昨年の2月くらいにアップルがヘッドフォンを開発しているという噂が海外を賑わせたことがあります。これはアップル情報では有名なミンチー・クオ氏による情報でしたが、最近ではヘッドフォンはオーバーイヤー型で名前は「AirPods Studio」であるという情報も出ています。
最近また海外でこのヘッドフォンの情報が出始めているので、これらの情報をまとめて推測を交えながら少し新しい「アップルのヘッドフォン」を考えてみようと思います。あくまで噂に過ぎないので念のため。
Macの情報サイトである9to5macでは機能の詳細について述べられています。
https://9to5mac.com/2020/05/11/airpods-studio-features-exclusive/
それによるとこの「AirPods Studio」はイヤフォンのAirPods同様に耳から外すと一時停止する機能を持っているが、肩にかけているのか頭に乗っているのかの判断ができるということです。これによって、肩にかけているときは電源を切らずに再生のみ一時停止するような機能を持つよう。おそらくは肩でも頭でもないときは電源が切れる設計になっているように思います。
また左右をセンサーで探知して、間違えて左耳側を右にかけていても左右をスイッチできるともいいます。もしかすると左右対称型のデザインを採用していて、はじめから左右がないのかもしれません。
さらに9to5macではiOS14βのコードに隠されたヘッドフォンのグリフ形状から白と黒のモデルがあることを伝えてます。
またBloombergはこのヘッドフォンの外装のレポートをしています。
https://www.bloomberg.com/news/articles/2020-04-16/apple-developing-high-end-headphones-with-interchangeable-parts
それによると外観はレトロな感じで金属製のヘッドバンドに楕円形のイヤカップの組み合わせで、ヘッドバンドはイヤカップの側面ではなく上部から伸びているようだと書いています。また外装の違いで二つのタイプが開発されているということです。革製のプレミアムバージョンとフィットネスに向いたより軽い素材でできている廉価版と言えますね。またイヤパッドとヘッドバンドのパッドは磁石でついているので交換が簡単というのもアップルらしい話ではあります。これはいまや他社でも珍しくはないんですが、よりカスタマイズに向いたモジュール設計になっているということです。
別な情報によると価格は$349であると伝えられています。海外ではソニーやBOSEの同様なヘッドフォンがやはり$350程度で販売されているのでこれも信憑性はありそうです。
この他にも名称は「AirPods X」であるというものもあり、どこまでが本当かはわかりません。しかし、たくさんのセンサーがついたスマートタイプで左右対称に利用できるのはモダンだが、レトロでシックな外形も備えているというヘッドフォンはなかなか興味深い製品で、新製品への期待を膨らませておくのも悪くないように思えますね。