ゴルトベルク変奏曲('55) - グレン・グールド

いま聴いているのはあまりにも有名な82年録音のあの名盤ではなく、55年のグールド若干２２歳のときの録音です。とにかく若く荒削りで、82年版よりかなりテンポがはやく実際に短い時間で終わります(38:25)。
それでなんでこれを聴いているかというと、この古い録音でもあのグールドの"鼻歌"が聴こえるかということでヘッドホンアンプHD-1Lの解像力のテストをしているわけです(笑)
82年版ではどんなシステムでも聴こえますからね。初期のころはグールドの鼻歌を消すのに録音エンジニアは苦心したといいますが、あとになるとこれも味のうちということになったんでしょう。

なんときちんと聴こえますね。16-17,22トラックではかなりはっきり聴こえます。さすがHD-1L+L3000の解像力です(笑)録音自体はかなりノイズものっていますがはっきり聴こえます。
グールドはやはり22歳のときも鼻歌を歌っていますねぇ。だだし右手で指揮棒をふっているかはさすがに分かりません(爆)
しかし中古で7000円というとこれもいまとなってはけっこうなレア版ですね。

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