今年2021年は新型コロナの影響を受けつつも光が見え始めたような年でした。今回も2021年を振り返る記事をまとめてみたいと思います。
2020年の振り返り記事はこちらです。
http://vaiopocket.seesaa.net/article/479310611.html
今回は2021年の注目の技術とトレンドについてはまとめ記事を書いておきました。
2021年の注目技術1 MEMSスピーカー
http://vaiopocket.seesaa.net/article/484949223.html
2021年注目の技術2 音響メタマテリアル
http://vaiopocket.seesaa.net/article/484949260.html
2021年注目の技術3 音質優先配信技術 KORG Live Extreme
http://vaiopocket.seesaa.net/article/485024082.html
2021年のトレンド1 ゲーミング分野と有線イヤフオン
http://vaiopocket.seesaa.net/article/484997881.html
2021年のトレンド2 ASMRとイヤフォン
http://vaiopocket.seesaa.net/article/484998066.html
機材の話題ではやはり音質を重視した完全ワイヤレスの決定版としてfinal ZE3000が出たことです。聴くたびに良さが実感できるスタンダードで、いろんな時代のいろんな録音の曲を聴きたくなります。
finalブランドの名を冠する完全ワイヤレスイヤフォン「final ZE3000」レビュー
http://vaiopocket.seesaa.net/article/484753970.html
おなじみ須山さんのFitEarではToGo 334の後継機のTG334が10年振りに出ました。
FitEar TG334インプレ
http://vaiopocket.seesaa.net/article/481233801.html
ちなみにうちのブログ名を冠した初代ToGo 334の記事はこちらです。ToGo 334は世界初のカスタムの手法を用いたユニバーサルイヤフオンです。
須山ユニバーサル、FitEar TO GO!334登場
http://vaiopocket.seesaa.net/article/253318386.html
FitEarではイヤピースにシリコンを詰めて簡易カスタム化するインスタチップもお気に入りのアクセサリーです。
https://ascii.jp/elem/000/004/065/4065598/
今年は半導体不足やAKM工場問題があとを引いて、LINNなど独自DACがいろいろでてきた年でもありました。ポータブルではヒマラヤDACが注目です。
HIFIMANの独自DAC「ヒマラヤDAC」
http://vaiopocket.seesaa.net/article/484347310.html
ハイエンドDAPでは待望のAstell&Kernの最上位機 A&ultima SP2000Tが発売されました。真空管を積むなど新機軸とともにSE200やSE180などの実験的なモデルの成果を含む集大成的なDAPでもあります。
https://ascii.jp/elem/000/004/072/4072922/
今年はApple Musicのロスレスハイレゾ化が話題となりましたが、SP2000TならOpenAppでDAPでも高音質でハイレゾストリーミングが楽しめます。
Apple Musicのハイレゾと立体オーディオ対応発表
http://vaiopocket.seesaa.net/article/481549159.html
またこうした動きに刺激されクアルコムがSnapdrgon Sound規格やaptX Losslessを発表するなどワイヤレスの高音質化に向けた取り組みが見られた年でもありました。
有線イヤフォンではハイレゾストリーミングに対応したスティック型の小型DACがたくさん出ました。W2はバランス駆動の音が素晴らしい製品です。
iPhoneに好適なコンパクトDAC、LUXURY & PRECISION W2
http://vaiopocket.seesaa.net/article/481684789.html
ユニークな製品としては初代ウォークマンのオマージュであるOriolus DPS-L2が面白かったですね。
http://vaiopocket.seesaa.net/article/482533313.html
今年は昨年のWestoneに続いてゼンハイザーにも老舗ブランドの事業移管という残念なことがありました。ただこれを契機によりよい製品が出てくれることを願います。
http://vaiopocket.seesaa.net/article/480191401.html
来年はひさびさにヘッドフォン祭やポタ研がリアルイベントで復帰する予定といううれしいニュースもありますので、来年はなんとか雲間に陽の光が見えてほしいものです(と昨年も書いた)。