最近は"DoCoMo 2.0"というドコモのCMをヘビーローテーションで流しています。これは"Web 2.0"をもじっているわけですが、新しく変わったドコモです、といいたいわけでしょう。
Web 2.0というのは聞いたことがある人も多いと思いますが、特定の規格のことではなく、とくにここ数年で変わりつつあるインターネットの状況を次の段階に来たと抽象的に捉えた言葉です。2.0ということばを新世代と読み換えてもいいと思います。Web 2.0についてはこちらに解説ページがあります。
http://www.sophia-it.com/category/web2.0.jsp
Web2.0をもじってxx 2.0というのは一昨年くらいから言われはじめた言葉なのでいまでは新しい言葉というわけではありませんが、それだけWebやITだけでなくいろんな分野に応用しやすくなったとは言えるでしょう。
たとえばヘッドホンの世界というのはすいぶん前からあるわけですが、特にここ数年での変化が大きいと感じている人も多いと思います。iPodを中心としたヘッドホン人気からはじまって、ハイエンドヘッドホンショウの開催やブログでの盛り上がり、そしてオーディオアクセサリー誌などでの定期的な特集など、数年前からヘッドホンをとりまく流れというのは以前とは変わってきたと思います。
Web 2.0で中心となることのひとつは上のリンクのページにもあるようにユーザーが発信(参加)する側に回ったということです。このへんはブログ文化を象徴的に捉えて言えます。
また数は出ないけれども多様性のある商品ミクスのロングテイルの法則にあてはまるようにポータブルアンプや交換ケーブルのような従来は切り捨てられそうな商品が、(徐々にではありますが)大きな価値を持ちつつあります。
この新しい潮流をHeadphones 2.0とも呼びたいですね。
こうした多様性とか変化がさらに良い刺激を生んでますます面白い方向に行くことを期待したいものです。
Music TO GO!
2007年05月24日
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