょうか(笑

私が初めてレコーディングで行ったL.Aのホテルは東京で言う新宿の歌舞伎街のような危険区域でした。知らずに泊まっていましたが。
昼間は部屋のクリーンニングをしている女性が夜になるとそのまま娼婦になっているような場所なんです。
ある夜、日本から持ち込んだ乾燥食材で玄米を炊いて部屋で皆で食べていると、突然銃の音がパンパンと鳴りました。吃驚して窓から覗くと、娼婦と客が喧嘩でもしたのか、客が銃を持って娼婦を追いかけていたんですよ(笑
ちょうど巡回中のパトカーがホテルの前にいて、今度はポリスが銃を持って客を追いかけていた、、娼婦は裸のままで、客も上半身が裸のままでした(笑

我々は部屋の地面に伏せてしまい、しばらくして表を見ましたら客も娼婦もパトカーに乗せられてて連行されていきました。
こんな風景を目の辺りに見た時、ああアメリカなんだなと痛感致しました。
Posted by sma2005 at 2005年07月14日 19:23
たしかにアメリカって面白いところはとてつもなく面白い代わりに、恐ろしいところは限りなく恐ろしいですね。
でもそういうところから個性的な製品が生まれて来るんだと思います。
このブログではそうしたアメリカの製品の紹介をしていきたいですね。と、思わずまとめてしまいました(^^
Posted by ささき at 2005年07月14日 23:38
怖い話をあとひとつ紹介、、、

私の関係していた日本のアーティストでL.Aレコーディングを何時も行なっていた時のことです。
FBIで柔道を教えていると言う50代後半の男性がスタジオに顔を出すようになりました。

だんだん素性が解るようになり、何とSly&FamilyStoneのリーダーであるSlyStoneのパーソナルセキュリティーマネージャを何年もやって来られた方でした。
じゃ、どんな仕事か?と言いますとFBIから麻薬漬けのSlyを守ることがひとつ、次に黒人でありながら白人社会に向けたロックベースのFunkMusicをやっていたSlyに白人、黒人共に敵が多い。
ライブの客席をステージ袖に数人のセキュリティー等が望遠鏡で監視しながら、銃を持っていそうな客、もしくはSlyを暗殺しようとしている客等を探し出すのがふたつ。
Slyが寝るまでずっと起きていて、麻薬漬けの姿を見ながら寝室の中でもずっと守り続けるが三つ。

これを5年以上やってきた自分も気が付いたらSly並みの麻薬漬けになっていた、と言ってました。
麻薬患者向けの施設にも入り、何とか正常な人間に戻ったと本人は言っていたけど、私から見ればかなり異常な方々でしたね(笑
Posted by sma2005 at 2005年07月15日 00:10
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