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2016年08月04日

最安のRoonReadyデバイス?、 NanoPi Neo

Roonの良いところのひとつは、広い価格帯への適応です。ハイエンド機器だけではなくより低価格の機器でも高音質とシステムの柔軟性の両立を図ることができます。レンダラーに負荷を要求するDLNAとは異なり、RoonBridgeであれば再生機器の負荷が少ないからです。
そうした意味では昨年あたりからは$35のGoogleのChromecast Audioが低価格帯のRoonデバイスとして期待されていました(下記スレッド)。
http://www.computeraudiophile.com/content/713-geek-speak-nanopi-neo-7-99-high-resolution-audio-endpoint/
それが今年になってからはラズベリーパイ系に移行し、すでにうちのブログで記事に書いたようにIQ AudioやHiFiBerryなどで低価格帯のブリッジを使ってRoonを活用することができます。これだとHAT含めて$100前後です。
実際にPhilewebでハイエンドスピーカーを使用した試聴ではブリッジにラズベリーパイを使用しても十分な音質が得られることを確認できました。

ここで面白いのはComputer Audiophileに掲載されたNanoPi Neoです。
http://www.computeraudiophile.com/content/713-geek-speak-nanopi-neo-7-99-high-resolution-audio-endpoint/
これは端的にいうとラズベリーパイのようなワンボードコンピューターですが、小ささとわずか$7.99(800円前後)という価格の安さからは$5で話題となったラズベリーパイ・ゼロに近いかもしれません。しかしながらNanoPi NEOは標準でネットワークアダプタとフルサイズのUSB端子が採用されており、CPU(SoC)はクアッドコアの1.2GHz動作が可能なAllwinner H3でラズベリーパイ・ゼロよりもずっと高速です。

NanoPi-NEO.jpg
NanoPi Neo(画像はFriendlyARMサイトから転載)

システムソフトウエアはラズパイ同様にMicroSDにインストールします。面白いのはNanoPi NEOがLinuxをベースにしているため、上での記事のようにRoonのLinux向けのRoonBridgeが動作するという点です。
このNanoPi Neoは標準でネットワークポートがあり、標準のUSB端子(A - ホストポート)を使え、わずか800円前後と手軽な点でちょっと面白いオーディオ向け機器としての可能性があるように思われます。Roon以外でもいろいろと使えるでしょう。

購入は下記のFriendlyARMからですが、メモリを増やしたりヒートシンクを付けるオプションもあり、またDIYプロダクトらしくハンダ付けはあえてしないでくれというオプションもあります。
http://www.friendlyarm.com/index.php?route=product/product&product_id=132
ちなみにARM(アーム)というとプロセッサメーカーのことですが、(武器で)武装するという意味もあるのでフレンドリーという言葉とあえてかけている名称なんでしょう。現在上の記事の影響かやや混んでいるようです。
posted by ささき at 07:09 | TrackBack(0) | __→ PCオーディオ・ソフト編 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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