HaedphileのLarryさんに頼んでいたGRADO HP-2のバランス化がようやく到着しました。やはり11週間くらいかかりましたね。
ケーブルはBlackGoldで頼みました。もともとはBlackSilverだったのですが、そのときは少し高い方にシフトしていたのですが、BlackGoldでは見事にバランスがよく重心が低くなりました。HP-2ってこんなに低い方の重み・力感が表現できるのだと思いました。ただ音の広がりがバランス駆動としてはいまひとつです。ここはちょっと様子見で。。
また、かなりウォームさが付加されて、全体にとても有機的というか音楽的に素晴らしいという感じです。それでいて高域はきつさが抑えられています。
ただそうした分析的なコメントは聴いているうちにどうでもよくなってきました。ピアノやヴァイオリンの音色はただ美しく、K701のお株を奪うかのようです。ハイスピードな曲運びは聴いていて高揚感をもたらします。
HP-2はモニタライクに言われることもありますが、もともとこうした音楽的な素養を持っているともいえます。
HPA-1もそうですが、さすがJoe時代のGRADOはそつなくハイレベルです。
しかし、CD3000といいHP-2といい、一昔前のハイエンド機にこうして少し手を加えると現行機よりも素晴らしい魅力を見せるというのは考えさせられるところもまた、大きいですね。
Music TO GO!
2007年05月30日
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しかも考えたら、すんごいラインナップ(@@;
それとこうしたセミビンテージものってなかなか興味をそそらせてくれます。ヘッドホンにも歴史あり、という感じですね。