ここ数日購入してから毎日ヘッドフォンアンプのHD-1Lをずっと聴いてますが、これは別にエージングを進めようとしているわけではなく耳が吸い付いてしまったからです。この音の魅力はなんだろう。。
と、言うわけでエージングを待つまでもなくLuxman P-1と少し比べてみました。条件としてはPaganini NV(CDP) -> Python ->HD-1L / P-1-> L-3000です。
単体で比べるとP-1が音の広がりと中高域のクリアさでやや勝りますが、全体的な音の魅力ではずっとHD-1Lが勝ります。あのL-1が薄いものに感じられます。音の魅力というと抽象的ですが、音楽性と言ってもよいかもしれません。かといって味系の甘いアンプではなくて解像力も高いし上も下もきちんと伸びています。腰の強い低域と厚い中域、そして艶のある高域が広い音場にバランスよくまとまっています。L-3000の太い低域を見事に生かしてくれるのはとても魅力的です。
プリアンプを通してP-1につなぐとP-1はさらに光りますので、この条件ではかなりP-1は広い音空間とフラットさ、粒立ちの良い特徴がはっきりとします。HD-1Lはプリをつなぐとかえって音が膨らんでしまうので、HD-1Lはあきらかに直結がよいです。
(性能の良いプリの場合は直結しないことでの鮮度の低下というのはあまりないと思います)
ジャンルで言うとロック・ポップス・ジャズ系はあきらかにHD-1Lが大きく勝ります。クラシック・器楽曲はプリをつないだP-1だと直結のHD-1Lといい勝負です。GlasstoneのHPA-20あたりとはどうなんでしょう。
しかしHD-1Lと比べたP-1の大きさはいったいなんだろう、と思ってしまいます。無骨に見えるHD-1LもCDPなどにスタックして無造作に使うと、かえってプロ機材っぽいかっこよさが感じられます(^.^
Music TO GO!
2005年06月15日
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HD-1L
Excerpt: 現在、LUXMAN P-1をメインで聴いてますが、今更ながらHD-1Lが気になります。ここを見てみると、かなりいい感じに思えます。 実際に視聴してみないと何ともいえませんが、現在の最有力物欲候補..
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