Headfiの情報によるとなかなか興味深い製品が登場したようです。
http://www.head-fi.org/forums/showthread.php?t=253987
このiBasso D1はDACを内蔵したポータブルアンプです。DACとしては同軸/光/USBからの入力ができます。HeadroomのNew Micro portableとかなりオーバーラップしますね。
メーカーサイトはこちらです。8/10発売ということです。
http://www.ibasso.com/ShowNews.aspx?ID=60
ただしD1はまったくの新設計というわけではなく、Mini-AudioのMAD01というすでにあったモデルの改良型ということです。
MAD01については少し画像がこちらに載っています。
http://www.head-fi.org/forums/showthread.php?t=229787
D1はMAD01にUSB入力や電池駆動時間の向上などさまざまな改良を行なっているようです。実際中身はかなり異なるようです。Headfiで問い合わせたという人の情報では価格が$229で、オペアンプはAD823ということです。電池は充電式で40時間持つとのこと。ただしDAC動作込みかどうかはわかりません。
DACとしてはUSBでの入力はUSBレシーバーのPCM2906で受けますが、ここではDA変換せずSPDIFに変換してCS4398をDACチップとして使用しているということでなかなか本格的です。MOVEのように簡易DACではありません。
CS4398はHeadroomのMicroDACで使っているのと同じもので、今度の新製品Portable Microとかなりかぶりますね。CS4398はエソテリックのSA60やDV60など40-50万円くらいのSACDプレーヤーにも使われています。
またMCU (Micro Controller Unit)というコントロールユニットを持っているところが特徴で、これがかしこい入出力の管理を行なっているので前面のAUX IN/OUT端子はSPDIF信号を受けているときはLINE OUTになり受けていないときはLINE INになるということです。
重さ的には320gということでやや重めで、サイズ的にも78x32x120mmということですから、あの大きいXenos X1HAが123x69x28mmということからするとかなり大きめではあります。
わたしはiHP-140と組み合わせて使うということになりますがMicroDACを併用するよりは小型ではあります。ただD1の光の受け口が光miniではなく光角なのが少々やっかいではあります。ただHeadroomのNew Micro portableより価格的には魅力ですね。
Music TO GO!
2007年08月07日
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HP-140はrockbox化していますが、Apple losslessが使えるのが一番の利点ですね。再取り込みしなくて済みますからね(笑)
それと光ケーブルがばかにならない嵩を食うので一体型とはいえちょっと困り者です。