今年も上野の水上ホールで開催された「ノルディック&ケルティック ミュージックパーティー2015」略してノルケル15に参加してきました。これは北欧とアイルランドの伝承音楽を日本人バンドが演奏するミュージックフェスです。午後1時頃から6時頃まで10のグループが演奏していきます。
こちらにイベントのホームページがあります。以下の動画は公式動画です。
http://nordicceltic.blogspot.jp/
また昨年のブログ記事を下記リンクに書いてます。
http://vaiopocket.seesaa.net/article/399489752.html
伝承音楽なので普通の人はまず見たことのない楽器のデパートみたいになるのが面白いところ。指穴のない謎の横笛(ノルカルTOKYO)や、古代の楽器を思わせるカンテレや音色のきれいなハンマーダルシマー(小松崎健&あらひろこ)などなど。スエーデンのニッケルハルパ(Johansson Sagaの一番左)などはこの場に来るとメジャーな楽器になるほど。
ノルカルTOKYO - Selje Halling
小松崎健&あらひろこ - Orphan, Mist Covered Mountain
伝承音楽なのでアイルランドのオ・キャロランなど有名作曲家のものがベースにはありますが、日本で独自発展して日本語歌詞がついたりして発展していくグループがあるのも面白いところ。そういう意味でも今年はJohansson Sagaが特によかった感じです。曲もドラマティックでよかったんですが、アイリッシュのヴォーカルはああいう風に力強く気高く歌ってほしいという感じでしたね。またフィドル(バイオリン)はまだ子供ですがなかなかしっかりした演奏。次がまた楽しみです。
Johansson Saga - でげでげ
Johansson Saga - 船上の薔薇
上野の水上ホールは半野外なので音楽に鳥の声がかぶって聴こえるのも面白いなぁ、と思ってたら聴こえるどころか全力演奏してるステージに鳥がはいってきたりします。鳥にとっても嫌な音ではないんでしょう。まさにearthyというか土の香りのするイベントではありました。
小松崎健&あらひろこ - カンテレと鳥の声の合奏
会場全景
Music TO GO!
2015年06月27日
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