ジョン・ウエットンの逝去の報が入ってきました。安らかな最期だったとのこと。
彼は来日も多くU.K.、エイジアのほうがいきいきとしていたかもしれませんが、わたしはやはりジョン・ウエットンというとクリムゾンの名曲スターレスですね。グレッグレイク同様にどちらかというとやはりヴォーカルとしてのイメージが強かったと思います。
クリムゾン第1期の最後を告げるスターレスには、その始まりだったグレッグレイクの歌う宮殿のようなピートシンフィールドの歌詞のきらびやかなファンタジーに飾られた世界はなく、ストレートでストイックに星のない漆黒の闇をテーマに歌う世界の中で、ウエットンの深みのある声がフリップのもたらす破壊に救済を与えてくれます。だれがこれ以上のスターレスを聴かせてくれるんだろうかと思うと残念です。R.I.P.
Music TO GO!
2017年02月01日
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