マニアックな凝りようで知られるバーソン製品をお求めやすい価格で販売がなされます。店頭価格は6万を切ると思います。
アユートではAKシリーズでオーディオに興味を持った方に、家でのヘッドフォンリスニングを提案するという形でBurson Audioの販売をするようです。AKシリーズは高音質でかつ高機能ですから、外だけで使うのはもったいないですね。AKシリーズを核としたオーディオシステムと言うのがあっても良いと思います。AK第2世代ならば、無線でNASやPCとも接続できますし、USB DACとしても活躍できます。
BursonはHeadFiでもよく見かけるオーディオマニアに支持されるオーディオブランドです。もともとがオーストラリアのオーディオコミュニティがあって、その代表者がMark Bursonという人だったのですが、オーディオマニアがほしがるような製品をみんなで作ろうということでできたのがこのBursonブランドです。ですので、製品はマニアック志向で、最短の信号経路の追求、オペアンプをきらったディスクリート回路設計や強力な電源が特徴です。
BursonはHA160というヘッドフォンアンプで一躍有名となりましたが、シンプルイズベストを実践して信号経路にわずか部品を21個として設計を一新したプリ・ヘッドフォンアンプがSoloistです。そのプリ機能などを取ったヘッドフォンアンプ専用バージョンがSoloist SLです。
普通はDAC付きのヘッドフォンアンプをお勧めしますが、Astell&Kernをお待ちの方はすでにAstell&Kernが良いUSB DACとしても機能しますので、ヘッドフォンアンプ専用機を買った方がムダ感がなくてよいかもしれませんね。
特にパワーが強力なので、最近はやりの平面型ヘッドフォンでも鳴らせます。日頃はイヤフォンだけという方にも、ハイエンドヘッドフォンの性能と高い再現力の世界を手に入れやすくなったと言えるでしょう。
聞いてみるとたしかにベールを何枚かはがしたような、生々しい音再現です。またHD800であっても、ベースがかなり深く絞り出されるように迫力のある再現力を聴かせてくれます。
AK240とパッケージに付属してくるケーブルのシンプルなシステムでもわりと良い音で聴くことができます。上の写真ではミニ/RCAアダプタを別に追加していますが、ケーブルは付属のものです。このケーブルは付属品にしては悪くないです。
なおケーブルについてはORBさんと共同でミニ-RCAケーブルを用意するようです。
ヘッドフォンでは平面型HE560を軽々と鳴らし、HE560がダイナミックに透明感高く音楽を再生します。さすがパーソンだけあってコスパ良い音質です。
安くて音質の良いヘッドフォンアンプを探してた人にオススメです。