いまRoonではRoonSpeakersの名称変更を検討中と書きましたが、その過程で全体的な名称整理の書き込みが昨日のRoon labs COOの書いた記事にありました。
決定稿ではありませんが、Roonもボトムアップ文化で名称はいろんな使い方をされてるので、暫定案ではありますが整理のため転記しておきます。
まずControl Apps / Core / Outputs(Endpoint)という分け方ですが、必ずしも明確なモジュールに分かれているわけでもないようです。下記で書くCoreあり、Coreなしは実際にバイナリがあるかないかというより有効無効といったほうが良いかもしれません。
ただコンセプトとしてはいままで書いた説明と同じです。
- Roon labsのソフトウェアの名称
Roon (オールインワン)
* 基本的なRoon、通常のPCにインストールするもの、ライブラリ含む(coreあり)
RoonRemote (Control App + Outputs (もしあれば))
* Coreなしの2台目以降のPCやタブレット
RoonServer (Core + Outputs)
* RoonServerとは首なしでリソース消費を軽く作った常駐版です。ラズベリーパイなんかは作るとするとこれになるでしょう。
RoonBridge (Outputs)
* RoonReady機器のための「ファームウエア」相当だと思います。
- メーカー提供の出力機器側の名称
(例えばAuralic Ariesとか、認定USB DACなどでしょう)
RoonReady Audio devices (Networked output devices, RAATを実装したもの)
Roon Certified USB devices (Roon上で動作が確認できたUSB機器)
- メーカー提供のサーバー機器(Roon coreが搭載されているもの、Outputも装備可能)
(SOtMのsMS-1000 SQなどのことだと思います)
Roon Core Certified Devices (Roon 側もこの機材のことを気に留めて将来の更新も行う)
Roon Core Capable Devices (Roonが今は動作するが、将来的にはわからないもの。
例えばARM, Intel Atom, J1900 ベースのデバイス)
この辺の機器アップデートはAndroidっぽい感じがします。ある意味「オーディオ機器のOS」みたいなのがRoonと言うこともできるかもしれません。
これらはまだ確定したわけではないので念のため。
Music TO GO!
2016年01月26日
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