今日はギタリストの福田進一さんの南米の音楽家バリオス作品集の発売記念ミニコンサートを聞いてきました。
音のつながりの滑らかさや一音の余韻を計算し尽くしたような完成度の高い演奏はシンプルなギターのみながら圧巻と言えるようなものでした。
面白かったのは福田氏が自分はライブよりもむしろ録音派だと言っていたところです。
やはり録音派だったグールドを引き合いに出してましたが、様々な要因で完璧にできないライブよりも、むしろ自分の演奏はCDで聴いて欲しいし、できればハイレゾで良いオーディオで聴いて欲しいと言うことです。
ましてカーステでは聴いて欲しくない、と言うことでしたが遮音されたカスタムイヤホンと高性能DAPで細かな音のニュアンスまで聴けるなら、演奏者の意図に沿うのかも、とも思いました。
また、よく正論的にオーディオ聴くより生演奏が一番、と言ったりしますが、必ずしもそうとは言い切れないのではないか、ともちょっと思いました。
Music TO GO!
2017年06月24日
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