わたしも最近は仕事で中国の人と接することが多くなりました。そうした中でいろいろと考えを新たにすることもまた多々あります。
みなさんは中国製品というとなにを思うでしょうか?
最近HeadFi界隈をにぎわせている中国製オーディオがいくつかありますが、この中国製イヤホンのYUIN PK1もそのひとつです。本日到着しました。
これについてはまず写真を見ていただくと分かると思いますが、カナルとかではなくiPodの標準でついてくるような普通のイヤホンです。
と、いいますか標準イヤホンより見た目がよくないので、いつもの一眼レフではなくコンパクトデジカメの画像で失礼します(笑)
とうとう、わたしも今年前半に金を使いすぎて100円ショップの中国製イヤホンのレビューしかネタがなくなったのか?
いや、なんとこれ価格は$139(約1万6000円)もします! なんとオーテクのチタンを使ったCM700Tiなみです。これは。。
ここが第一の驚きです。
次に驚く点、まずnano+Tomahawkにつけてみましたが、low gainだとまったく音量がとれません。hi gainにしても12時くらいになります。それでも完全に駆動できてない気がします。
実はPK1はインピーダンスがなんと150Ωもあるのです。(スペック上は150 +/-20Ωと表記)
そのためホームページにはヘッドホンアンプか高出力のDAPが必須と明記されています。
イヤホンって普通は16Ωか32Ωです、というよりいままでそれ以外のものを知りません。これは。。
もうこの辺でただものではないとピンと来る人もいるかもしれません。
わたしも気になってHead-Fiのスレッドを読んでみたときに、え?なんでER-4SとかK501と比較しているの??MX500とかCM7と比較するんじゃないの??、と驚いてしまいました(笑)
あとで詳しく書きますが、PK1はいろいろアンプを換えて相性を見なければいけません。
聴いてみてまずおどろくのはイヤホンらしくない低域の豊かさです。こうしたイヤホンってたいてい高音がきんきんとして高い方に音がシフトしていますが、PK1は重心が低くバランスよく感じます。音の広がりや重なりの立体感もかなり優れています。少し鳴らすとかなりクリアになってきました。
インピーダンスのせいか、タイトでかっちりしていますが、まだ箱から出したばかりなのでエージング不足による甘さを感じます。かなりエージングも必要そうです。
nanoで直接つけてみるとボリュームの95%くらいでなんとか音量は確保できますが、割れてしまってよくありません。はっきり言ってアンプ必須です。ER-4Sよりきついという印象ですね。
しかもフルサイズポータブルのSM4とかSR71につなぐとリニアに音が良くなるのが分かります。こ、これは。。
PK1はイヤホンなのでカナルのような装着や音鳴りに関する違和感もありません。ただ遮音性と音漏れは譲ってしまうことにはなるでしょう。
明日少し外出しますので外でも試すことが出来ると思います。ほかの注文納期とか細かい点やアクセサリーも後日アップします。
どうでもいいけど、これは予想以上に難物です。安易にnano+小型アンプでポータブル向けという考えは甘かったかも。。さてPK2も考えねば(笑)
Music TO GO!
2007年05月26日
この記事へのトラックバック
散歩や近所の買い物のときにiBasso T1やMiniBox-Dと組み合わせて使おうと思って買いましたが、音がよいので家でも結構使ってます。
しかもジャジャ馬・・・(^^;)コワイ
手間がかかるほどかわいいとも、、(^^
なるほど、これは怖くて当分は100円ショップにいけません(笑)
たしかに暑苦しくないのでいまからの季節は家で聴くのにも良さそうですね、これは。