Music TO GO!

2014年03月07日

BitPerfect2.0とハイブリッドDSDフォーマット

Macの高音質音楽再生ソフトであるBitPerfectが2.0アップデートされました。このポイントはハイブリッドDSDという形式でiTunesライブラリ内でDSD音源を管理できることです。
この辺は前の記事に書きました。
http://vaiopocket.seesaa.net/article/385973395.html

上の記事では「ただどうやって埋め込むかは書いてませんので、続報待ちではあります。」と書きましたが、その手法が分かりました。
下記のDSD Masterというソフトを用いて作成するようです。
http://dsdmaster.blogspot.ca/p/bitperfect-introduces-hybrid-dsd-file.html?m=1

これはDSD音源を読み込んで、DSDからPCM変換したPCM部分とDSDオリジナル部分の二つをAppleロスレスにエンコードするという仕組みのようです。これがHybrid-DSDになるわけですが、通常ではPCM部分が再生されます。
ファイル名はmyfilename.DSDh.m4aのように.DSDhが挿入されることで区別できます。(これは単に識別のためでDSDhを手で削っても問題ありません)

PCM版を作る際に44-352kHzまで44k整数倍の範囲でサンプリングレートも指定できます。変換品質にも自信ありということ。AIFF, WAV, FLACにも変換できるということですので、DSD-PCM変換ソフトとしても使えるのかもしれません。

ちなみにBitPerfect2.0ではエンジン部分も改良されてプラグイン対応になったようです。
posted by ささき at 08:43 | TrackBack(0) | __→ DSD関連 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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