ラズベリーパイのオーディオ日記をもろもろメモ的に更新です。
* ラズベリーパイのオーディオ機器応用について
ラズベリーパイのオーディオ日記iについて、ラズベリーパイをオーディオに使うなんてそもそもどうなの?しかもこんな安いオーディオ拡張ボード付けて、という話もあるかもしれませんが、実際にラズベリーパイは普通のオーディオ機器のなかにもう入っています。しかも私が買うようなHAT DACがそのまま使われています。
たとえばよく知られているオーディオメーカーのBrystonは下記の新製品BDP-πではHiFiberry Digi+とラズパイをそのまま内蔵して、電源とかはオーディオ機器的な味付けをしています。
http://canadahifi.com/bryston-reveals-first-details-about-its-upcoming-bdp-%CF%80-digital-music-player/
またこちらのABACUSのプリアンプではラズパイとIQaudioのPI-DAC+がそのまま入ってネットワーク機能を付加しています。
http://www.abacus-electronics.de/146-0-Preamp+14.html
もうひとつあったかと思いますが、実のところこうしてきちんとオーディオ機器でも使われはじめているということがわかると思います。
* DAC+システムのアンプを変更
piCorePlayer+DAC+のシステムのアンプをPortaphile627以外にもいろいろ変えてみました。
iQube V5とも相性よく、Moderateオーバークロックでもいい感じでなります。iQuve V5はアナログ入力アンプとしても現在最高峰クラスだと思いますね。
Portaphileで感じたオーバークロック時の硬さもiQube V5だと感じないので、デジタルアンプだけど硬さが少ないって言うのはすごいと思う。
raspberry PI + IQube V5
またPortaphile MicroのMuses01バージョンとも組み合わせてみました。
この組み合わせだと627よりも現代的になると言うか、さすがMuses01で音場にしろ透明感にしろぐっと領域が広がる感じです。
ただいわゆるオーディオ的な滑らかさとか厚みはやはり627版が良いですね。
Raspberry PI + Portaphile Micro
こちらもModerateオーバークロック(900Hz)かPI2(1GHz)オーバークロックでも良い感じです。対するとPortaphile 627ではMildオーバークロック(800Hz)設定が一番良いように思います。
piCorePlayerのオーバークロック設定は強くすると音の押し出し感がきつめになっていき、行きすぎると煩くきつすぎるので戻すと言う感じでアンプに合わせて使ってます。
こうしてみると、アナログアンプを合わせた時のアンプの個性差の調整をオーバークロック設定でやっている自分に気がついて、自分でも興味深いところです。これはまさにコンピューターを背負ってないと出来ないことではありますね。PCオーディオではオーバークロックとかアンダークロックの効果についていろいろな我流理論がありますが、そのひとつという意味で言うとオーバークロックはイコライザー代わりっていう感じでしょうか 笑
Raspberry PI2のBCM2836プロセッサ(SoC)の出荷時周波数設定は900MHzですけど、直前までは800MHzで出す予定だったそうなので、どれが正解と言うことは結局のところはないと思います。諸々のトレードオフで決めるっていうのは結局のところなんでもおんなじかも。
* HiFiberry Digi+のシステムにL字(ライトアングル)アダプタ
従来のDigi+だとケーブルを付けた時にラズパイとMojoが直行してしまうので、L字アダプタを付けてみました。これでやや取り扱いはしやすくなりましたが、まだちょっとかさばりますね。。
Digi+とMojo
ちなみにDiGi+システムもいまはソフトウエアはVolumioではなくpiCorePlayerを使っています。
やはり音的にはこちらの方が良いように思えます。いまのところ。。
* mSATAドライブで大容量化
piCorePlayerでは普通はUSBメモリを使っています。128GBなのでわりと満足出来るのですが、500GB mSATAドライブとUSBケースでさらに大容量化をはかりました。
しかし、、これはいまのところ認識せず。(もちろんPCでは動作する)
おそらくラズパイのUSB電源容量の問題のように思えますが、OS都合かもしれません。今後も要調査。
* Moode OS 2.6のAP機能
うちの記事で書いてきたラズベリーパイのWiFiシステムはポータブルWiFiルーターが必要です。私の場合はいずれにせよhulu見たりApple Music聴くのでWiMAXルーターをいつも持っているのですが、そうでない人は困るでしょう。
ところがMoode Audioの次バージョンの2.6ではAPモードを備えると言うことです。これがあればポータブルルーターなどの必要なく、直でラズパイとWiFiシステムが組めそうに思います。要チェックですね。
http://www.computeraudiophile.com/f11-software/moode-audio-player-raspberry-pi-23858/index24.html#post526881
Music TO GO!
2016年04月20日
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