Music TO GO!

2007年05月02日

真空管アンプ on the GO !

今日はさっそく、真空管アンプを外に持ち出すという快挙?を通勤に持ち出して試してみました。
昔カーラジオが真空管だった時はいろいろと問題があったということですが、われわれiPodオーディオ人類には未体験ゾーンに突入です。

millett5.jpg

さて、一番懸念される外で動きながら使った時のマイクロフォニックですが、今日の通勤で使った限りでは、そういつも鳴るものではありません。
バッグをがさごそやってなにか金属のものとかチャックとかにあたると軽くキーンと鳴ります。ただし普通に歩いていてもキーンとは鳴りません。でも駅前でのダッシュ(笑)のときにはバッグの中でなにかにあたるとやはり軽くマイクロフォニックが出ます。ダッシュの振動自体ではおきないですね。
つまり少々揺らしてもOKだけど、硬いものが触れる、こすれるとキーンとなるというわけです。
付属しているゴムの板はiPodをクリックしたり、HDの動作を伝えないためということかもしれません。もともとボディを金属ではなくプラスチックにした方が良かったような気はします。

本体が硬いものに触れなければ良い、というのが分かったので帰りにレッグウォーマーの小さいものみたいなサポーターを買って、スポっとアンプにかぶせたところかなり改善されました。
プラグの抜き差しはもちろんだめですが、直接アンプをたたいてもあまりキーンとは鳴りませんし、バックの中でキーンとなることもなくなりました。

ほかに細かい点ではボリュームが軽いのでずれ易いというのがちょっと難点です。本体はそんなに重くないので携帯で問題になるということはありません。
あと前に書きましたが熱くはなりません。

音的には低音はインパクトフルで楽しいと感じるようになりました。音は柔らかいけどスピード感はあってノリがいいですね。豊かな音の広がりとあわせて全体にかなりダイナミックで「ハイウェイスターチェック」をしてもなかなかいけます。

弦楽器は相変わらず良いです。ただ真空管としてはやや硬めではあるかもしれません。高域も曲によって少し尖ることはあるようです。まあこの辺もミニチュア管よりさらに小さいサブミニ管ということで制約はあると思います。
マイクロフォニックも一般的な真空管はこんなに拾わないと思いますが、なかなか真空管をこのパッケージに詰め込むというのはむずかしいものなのでしょう。

いずれにせよXOのときは性能的には認めるけれども、個人的には..と口ごもったことの裏返しがここにはあると思います。
マイクロフォニックとか歪み感とかフラットさを云々するまえにわたしはこれ、かなり好きです。
posted by ささき at 21:30| Comment(13) | TrackBack(0) | __→ Millett Hybrid Portable | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
是非とも聞いてみたいですね。
特にキーンをd( ̄  ̄;)<ぉぃ
Posted by rabbitmoon at 2007年05月03日 02:18
なんか楽器の代わりに使えるんじゃないかと思ってきました。たまにリズム良くいれてやるとDJリミックス風になります(^^
Posted by ささき at 2007年05月03日 22:52
ささきさん。お久しぶりです。

以前何度かこちらのほうに書き込みをさせていただいたうまです。

SR-71、Nordost Heimdall iKable,ER-4Sで、美音を楽しんでおります。

今日、臨時収入がありましたので、ついついMillet Hybridアンプ(Toddさんちから)と、MAHAの9.6V230mAh4本(Thomas Distributingから)を発注してしまいました(苦笑)

Milletなんですがアダプタが110V仕様とのことですが、私自身は西日本在住ですが普通のコンセントからの充電や充電しながらの使用は難しいのでしょうか?ご教授下さい。

今からかなり楽しみなうまです(笑)
Posted by うま at 2007年06月12日 10:35
うまさん、はじめまして。
西日本在住のSulcataです。
私は九州ですが、MillettHybridは何ら問題なく使えます。ご安心ください。
いい音してますよ。チィーンも一緒に楽しんで下さい(笑)
Posted by Sulcata at 2007年06月12日 22:13
Sulcataさん、はじめまして、うまです。

早速のご返事ありがとうございました。

6月12日午前中に注文。その日のうちにShipping,今日Fedexでトラッキングをかけたら、もうKIXで通関を済ませてました。

今日の夕方もしくは明日の午前中着、という感じでしょうか。

楽しみにしています。

ブログ、拝見させていただきました。

私もCardas Mini-Mini,CableProのEarcandy,Panorama,Nordst Heimdall iKableのラインアップがあるのでinnterconnectをいろいろつないでみて気に入る音を探して行こうと思っています。

また、物が到着したらコメントします。

ありがとうございます
Posted by うま at 2007年06月14日 13:16
Sulcataさん、うまです。

本日の昼頃家にFedExよりぶつが到着していました(笑)

午後5時からバッテリーをチャージしながら視聴しています。今のところiRiver H10==>Nordost Heimdall iKable==>TTVJ Millet Hybrid==>ER-4Sの組み合わせで聞いています。

確かに最初は少しとがった感じがしていましたが暫くするとほんと、いい音になってきますね。
エージング、結構時間がかかりそうですが気長にやっていこうと思っています。

ノイズフロアは結構低いのでいいです。さらに、音場感は、SR-71より広いのでは?という感じを受けています。

まだburn-inの途中ですので偉そうなことはいえませんが、、、、

マイクロフォニックも筐体をたたいてみて(もちろん軽くですが)確認してみました。本と、面白い音しますね(笑)

これからの変化が楽しみです。

ではでは
Posted by うま at 2007年06月15日 21:13
到着おめでとうございます。
たしかにこれ、けっこう思っていたよりも良い音がする、という感じです。楽しんでください。
Posted by ささき at 2007年06月15日 23:28
ささきさん、早速のコメント有難うございました。

今も当直勤務中ですので(笑)、そのままburn-inを続けています。

少し、interconnectを交換して色々と楽しんでみました。

cardas mini-miniですが、情報量が少なくなってしまっている感じで常用は少し厳しそうです。ただしケーブルの取り回しがいいので、移動時には役立ちそうです。

CablePro Earcandyは、まずまずの音質ですがシンバルなどの鮮明さにかけますね。

同Panoramaにすると、情報量が増え音像をきっちり結びます。しかしいかんせんケーブルの取り回しが「超」がつくぐらい悪いです。DAPもしくはAmpのLine Inのどちらかが長期使用で行かれてしまいそうで少し怖いです。

Nordost Heimdall iKableは、情報量、音像、質感共に問題ないです。後ケーブル自身が細いので取り回し上はそれほど大きな問題はないです。ただしケーブルの長さがそれなりに長い(30cm強)ですので移動時の使用はかなり難しそうです。

結局、常用使用はiKableになりそうです。

さて、TTVJ Millet Hybridを使うまでのSR-71と比べてみて、やはり弦楽器の生々しさは全然違いますね。チェロやバイオリンのソロ部分の入っている曲を聴いているとBurn-in中であるにもかかわらずうっとりしてしまいました。まだまだ硬さがありますが時間と共に良くなってゆきそうです。Burn-inが済んでも火を入れてから暫くの音の変化を楽しんだり、いろいろなことが出来そうです。あと自然に広い音場。SR-71もかなり広いと思っていましたがそれ以上に抜けている感じです。

これからのアンプの使い分けですが移動時(歩いたりする時)はSR-71を使うことになりそうですが、座って当直業務中などに使う場合はTTVJ Millet Hybridがメインになりそうです。

Headroom Microampも持っているのですが、、、こちらのほうはノイズフロアが高いことと、電池消費のスピードが速い(006P/2本を12時間少々で使い切ってしまいます)ので、MAHAを使っているにしても少し厳しいかなと思っています。なにかの時のサブということになりそうです。

つれづれを書いてしまいましたが、、、

TTVJ Millet Hybrid Ampを紹介してくださったささきさん、コメントを下さったSulcataさんに感謝します。
Posted by うま at 2007年06月16日 00:00
うまさん、Millett Hybrid到着おめでとうございます。
interconnectでかなり音が変わりますよね。headphoneとの組み合わせで違う音質を楽しんだりするのも"あり"かと思います。
長いケーブルは短くして使ってしまう、っていうのはどうですか?私のRnB BlackDiamondは3本になってしまいました(笑)
Posted by Sulcata at 2007年06月16日 13:34
Sulcataさん、うまです。

早速のご返事ありがとうございました。
今もburn-inを続けていますが、弦楽器については独特のやさしい「空気感」みたいなふわっとした感じがあって結構好きです。それがどんどんburn-inで広がってきているようです。これが真空管の音かな?なんて思いながら聞いています。

さらに低音もささきさんがおっしゃるようにタイトになってきています。量感はSR-71と比べるとかなりあるようです。

これほどドラスティックにburn-inが進んでいくとは思ってもみませんでした。

先ほど、物は試しに、と思ってSR-71との聞き比べを行ってみたのですが、SR-71のほうが音像がぼやけているような感じさえ受けてきました。ほんとに自分の耳は大丈夫なのか(苦笑)

さて、長いケーブルを短くしてしまって、とのことなんですが電気工作をしたことがない(苦笑)自分としてはいささか難しいのではないか?と思ってしまったり、物の本を読んでいると一定以上ケーブルを短くすると帰って音質が悪くなる?みたいな事を読んだことがあるのでそのまま使っています。

実際のところはどうなんでしょうか?

ここ2年ほど携帯オーディオにはまるまではオーディオというのは原音に忠実なほどいい、とか思っていたのですが原音の再生というのは時間、場所、その時の自分の心境(心理状態)などを含めてほぼ無理に近いのではないかな、と考えています。その上で、オーディオ機器はソースを再生する「楽器」としてinterconnectも含めてとらえて、とんでもない状態にしない限り自分の気持ちいい音を探していこうという風に考えるようになりました。
作曲家や指揮者、演奏者がこめたメッセージを自分なりの解釈をして、再生できればと思っていろいろと探っているという状態です。

えらそうなことを書きましたが結局オーディオ機器を買うしゃっちょこばった理由付けみたいなもんですが(苦笑)

Millet Hybridでまた、新鮮な気持ちで音楽を聴いています。

またまた取り留めのない話になってしまいましたが、、、

ではでは
Posted by うま at 2007年06月16日 19:01
だいぶ楽しまれているようですね。
Millett portableはたしかに性能もよいんですが、それだけでないものがあるということも教えてくれますね。
ポータブルオーディオというと小さな世界ですけど、これだけいろいろ楽しめるというのはなかなか侮れない魅力を持っていると思いますね。
Posted by ささき at 2007年06月17日 12:27
ささきさん、うまです。

burn-inしながら、やっと1回目の充電になりました。ホント、いい音です。SR-71はここのところお休みしてもらっています(笑)
内蔵のバッテリーはリチウムイオンなので完全放電してしまうと死んでしまうはずなので、40時間という時間にこだわらずにそれに近い感じで音の足腰がひょろひょろしだしたときに充電を開始しました。

充電には約2時間程度かかっていました。

かなりきわきわまで使って、RSA SR-71見たいに突然音が出なくなるとか、そういう事ってMillet Portableの場合はあるのでしょうか?

オーナーの皆さん充電、どの段階でしているのかな?と少し気になったので書き込んでみました。

ではでは
Posted by うま at 2007年07月01日 11:06
そうですね、SR-71とは一長一短あるのでまたしばらくしてSR-71を聴くとまたいいところが分かるかもしれません。

わたしは使っている途中でなくなるといやなのでたいてい早めに充電していますね。
Posted by ささき at 2007年07月01日 21:19
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