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2016年07月14日

Headroomの帰還

Headroomは長らく独自製品の開発を止めてましたが、ここに新製品を発表しました。据え置き型ヘッドフォンアンプのHeadroom Standardです。


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Headroom Standard (画像は上記ページから転載)

Headroomは"headphone.com"というアドレスでも推察できるようにこのヘッドフォンオーディオ、ポータブルオーディオ界隈の老舗と言えます。
バランス駆動ヘッドフォンアンプもHeadroomのBlockheadが始まりです。バランスプラグがなぜケーブル二本という変則的なものかというと、Blockheadが二個のアンプを物理的にくっつけたブリッジ構成だったからです。その後これがデファクトスタンダードになりました。
もともと「バランス駆動」という言葉は、私が2006年に下の記事を書いた時にHeadroomが使っていた"balanced drive"という言葉を日本語に訳したものです。

ポータブルアンプでもコンパクトで世界初のUSB DAC内蔵型ポータブルヘッドフォンアンプのBitheadあたりから大型まで幅広く手掛けていました。

しかしHeadFiを中心に盛り上がりを見せたこの業界ですが、一時期アメリカが不況の底になって創設者のアロハシャツで有名なTyll Hertsensが去り、新規開発は凍結されてきました。
古くからのファンにはそうした寂しい状況が続いてきたわけですが、新製品のHeadroom Standardをもってこの古巣に帰還した訳です。

Headroom StandardはHeadroom創設時のアンプの名称ですが、それをまた使用してやり直すということでしょう。
もちろんこのStandardは最新の平面型ヘッドフォから高感度イヤフォンまで広く対応できるように新設計され、それでいてスタンダードという名のようにシンプルにストレートに設計されているようです。機能もゲインとプリアウト設定など最小です。ダイアモンドバッファの採用も伝統のものだったと思います。
ただHeadroomというとクロスフィードが有名だったんですがこれは今回は省いたようです。さっそくブログのコメント欄でも突っ込まれてますが、回路設計をクリーンにするためということ。

Headroom Standardは期間限定で$299ということです。
そういえばしばらく前にJeremyがヘッドフォン祭の視察に来てたのを思い出しました。
Headroomの音はいわゆるアメリカンサウンド的な元気の良い音なんで、その元気良さの復活が楽しみです。
posted by ささき at 08:13 | TrackBack(0) | ○ ホームオーディオ全般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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