このAMPACS製40mmのダイナミックドライバーとxMEMS社のCowelを組み込んで2way、2ユニットのモデルは、従来の50mmのシングル・ダイナミックドライバーのヘッドフォンよりも音の明瞭さと空間オーディオ向けの広い音場に優れるとAMPACSでは述べています。

AMPACS リファレンスモデル
ヘッドフォン向けのMEMSスピーカーのソリューションとしては、xMEMS社がCESに出品したPresidio(プレシディオ)というリファレンスモデルがあり、Philewebにその試聴記を書きました。
https://www.phileweb.com/review/article/202407/03/5659.html

xMEMS Precidio
Presidioに対して今回のAMPACSのモデルは、MEMSスピーカーの能率を上げるためにホーン型のユニットに反射させるために背面でMEMSスピーカーを設置している点では同じですが、MEMSスピーカーに最新のMuirではなくすでに実績のあるCowelを組み込んでいるという点と、Presidioでは2基搭載しているのに対してAMPACSのモデルでは1基のみであるという点が異なります。
このモデルは9月に提供可能になるということです。おそらくdigikeyにアップされると思います。

xMEMS搭載ヘッドフォンのイメージ