GW期間中は日差しも暖かく夏を感じさせる日が続きました。
昼間家にいたときに近隣もいないので気持ちよくスピーカーから存分に音を出してオーディオを楽しんでいましたが、、
暑い。良い天気とはいえなぜか暑い。ちょっとクーラーを入れてもまだ暑い。
気がつけば目の前にこうこうと輝く6本のEL34が。。うむ、これではまさにクーラーをつけながらストーブをたいているようなものです(笑)
ここしばらくユニゾン・リサーチの真空管プリメインアンプのS6を使ってきたんですが、さすがにこれからの季節は真空管アンプはいささかきつすぎるので、ひさびにLINNのアンプを持ち出してきました。
あまりスペースがないので、GS-Xをプリに使ってパワーアンプのKLOUT(クラウト)だけ使おうという魂胆です。(ただしKLOUTの入力はアンバランスのみです)
つまり:
*LINN IKEMI - デジタル -> *PSAudio DLIII - XLR -> *GS-X - RCA -> *LINN Klaut -> *Dynaudio SP25
実際に音を出してみると、ぱっと聴きはやや音がブライトで硬めと感じます。
まあいままでプリで使っていたLINNのKAIRN(ケルン)と比べてということなんで相対的とは言えるかもしれません。ケルンはかなり柔らかく空気感のあるプリの筆頭ですからね。真空管の権威である上杉さんが雑誌のレビューでケルンをほめていたことでも分かります。
しかしプリアンプでずいぶん変わりますね。DACも変えているわけですけど、このシステムだとLINNサウンドという感じではないです。
とりあえずそこから離れて評価してみると、プリとしてのGS-Xは解像感はかなり高くて音のメリハリはかなりついています。またノイズフロアはだいぶ低くて良好な感じですね。性能という観点からは文句ないかもしれません。
しかしスピーカー向けの音というより、やはりヘッドホンで聴く音という気もします。やはりヘッドホンアンプはプリにも使えるとは言ってもヘッドホン向けの音というのはあるかもしれません。
ただDLIIIを192モードで使うとその感覚はやや緩和されるようになりますので、一概にプリだけとは言えないかもしれません。この辺はまだちょっと詰めていきます。
やはりトータルの音作りでスピーカーシステム、ヘッドホンシステムというのを作っていくということはあるでしょうね。
それと細かいところだとGS-Xはプリアウトのオンオフがないのでヘッドホンとスピーカーの両方を切り替えて使うときに不便です。KLOUTはパワースイッチがあるのでいいですが、常時通電のパワーアンプだといささかやっかいかもしれません。
Music TO GO!
2007年05月10日
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この前聴いたのはなかなかいい音でした。