Macの音楽再生ソフトであるBitperfectが次期2.0バージョンからDSD再生に対応します。下記Bitperfectリンクに詳細が書かれています。
http://bitperfectsound.blogspot.de/2014/01/dsd-is-coming.html?m=1
興味深い点はiTunesを拡張するタイプのBitperfectがDSDを認識しないiTunesライブラリをどう使ってDSDを格納するか、です。
BitperfectではハイブリッドDSDファイルという形式を提案してます。これは一つのファイルにPCMデータとDSDデータを両方格納するという方式です。これはAppleロスレスファイルにメタデータとしてDSDデータを埋め込むというものです。つまり一つのファイルがPCMとDSDの二つのデータを持つことになります。ただどうやって埋め込むかは書いてませんので、続報待ちではあります。
ちなみに彼らがこの前に試行錯誤した例ではマルチチャンネル形式ファイルのマルチチャンネルトラックに埋め込むっていう方式も考えたそうですが、これはいくつかの機器との相性でうまくいかなかったということです。
同じくiTunesを使用するPure Musicは煩雑なブックマーク方式を使ってDSDファイルを管理してます。またstefツールなどを使ってWAVにDSDをDoPエンコードして埋め込む方式もあります。いずれにしても厄介なものです。
これはiTunesの功罪というか、iTunesの呪縛のようなものではありますが、願わくはAppleがDSDやらFLACをきちんとサポートして欲しいところです。
Music TO GO!
2014年01月24日
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