Windows向けの高音質の音楽再生プレーヤーソフト、HQ Playerが最新の3.1.3から拡張倍精度である80bit演算に移行しました。いままでもAurdirvanaなどとともにHQ Playerは率先して内部的に64bitの倍精度演算を採用していたんですが、これでも精度は足りないということでさらに80bitの拡張倍精度を採用しました。
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これはDSD256とか768kHzのような処理をする場合に必要か、と質問したところ、そうした高精度の演算を大量に行った時に生じる丸め誤差の蓄積がわずかだけれどもデジタル出力の解析で検知できるからだそうです。つまり理論上の予測値に実際の結果をマッチさせるためとのこと。
ハイエンドオーディオのアナログ回路ではこれでもか、という感じで細かいところも徹底して音質向上を図ってるんですが、ソフトウエアの世界でも同じことというわけですね。
Music TO GO!
2013年10月10日
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