Geekは先日書いたLight Harmonic社のクラウドファンディング開発によるUSB DACプロジェクトで、クラウドファンディングはKickstarterを利用しています。
GeekはDragonflyのようなコンパクトなUSB DACです。仕様はDSD5.6M対応、PCM384K対応と優れたデバイスでヘッドフォンアンプ内蔵です。
詳しくは下記前記事を参照ください。
http://vaiopocket.seesaa.net/article/372014855.html
そのGeekのパワーアップ版が今日登場しました。Kickstarterのメールを使用したGeekコミュニティで私はスマートフォン対応の怪しい雰囲気を察したんで、しつこくハイカレントにしてねって突っついたせいもあるのか(Your wish is my commandって言ってる)、パワー60%増しのSuper Geekと120%増しのSuper Duper Geekの二種類が加わり、前者は720mW、後者は出力1000mW!になります(オリジナルは450mWで出力インピーダンスは10オーム)。これだけあるとどんなヘッドフォンでも大丈夫でしょう。
前者は30$プラス、後者は60$プラスで投資アップグレード可能です。私はさっそくSuper Duper Geekに投資スイッチしました。Super/Super Duperの表示Pledge額と各自の実際Pledge額の差分がありますが、投資差分は向こうでツールを使って修正するとのことです。
Geekは予定額の6倍以上の$18万ドルも集めてますから予算達成はしてますので、余裕があると開発者はこんな変更もできます。クラウドファンディングの強みですね。
別なクラウドファンディングのIndiegogoでやってるフィルムカメラのデジタル化アダプターであるDigiPodもこれだけ集まると良かったんですが。。
DigiPodについては下記写真ブログ記事を参照ください。
http://blog17gray.seesaa.net/article/372614837.html
なおKickstarterではIndiegogoと同様に目標額に達しないと投資は引き落とされませんので安心です(ただし目標達成しても開発がこける場合があります。 <- Geekの懸念はいまこっち)。
ちなみにクラウドファンディングのクラウドはcrowd(群衆)ですので、ITでよく使う雲の意味のクラウドではありません。念のため。
Music TO GO!
2013年08月27日
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