Audirvana PlusのWindows版のベータ版を試してみました。
下記フォーラムにログインしてBeta Windows(ログインしないと見えない)を押下します。
https://audirvana.com/forums/
Get Audirvana Plus for Windows 10 beta → You can get the beta version at xxxxのリンクを押下。
* Visual C++ "14" Runtime Libraries (x64)、Microsoft .NET Framework 4.7.1 (x86 and x64)が必要です。ない場合にはInstallボタンを押す。ある場合にはlaunchボタンほ押してください。
Windows版ではいわゆるフラットデザインで設計されなおされています。
ライブラリを設定して、右下のUSBアイコンからUSB DACを選択してWASAPIかASIOを選択、名前の横の>を押すと詳細な設定が可能です。
iFI micro iDSD BLを選ぶとMQA設定は自動でレンダラーが設定されています。
全体的にスピードが遅い気がします。UIの遅さは製品版では改善されるようには思いますが、ライブラリについては巨大なライブラリだとかなり遅いことがフォーラムでも指摘されていて、ダミアンはMacなみに向けて改善中と答えています。
https://audirvana.com/forums/viewtopic.php?f=11&t=1649
おそらく音質優先のためにサウンド再生スレッドの優先度をかなりあげ、操作性の優先度を大きく下げているように思えます。
音質的にはわずかですがRoonより良いようには思いますね。ただ分析的に聴かないとわからないくらいの差だとは思います。ベールが一枚とまでは言わないけれども、薄皮一枚がはがれているようには思います。特にパーカッションの打撃感などや中高音域の瑞々しさなどです。
カーネルストリーミングも使えるようになると書いてあるので、これがMacでのインテジャーモードに相当するかもしれません。ちなみにhogモードは排他WASAPIに相当します。
カーネルストリーミングはXP時代にはよくミキサーのバイパスに使われていましたが、Vistaになって排他モードWASAPIが導入してからはあまり使われなくなりました。ただJPlayとか一部ではまだ使われていると思います。WASAPIよりもさらに低いレベルのアクセスによってさらなる低レイテンシーが狙えると思います。
まだ動作速度で問題はありますが、期待感はありますね。