ロックレジェンドの急逝が相次いでいますが、ELPのキースエマーソンが銃で自殺したというショッキングなニュースが今日飛び込んできました。この4月に来日公演も控えてたんですが、ニュースによると病気により右手の一部の指が動かずにキーボードを8本の指で弾かねばならないことでうつ状態にあったようです。
http://m.tmz.com/#article/2016/03/11/keith-emerson-death-suicide/
ELPといえば前に書いた吉松隆も「カバー」したタルカスもありますが、展覧会の絵をはじめ庶民のファンファーレやナットロッカー、ホウダウン、トッカータ、聖地エルサレムのような現代音楽やクラシックのカバー(アレンジ)曲が多いのも特徴です。プログレは端的にクラシックのロックアレンジのように言われることもありますが、実のところ他のメジャーバンドではこうしたアプローチは意外とないですね。
ELPというよりキースエマーソンのそうしたクラシック志向の集大成はWorksのキースのソロパートで作曲した「ピアノ協奏曲第一番」でしょう。ロックミュージシャンが普通のクラシックの曲を作曲するというアプローチは話題となりました。
ここではそのキースの曲を逆にクラシックの演奏家が「カバー」したバージョンをいくつかあげます。キース演奏の原曲とはまた違った味わいがあります。いずれにしろこの第二番をもう聴くことはできないのは残念なことです。R.I.P.
黒田亜樹(タルカスもカバーした)
Regina Strokosz - Michalak
Jeffrey Biegel(冒頭にキース本人が出ています)
Music TO GO!
2016年03月12日
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