GRADOのヘッドホンはパッドで音が変わるというのは日本だけでなく、世界でも変わらぬ定説のひとつです。
わたしの使っているところのHP-2(HP1000)はFLATパッド(いわゆるflats)がベストといわれています。わたしが買ったときはFlatとBowlの両方ついていたのですが、そのせいかFLATはかなり使用感があって痛んでいました。そこで先日とうとう擦り切れてしまったので、しばらくBowlの方を使っていました。これはこれでFLATとは音傾向がやや異なるのでしばらくは楽しめます。
とはいえやはりFlatsがないと、ということで先日新しくFLATパッドをTTVJから買いました。これはGRADOから買い取ったという純正のストック品です。
頼んだのは先月ですが、独立記念日前後に休みを取っていたようで、7/10にTTVJから出荷通知がきました。
TTVJはいろいろと送料が選べるのはいいんですが、こんかいは価格と内容をかんがみて一番安いフラットレートの通常エアメールにしてみました。7/23に届いたので約二週間弱ほどかかりますね。
ちなみに下記の写真がそれぞれFLATとBOWLパッドです。
FLATパッド
BOWLパッド
こちらはHP-2のドライバーむき出しの写真で、Joe時代のGRADOの誇るメタルハウジングの様子がよく分かると思います。
これはHP1000でも後期型と呼ばれる表面仕上げだと思います。
比べてみるとFLATはより明るめの音になり、よりクリアでかっちりとします。しばらく使っていたBOWLに慣れていると少し高域よりに思いますがバランスがいいという感じです。
BOWLはより低音が出る感じがして、やや豊かというか、全体に味系の要素が強くなるように思えます。これはこれでたまに変えてみるのも悪くありません。
ただやはり正確さというHP1000のイメージというとFLATパッドがベストと言えます。
Music TO GO!
2007年07月25日
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金属フェチには堪りません。(w
耳とドライバーの距離を近づける事で増幅する低域と、パッドで覆う事による低域の増幅の質の差は面白いですよね。
各社上手くバランスを作っているなと感心させられます。(^^
らびさんは自分でも改造するので、そうしたことは気になるでしょうね。やはり最後のチューニングをするときなどはパッドも効果的でしょうね。