Music TO GO!

2005年07月10日

SR71とロスレスとAAC

iPod/HD25と組み合わせたSR-71はほんとうに驚異的な音の世界を作り出してくれます。
SR-71のありなしを一言でいうとスターウォーズの第一作と最新作くらいの違いがあると言えるかもしれません(笑)
ストーリーとか中身は同じですが、高度な表現力の差でずいぶん違ったものに見えます。アンプとしてはヘッドホンアンプというよりはピュアオーディオアンプを思わせる本格的なもので、直接的には色付けの少なさとスピード感から四十七研究所のゲインカード(4706)をちょっと思わせます。

しかし高性能すぎると反面で気が付かなくて良いものまで気になってしまうということもあります。
それはエンコーディングの違いです。普通は192kbpsくらいのハイビットレートでAACでエンコードすれば圧縮音源とはいえほとんど劣化が気にならないはずです。
音の圧縮は聞こえない音を削るというより、本来気にならない部分を削るという方がより正しいと思いますがその部分が気になりだすという感じです。
具体的にいうと音そのものではなくてその周りにあって音を豊かにしている部分に違いが出るようです。これは聞き比べて分かるという感じですので少し誇張して言うと、
AACはやや硬く乾いて聞こえます。ロスレスはより豊かにある意味でウェットに柔らかく聞こえます。
これはアコースティック楽器を中心とした音楽では顕著ですが、ロックなどはかえってAACの方がアタック感が感じられてかっこよくなったりするので好みの問題もあるかもしれません。

いずれにせよこれで自分の音楽ライブラリのロスレス化を進めています。すると容量も5倍になり、せっかくminiから20Gに5倍にしたiPodが打ち消しに(爆)
やはり60Gにしておくべきであったか。。
posted by ささき at 23:00| Comment(5) | TrackBack(0) | __→ RSA SR-71 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
何か羨ましいですねーーー。

どうも待つのが苦手な性分なので苦痛になってきましたよ、、、(笑

ささき様、聴くソース自体が良くないと結果は良くないものと思います。粗が感じられるのもそうですしケーブル等を換えても、ソース自体がスケルトン素材(人間の聴覚に不必要なデータだけを削除したものが圧縮ファイル=骸骨化)なので痩せた感じがしますよね。

私はSACDも聴いたりしますがポータブルCDプレーヤ愛好家なので専らCD-Rにライティングした自分のベスト盤のようなCDを何枚も造り、それを聴くのでオリジナルのものはほとんど聴きません。
外付けCD-RWドライブのIECインレットプラグからヒューズまで手を加え、ACパワーケーブルもPAD-ISTARUのラインケーブルを改造したものにWATTaGATEなんぞを付け、壁側コンセントもPADに換えてそこからダイレクトにCD-RWにつないでライティングしています。

ここの時点でもうPADテイストの個性のある艶のような余韻、倍音が聴こえてきます。
女性ヴォーカリストものはかなり良いです。

Grrove系のインスト等のCD-Rを造る際はスイス製のSuhner/11mmケーブルのACパワーケーブルを使います。マークレビンソンのデフォルトケーブルの最上位のケーブルですがそれはそれは良いです。

そんなこんなで造ったメディアを可能な限り良くライティングするために、CDフォーマットの44.1k/16bitのデータをアップサンプリングして176k/16bitというちょうど割れる数値に上げたデータを逆に圧縮させながら元の44.1k/16bitにしています。情報理論上の音質云々ではなく、私の耳では音の角が取れて全体がキラキラした感じに聴こえます。一度これに慣れると圧縮音源や元CDの音源に戻れません、、、

そんなこんなでPCのHDDも400GBのストライピング構成にして、アップサンプリングしたデータの保存処理だけでも速く出来るように換えました。
次はCPUをデュアルコアに換えます(笑
Posted by sma2005 at 2005年07月12日 23:56
なるほど、いろいろと工夫されてますね。
Headroomにしろ、新しく頼んだものにしろ早くものが届くといいですね。
Posted by ささき at 2005年07月13日 00:32
ささき様

Headroomのほうはキャンセルしました、、、
先ほどメールしましたら速返信が来ましたよ(笑
製造ラインのほうでこちらがオーダーしたfew-days直後に2-4weeksとなっていたのでpartsの一部が入手出来ないとか?そんな事情でしょうか。

また一からやり直しです・・・
とは言え、7/25にEGOSからDrDAC(DAC部分とヘッドホンアンプが両立されたコンパクトなもの)が出ますので興味津々です。
オーバー・サンプリング対応の小型DACはあまり存在していませんから貴重ですね。
画像はすでにご存知かもしれませんが、下記の感じのものになります。

http://www.egosys.co.kr/zeroboard/icon/member_image_box/1/Dr_DAC-1%20copy.jpg

http://www.egosys.co.kr/zeroboard/icon/member_image_box/1/DSCN4101.jpg

あとi-PodのHDDはご自身で交換できませんか?最近は1.8インチのHDDが店頭に出るようになり\25,000前後で購入出来るはずです。デバイスの接続がどんなものかは開くと解ると思いますが。コネクターを挿すように出来ているものと予想します。
Posted by sma2005 at 2005年07月14日 01:15
キャンセルは残念ですが、むこうも忙しいのかもしれませんね。
DrDACもおもしろそうなコンセプトですね。DACこみというと小さなModel902みたいな存在としてもよいのかもしれません。
Posted by ささき at 2005年07月14日 01:22
そうですねGraceDesign社製のに近いでしょうか。
ただあちらは200,000円、DrDACは噂ですと40,000円前後らしいので比較すると可哀相かもしれませんね、でもModel901>>902に手の届かないユーザーには狙い所の機器かと思います。
Posted by sma2005 at 2005年07月14日 01:31
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。

この記事へのトラックバック