Music TO GO!

2014年04月24日

Geek Wave 目標額達成と詳細情報

LH Labsのクラウドファンディング開発によるポータブルオーディオ機器であるGeek Waveが無事目標額を達成しました。
Geek Waveはindiegogoでキャンペーン中です。indiegogoはKickstarterと違ってPaypal払いです。
https://www.indiegogo.com/projects/geek-wave-make-your-smartphone-s-sound-sound-better#home

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Geek Waveについてはいままでで一番仕様不確定のところから開始したので、当初は混乱がありましたが、いまでは下記の仕様にほぼ落ち着いているようです。いまはAdd On(オプション)の追加策定をフォーラム(Geek Force)で話しているところです。

Geek Waveはひとつのデバイスで2つのモードがあります。それはStreamモード(DACモード)とDAPモードです。またStreamモードしかないモデルをGeek Wave-Sと言います。
StreamモードはスマートフォンからUSB経由でデジタル信号を受けるもので、スマホのUSB DACとなるモードです。
DAPモードは内蔵のメモリ(256GB)に格納した音源を再生します。本体には5つの物理ボタンがあります(Play/Pause/Previous/Next/Volume Up&Down)。Geek Waveだけで使うときはあたかもiPod Shuffleのように使います。ただしこのDAPモードのときにスマートフォンにBLE(Bluetooth LE4.0)で接続することができ、そのスマホの上のアプリからプレイリストや楽曲操作が可能です。DAPモードのときはUSB接続は不要であり、無視されます。
本体には物理ボタンのほかにLEDがあって、充電状態とPCM/DSD入力の確認ができます。またバッテリーを内蔵しています。バッテリーが外せるかどうかはユーザー投票で決まります。またスリープモードもあります。

PCと接続するとUSB DACとUSBマスストレージの両方としてPCから見えます。ここでDAPモードの楽曲転送ができます。また充電もなされます(このときにスマートフォンが接続されていればスマートフォンも充電されます)。
スマートフォンと接続すると、Geek WaveはUSB DACとして見えます。またスマートフォンに給電することが可能です。(おそらくバスパワーではなくセルフパワーとして認識されると思います)

また注目のオプションですが下記のものがユーザー投票で策定中です。

SDXC拡張スロット
Bluetoothレシーバーとしての機能
内蔵メモリの追加
一行LEDディスプレイの追加
交換可能なバッテリーのデザイン
第二の出力ポート(Line out?/SPDIF?)
ヘッドフォンのバランス出力
電池容量の増加
デュアルモノ構成(デュアルDACも含むと思います)
フェムトクロックオプション


ちなみに標準のDACはES9018K2Mだったと思います。
ポータブルでフェムトクロックってすごいですが、オプション全部載せならどんなモンスターになるのやら。

ただGeek Waveは納品時期が決定されていませんので念のため(まあXinみたいにはならないと思いますが)。
posted by ささき at 21:21 | TrackBack(0) | ○ ポータブルオーディオ全般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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