私も投資しているクラウドファンディング開発によるUSB DAC、Light HarmonicのGEEKですが、下記リンクの開発ブログに数値測定してライバルとの比較データが掲載されています。
http://mustgeekout.blogspot.jp/2013/09/geek-vs-others-v2.html?m=1
GEEKはOutput VoltageからするとSuper Duper GEEKを使用していると思います。 (Super Duper GEEKは「心底からオタク」みたいな意味ですね)
DragonflyやMeridian Explorerと比べた場合、出力インピーダンスが大幅に低く、THDもDragonflyに対して低くなっていますね。またSNが少し優れています。GEEKはライバルに対して数値的にも優れているということが分かると思います。
ただし、Light Harmonicはポータブルやヘッドフォン系のメーカーではないので、はじめGeekの出力インピーダンスは10オームくらいでいいだろうと思ってたふしがあるのですが、わたし始めいろんな人が文句を言ったのでいま0.47オームまで出力インピーダンスを下げてくれました。
我々は投資者なので文句を言う権利があるのですが(笑)、クラウド(crowd=大衆)参加型の開発として、みなの意見を取り入れてくれながら開発するという面白いモデルではないかと思います。技術のことは開発者が一番知っているわけですが、使うのは我々ですから、すでにあるヘッドフォン文化を理解するうえでも有効でしょう。
またiPadとの接続も行ったようです。再生可能と言っていたので、GEEKがUSB オーディオクラス2(標準ドライバ)ということがわかりますね。またiPadのiOSはUSB オーディオクラス2のドライバを採用していることもわかります。
GEEK USB DACはなかなか期待が膨らんできます。リリースは2014 CESのときの予定です。
Music TO GO!
2013年09月07日
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